ゼロ発信 (中公文庫 あ 11-5)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122042735

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  • なくなられた赤瀬川原平さんの新聞連載小説.この連載があった頃は,老人力で時の人となり,たくさん本が出ていた時期だと思う.その時期に毎日新聞の連載をしていたのだから,また凄い.
    そして,これは小説といいながらも,エッセイのようであり,随筆のようであり,日記のようであり,もう何でもありの状態.日常のことがたくさん出てきて,また連載の原稿を新聞社に手渡してから新聞に載るまでのタイムラグによる混乱があったりと,赤瀬川ワールドが結構心地よいものになっている.

著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻(★正字)克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。著書に『自分の謎(★正字)』『四角形の歴史』『新解さんの謎(★謎)』『超芸術トマソン』『ゼロ発信』『老人力』『赤瀬川原平の日本美術観察隊』『名画読本〈日本画編〉どう味わうか』。また、山下裕二氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術観光団』『京都、オトナの修学旅行』などがある。2014年逝去。

「2022年 『ふしぎなお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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