- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122044326
感想・レビュー・書評
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全8巻再読
『流血女神伝』よりもっとジェットコースターに
天衣無縫な主人公が暴れ回るお話
外伝1とか「こんなあざとかしこい娘がいるか」と
わかっていてもつっこまざるを得ない
『RDG』に比べると話が雑で
押さえた表現でキャラクタを立てるのもやりすぎ感あるが
それでも上へ下への大活躍は楽しく読める詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
荒野に住む少女フィリエルと天文台で禁忌の研究を行う父の弟子ルーン。出生の秘密を知ったフィリエルの冒険が遂に始まる。
漫画で全部読んだのでストーリーはわかっているのだが、当然ながら原作の方が描写が細く、いろいろと分かって面白い(が、漫画版の出来がすごく良いことも分かった。)。とりあえず、シリーズ全巻一気読みの予定。 -
十五歳の少女、舞踏会、王女の末裔、秘密を持った家族ときたら、これまた乙女の好きそうなシチュエーション満載で始まった物語には、ちょっと陰のあるヒーローに、典型的な正統派のヒーローと主人公に深くかかわってくる美人な女友だち。
実に荻原さんらしい始まりでした。
ファンタジーでありながら、現世に関係のある物語がところどころ挟まれる矛盾した世界は、次作以降で明かされる謎な部分なのでしょうか。
…アデイル、腐女子…? -
「―――どんなことがあっても出てきてはだめだ。七匹の子ヤギの下の子みたいに、たとえ兄弟が狼に食べられたって、動いてはだめだ」
ダークな話を好む傾向があり、導入から主人公がドン底に落とされると、「よし!」っと、喜んでしまうのです。その後の展開が面白そうだから。作者の枷が緩そうだから。 -
好みと合わず。
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面白かった。引き込まれるように最後まで読んでしまった。
登場人物の掛け合いが楽しい。
フィリエルの素直さとルーンの不器用さがかわいかった。 -
お城の舞踏会で出生の秘密、博士の失踪とルーン奪回。おもしろかった!続きが見たい。
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ファンタジー要素の強いシンデレラのような、冒険譚のような。とにかくぐいぐい読ませます。先が気になって仕方ない!っていうかアデイルのBL作家話は必要だったのか。いや、そこが妙に年齢的にリアルだったからちょっと笑っちゃいました。