放浪の戦士 <4> デルフィニア戦記 第1部 中公文庫 (中公文庫 か 68-4 デルフィニア戦記 第 1部)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122041912

作品紹介・あらすじ

流浪の国王ウォルとリィの率いる軍勢は王都コーラルの目前に迫った。だが、救出すべき父はすでに亡く、王座奪還の目算も潰えた。欲するは父の敵の首ひとつ-!同胞相討つ内乱を避け、わずかな手勢で城に乗り込むウォルの運命、そしてデルフィニア争乱の行方は?第1部放浪の戦士篇完結。

感想・レビュー・書評

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  • 4巻一気に読んだけど、あっという間だったけど、最初の出会いが懐かしく感じる。
    守り人シリーズや十二国よりもシンプルなのはありがたい。
    まだ続きがありそうなので、これからが楽しみ!

  • 第一段 大団円。
    すべてが上手くいく、理想的な終わり方。

  • フェルナンのことはあったけど、一応めでたしめでたしかな。
    それにしてもカリンの告白には驚いた。その真実を語る場があってよかった。ウォル達が聞けてほっとした。ドゥルーワがウォルに会いに来ていたというのもいいな。
    まさかのリィを養女に迎えるという終わり方で第Ⅱ部へ。まだこの国の続きを読めるというのは嬉しい。

  • 放浪の戦士4

    190402読了。
    今年25冊目今月3冊目。
    #読了
    #茅田砂胡
    #放浪の戦士4
    #デル戦
    第1部完結。この筋書きはすごい。
    関係者にとっての事実と、それを見たものの解釈、そのねじれそのものを戦略に使うなんて。
    葛藤や苦悩の只中にある国王軍に差す、リィの率直なもの言いが眩しい。

    第1部の4冊は、まさに一気読み。
    仕事と生活に支障出るわ。

  • 201711

  • ウォルは国王なのかはっきりし、最後は納得の第1部完結巻。バルロが平謝りするところが可愛くて仕方ないです。一旦は内戦は平定しますが、一区切りでこれからが大変なところですね。

  • 放浪の戦士〈1〉にて。

  • 一部の最終巻。後半は、もう面白さがこれでもかってくらい詰め込まれてたたみかけられたかんじ出した。
    一気に読み終わりました。

  •  第一部完結、大団円の巻です。
     リィの「おみやげ」は何度読んでも笑ってしまいます。でも、騎士道的にこれって良いの? デルフィニア戦記を読んでいると、(今後の巻でも)どこまでが「卑怯な戦い方」でどこまでが「奇抜な素晴らしい戦術」と見なされるのか、さっぱりわかりません。
     女官長カリンの劇的告白も、なんとなく私には読めちゃったけど、それでも緊迫のシーンは面白かったです。
     そして出世の道具云々と言った、カリンのユベールへの思いには泣かされます。また二十四年の歳月を経て、事件の真相に辿り着き、無事復讐を果たしてなお苦しむカリンに、「俺ではユベールの代わりにならないかもしれんが、あなたの役目はこれからだ」と言うウォルも、泣かせます。
     仇敵ペールゼンも、ただの悪役かと思いきや、意外な死に様が心を打ちます。
     ブルクス、イヴン、ジルなども存在感強く光っていて、非常に好きな一冊です。次巻から、王女グリンディエタ・ラーデンの活躍、期待膨らませつつ再読します。

  • <1>~<4>の感想をまとめて。

    グリンダが無敵過ぎてドラマとして成立してない(笑)
    ただ、楽しくて先が気になるという面もあった。最後まで読んでみたい。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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