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- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122043008
感想・レビュー・書評
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「幕末の幕臣達の中に“潰えてしまった偉大な可能性”」のようなものが「在ったかもしれない」というような具合に帰結する“大河ロマン”である『武揚伝』…初めて単行本が出たのは2001年らしいが、或いは「21世紀の名作」として読み継がれる作品かもしれない。
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これは傑作! 明治維新を徹底的に幕府側からの視点で描いているところが新鮮。旧体制も新体制も受け入れられない男たちが蝦夷共和国というユートピアを目指すというストーリーを明治維新の裏側に見出した作者の慧眼に拍手。アンチ司馬史観、万歳!!