動乱の序章 5 (中公文庫 か 68-12 デルフィニア戦記 第 3部)
- 中央公論新社 (2004年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122043930
感想・レビュー・書評
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前半は身内の裏切りから派生した戦争、ウォルの捕虜騒動、後半はメインキャラの恋愛騒動、極め付きがリィの間男疑惑。寒暖差が激しい章だなあという印象。章を通して一貫していたのは、リィとウォルの絆。恋情は少しもないのだけれど、家族以上に家族だし、恋人以上に隙間のない関係である。
根は男性といえども、あれ程深い仲でありつつ恋愛関係にならないのが腑に落ちなかったのだが、リィとレティのやり取りで、リィはまさしくこの地球上にたった一人の種族だったんだなあと。犬が猫に恋しないのと一緒で、だから、誰も恋愛対象にはなり得ないのだなぁと思った。 -
リィは今までも自由だったけど、ライバル(?)同じタイプ(?)に出会えて解き放たれた感じになってたね。あちこちの結婚問題は進展したけど…一難去ってまた一難?
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新たな刺客は凄腕でした。
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色々あったけど無事にポーラが迎えられてよかった。ほっとしたー。ウォルとポーラの仲も慎ましい感じが良い。
それにしてもその前の離婚云々のごたごたがすごかった。激しかった。何をあんなに揉めてるんだと思ったけど、王ともなるとあんなものなのかな。
そして何よりポーラのお茶会のリィ。また見たい!ウォル達にも見てほしい!
リィがレティシアとやり合った後、ウォルがリィに対して素直になるところがかわいい。なかなか良い関係になってきたよなあ。普通ではないけど良い夫婦。 -
動乱の序章5
190421読了。
今年35冊目今月14冊目。
#読了
#茅田砂胡
#デル戦
#動乱の序章5
第3部完。
転機。
ウォルの"新婚生活"が始まり、リィが初めて命を奪われる危機に遭遇する。
あの人は誰なのか、刺客との戦い、カップリングの結末、三大国家以外も巻き込んだ開戦の兆し、
第4部、しかと見届けます。
俺、何故もっと早く読まなかったんだ。 -
201712
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動乱の序章〈1〉にて。
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1~5巻の感想をまとめて。
シリーズも第三部になりこれまでで一番面白かった。
それぞれの登場人物の個性が際立って来たように思う。今回新しく登場した国や人物にも興味がそそられる。
残すはラストの第四部のみ。感動のラストを期待しています。
タイトルだけでお腹一杯というか超大作っぽいね。
9nanoka さんは、本当に本が好きな人だな...
タイトルだけでお腹一杯というか超大作っぽいね。
9nanoka さんは、本当に本が好きな人だなー。って思いました。
例えで犬が猫に恋しないって…。
恋してるかもよ。
僕が犬なら恋する可能性あります。(^^)