犬の行動学 (中公文庫)

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制作 : Eberhard Trumler  渡辺 格 
  • 中央公論新社 (2001年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122039322

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犬の行動学 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 犬を人間の良きパートナーとしながらも、擬人化するところなく、生物学的に犬を捉えています。犬の、生物学的なスケッチみたいな考察でした。人間を中心として、そのなかに犬を取り入れるような見方ではなくて、あくまで犬を中心にしてその周縁に人間がいてコミュニケーションを取っているというような視座で客観的に犬という存在を語っています。著者自身、犬舎に多数の犬を飼っていて、その観察から得た知見が軸になっています。また遺伝学から考えて、どう繁殖していくのがいいのか、また、どう繁殖させずに淘汰させていくのがいいのかについても語られています。ときには子犬の安楽死を行うことにも迷いを見せません。このようなところから、命を重く考える多数の人びとにとっては、犬を繁殖させて飼うという行為、そのシステムにたいして罪を感じるところかもしれない。いわゆる血統書つきの犬などの家犬については純血犬として本書では扱われていて、序盤から、野生の犬のディンゴやら狼やらの記述をもってして、犬を説明しています。それには、犬本来の性質を見ることの大切さを著者が痛切に感じていることからくることであり、人間の側に引き寄せて考える犬の一面を取り上げるより、犬の側に寄り添って考えてやることの方が、犬を大切に考えていることだからなのでしょう。

  • 家犬についての内容ではないのね。

    動物愛護批判の本。

  • 機会があったら図書館で借りて読めばいいかなぁ....。
    とにかく、本当に人に読ませる事を目的としていない学術論文なので、
    そういった固い書き方に慣れてくると、野性化した犬の行動から飼い
    ならされた犬の行動一端の理由を垣間見る事が出来る。
    当然のことだが、本書はディンゴの行動学なので、それをそのまま
    すべて犬に当てはめる事は難しいが、参考にするにはうってつけの
    研究だと思うが、この一冊を読んで犬のすべてだという代物ではない。

  •  上記ローレンツ博士に師事し、ディンゴや純血種の繁殖研究を行ったトルムラー氏の本です。
     イヌの性格(行動)形成には、「遺伝」と「環境」二つの要因が重要なこと、狩猟者として、攻撃者として、友として、の様々な行動についてなど、自らの観察その他具体的な例を挙げながら説明されています。純血種の繁殖についても興味深く語られています。

  • 愛犬との生活で過ちをおかさないために―長年にわたる緻密な観察と真摯な情熱で、人類の最高のパートナーの知られざる本質を探り、自然の理にかなった、真に健やかな共存の形を提案する。犬を真面目に考え、正しく理解したい人必読の名著

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