- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122039179
感想・レビュー・書評
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面白かった!
くるくる展開する恋物語。実は血が繋がってて…とか、漫画か(これは漫画だけど)。
しかしお長と米八よ…本当に丹次郎でいいんかい。まぁあの優男が好きなのだからしょうがないのか。
藤さんは色男だけど信念があって格好いい。
此糸花魁の話も読みたかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近借りはじめた古典マンガシリーズ。古典のあらすじを知るのにとっても便利です。
去年映画『駆け込み女と駆け出し男』を見たり、永青文庫でやっていた『春画展』を見に行ったりしたので、江戸時代の空気感っていいな〜なんて思っていました。(あと、年始にやっていたNHKドラマ『吉原裏同心』のスペシャルも観た!)
なので、為永春水の『春色梅児誉美』を借りてみました。日本史か文学史でしか習ってないので、あらすじも知らず。春色というからには、恋愛もの(人情本)なのだろう・・・というくらい。
あらすじは悪だくみによって借金を背負い、遊女屋「唐琴屋」を追われた美青年・丹次郎が、芸者の米吉と許嫁のお長という二人の女性に慕われるという三角関係の物語。二人の女性とも丹次郎のために働くんです。(お長は少年風に髪を切り、浄瑠璃を演る女義大夫になる。)原典ではさらに仇吉という芸者も丹次郎に惚れるらしく、モテモテのひも男・丹次郎は色男の代名詞だったそうです。
と、あらすじだけだと単なるドロドロの三角関係の恋愛物語みたいなんだけども、なんだかドロドロしていないんです。江戸時代の空気感が伝わるから、不思議なことに粋に感じられちゃうんですよねぇ。
結局三人ともハッピーエンドという自由さ!すてきですね。絵もきれいで読みやすかったです。
あとがきによると、酒井美羽さんの旦那さんが、落研出身で時代考証などを手伝ってくれたそうなので、初歩的な疑問がわきやすい部分もきちんと書いてくれています。
江戸時代の町の空気をもっと知りたいな〜と思いました。 -
日本古典。
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これなんて(ry
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よりストーリーを理解するために・・・だったんだけど、元の本とはやはり変えてある部分もあったり。逆に「マンガ」として楽しんで終わったような気もする。
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江戸時代の人情本が元ネタ
三角関係でも丸く?収まるすんごい本だけれど、芸者の米八姉さんがかっこよかった。 -
最後に現代版の漫画が載っててすっごく分かりやすいです。
ありそうですよね、こういう関係。私はゼッタイ嫌だー。