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- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122042483
感想・レビュー・書評
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昭和40年代の連載。テレビの創成期から、山本夏彦はテレビに批判的だった。家電全般というか、消費、購買欲を煽ることについてとても批判的。大卒の学力というかレベルの低さだの、家としての「文化」や「伝統」の喪失だの、昨今のおっさんたちが嘆いていることと、たいしてかわらない。
女性に対するあからさまな差別感と、大衆に対する懐疑と軽蔑。このあたりは、このごろではあまりあからさまにいわれなくなってきているけど。表にでてこないだけで、本音のところはあまりかわってないかもしれない、「おんなこども」に関する見方は。
「対話」の欠如について、は先見的。後の学者たちが濫用するdiscourseとは似て非なるものだけど。
いろいろとおもしろかったけれども、読んでいてくたびれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示