新釈落語噺〈その2〉 (中公文庫)

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著者 : 立川談志
  • 中央公論新社 (2002年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122040236

新釈落語噺〈その2〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 立川流の真髄を探るにふさわしいネタ本。
    談志の古典への解釈の深さを感じられる。

    この本で立川談志落語論として
    得たビッグマップは以下のものだ。

    大きな意味で日本文化における寄席芸の本命は
    「喋り」、「語り」であり、
    それが「講談」と「落語」に分化した。
    方や歴史を語り、方や庶民の生活を語った。
    歴史を語る講談は「人間として正しい道」を語った。
    落語はこれを嫌った。正当な生き方というものに
    疑問を持ったのだ。
    だから「落語とは 人間の業の肯定」なのである。
    人間の常識の範囲、「文明」や「文化」は
    講談の世界であり、
    常識の外の世界を扱うのが落語なのだ。
    常識外の世界には3つの要素がある。
    まず「文明に対する揶揄」という要素。
    次に「義理も人情も常識も社会ルールも入る余地のない極限状態」という要素
    最後に「他人といっさい共通しない、まとまらないものを語る、イリュージョン」という要素
    これらを笑いに昇華させるのが立川流の落語なのだ。

  • 1作目に引き続き、こちらもおもしろかった。落語、聴きたくなる。

  • 立川談志が「落語とは何か?」を自ら問い詰めつつ、考え、演出し、演じた噺の数々を紹介する一冊。サラリと聞き逃してしまうような細かな演出の背景に、実は深い落語への想いがあることが判る。しかし、その想い感じさせない軽い芸が素晴しいのか、芸でその想いを伝えられないのでダメなのか...芸談の持つジレンマはやはりここにも存在する。

    なぜか 2巻から読んでしまったけど、1巻も読む。

  • 強烈なトーンダウン。なんだ。

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