- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122042025
感想・レビュー・書評
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今読むと、あんまり面白みだとかはそこまで感じないのだけど、
多分書かれた当時のことを考えると、結構革新的でおもしろいエッセイだったんじゃないかなぁって思う。
私が生まれて間もないくらいに連載していたものかと思われますが、
30年近くで結構価値観やら何やらが変わるものなんだなぁとか、思う。
池田満寿夫の人となりを垣間見ることができたり、当時どんな仕事してたかとかを知ることができてよかったかな。
ただ一つだけ文句があるとすれば、
言い訳に紙面を割かないでほしいですね…。
ネタ切れだったんかなぁとか思っちゃうけど。
たぶん今の本だと、こんなんじゃオッケー貰えないんじゃない…?これでお金もらおうとしちゃやばくない?みたいなのがちょいちょいあったのが、まぁご愛嬌かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に満寿夫さんの風貌を思い出しながら。
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元は新聞の連載。料理本というよりエッセイ集(実際の料理は2〜3行で済む)。たまにちょっと苦しいのもあるけれど、概ねシンプルさと活き活きとした文章が光っている。池田満寿夫の日常も垣間見えるのが楽しい。一番印象深いのはやっぱり初回のコロンブスの卵丼。名前も良い。元の新聞記事に載っていた写真(あとどうやら試食した編集者のコメント?)はないのが残念なので星をひとつ減らす。
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ゲイジュツ家の手料理
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池田満寿夫の料理エッセイ。目玉焼丼,アボカド・ライス,キュウリ炒め,驚くほどの簡単な料理から,結構繊細な料理まで。その共通点は,簡単にできるということ。