- Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122044456
感想・レビュー・書評
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鳴沢了シリーズの一作目を読む。余りにも偶然が重なる展開にちょっとどうなのかと思ったが、ラストの緊迫したシーンの迫力は良かった。今後のシリーズでの主人公の成長振りを見てみたいと思わせられた。
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鳴沢了シリーズ第1弾。
直木賞作家佐々木譲作品を読み(「警官の血」)、警察小説つながりで手に取る。好きな"シリーズもの"のこともあり今後シリーズすべての読破が楽しみ。佐々木譲作品と併行して読んでいくつもり。
新潟県警を舞台とした三代警官一家の三代目の話。
50年前の殺人、新興宗教、親父との確執、幼馴染の恋人、祖父の秘密・・・
「警官の血」と状況設定が酷似・・・
堂場作品は5年ぶりくらい?。前回はラグビー?に関連した小説。ハードボイルドタッチで泥臭さを感じその他の作品には進めなかったが・・・、沢木耕太郎「深夜特急」シリーズのタッチと似ている? -
’21年2月12日、読了。
何故か突然、「ハードボイルドが読みたい!」となって、手にした作品。普段はあまり読まないジャンルだし、初めて読む作家さんなのですが。
過去に読んだハードボイルドは、マーロウ物数冊、アンドリュー・ヴァクス数冊、大沢在昌数冊、あとは覚えてない…って感じです。ある程度まとめて読んだのは、この3人くらいかな。あと、今野敏、か…。
そこそこに面白かった、けど…主人公のセリフとか、全体的に、あまりハードボイルドっぽくないかな?なんて感じました。チャンドラーやヴァクスは、セリフからして、カッコいい!という点が、大好きだったので。
でも、なかなか面白く読みました。シリーズ物らしいので、次の作品も行ってみよう!と思います。 -
シリーズものとは知らす、先に破弾を読んでからの雪虫となる。刑事一家で育った人が全てこの様な性格なら中々大変かと。。そして、若い内の結婚でないと結婚無理な職業なのかと。。内容は正義を貫くのは難しく折り合いが正しいか、貫く事が正しいか、答えは決まって
いるのに難しいと考えさせる内容でした。 -
祖父、父ともに刑事で、『刑事に生まれた』と自認する鳴沢了。
ある殺人事件の捜査をするうちに、資料が抹消された過去の事件に解決の鍵があると感じ、事件の真実を追い始める了。
しかし、過去に同じ事件を調べながら、何も問題はなかったと言い切る父。さらに、その事件の関係者として、尊敬する祖父の名が浮かび上がる。
昼休みに読書中の人が、やたらとこの著書の本を読んでるのを見かけて、よほど面白いのかと初めて手に取ってみた。
初恋の人との再会とか、親子の葛藤とか、色々加えてあるけれど…
了に感情移入出来ず、物語の世界に入りきれなかった。
ハードボイルド、嫌いじゃないんだけどなぁ。 -
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【やっと着手できた鳴沢了シリーズ】
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ですか、おめでとうございます。読んで間違いは無いシリーズだと思います。
自分は、現在9...【やっと着手できた鳴沢了シリーズ】
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ですか、おめでとうございます。読んで間違いは無いシリーズだと思います。
自分は、現在9作目までを読了。最終作「久遠」も、2ヶ月程前に購入はしているも、完結してしまうのが惜しくてまだ読み始めていません・・・・。2012/05/29
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(2023年10月21日から24日にかけて読破)
祖父・父を継ぎ、新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺害された老女が、かつて宗教教祖で、50年前の殺人事件と関係があることを突き止めた。2つの事件の確信した了だが、捜査本部長の了の父・鳴沢正義は、了を捜査メンバーから外そうと目論んでいる。なぜ、正義は了の捜査結果を受け入れようとしないのか。刑事として生まれた男・鳴沢了のスタートは、故郷・新潟での事件。 -
事件よりも、鳴沢了の生き方が気になりラストまで一気に読めた、、、続きを探そう。