- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122044609
作品紹介・あらすじ
幼なじみのルーンの安全を守るため、フィリエルは、伯爵と女王候補アデイルに力を貸すことを約束。貴族の娘としてふるまうのに必要な教育を受けるべく、修道院附属学校に入学する。しかし平和に見えた学園は、乙女たちの陰謀が渦巻く場所。フィリエルは初日から生徒会の手荒い歓迎を受けることに…。胸躍る長篇ファンタジー第二巻。
感想・レビュー・書評
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フィリエル、女学校へ。
女学校は、表向きは生徒間は平等なのですが、やっぱりスクールカーストとはちょっと違う身分差別みたいなものがあり。
入ってきて、自分の監視役についた女の子が亡くなってしまったりと、予想通りの波乱が。
個人的には、マリエが目立たないけどいい仕事をしているなぁと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋心の自覚。
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「小公女」のような話になってきたように思えた。
寄宿学校のせいだろうか?
まぁ、フィリエルはセーラなんかより、鼻っ柱が強いし、悲壮感がまったくない。むしろドタバタ喜劇。
少女マンガ的だっていうの、よく分かる。
私には腐女子的発想がないことを再確認。若干引いた箇所もアリ。
レアンドラ、カッコいいね。
敵にまわしたらこれほど怖い人もいないかも、だけど……待てよ。
アデイルもその妹だった。あの登場シーン、大差ないや。
いやぁしかし、女子校ってこーわーいー。 -
えへへ
面白いので我慢できずに2冊目読んでしまいました^^
おっもしろいなー
女学校に潜入しました
キスもしてしまいました^^
へへへ
なんか気持ち悪いなあわたし
ふたりがかわいくて仕方ないです
ときめきまくりです
おもしろいおもしろい
絵が描きたいです
佐竹さんの絵ももちろんすてきなんですが、誰か描いてくれないかな~
ピクシブに絵あったりするかなあ
今度探しにいってみよう -
2023年12月3日購入。
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2巻は学校編
読み物として面白いです
特にルーンが…
まあ、楽しめますよ -
続いて第二巻。
今度はヒロインが上流階級の女学校に入れられる。
女王候補アデイルに付き従って、王宮に入るためだ。
「生徒会」に目をつけられ、一時は学園中から孤立してしまうフィリエル。
そこに遅れて転入してくるのは、故郷で仲良しだったマリエと、もうひとり、意外な人物が。
その展開に、あっけにとられる。
そして、アデイルが書いてフィリエルに託したBL小説。
これが窮地に陥っていたフィリエルを救う。
水戸黄門の印籠か?と言いたくなるような効きっぷり。
これまた、唖然としてしまう。
自分がこの物語に夢中になれた、というのとはちょっと違う。
物語は緻密に作られている。
何か、世界観を面白がれると言うか、何というか。 -
奔放な振る舞いで教育係をキレさせたフィリエルは全寮制の女子修道院附属学校に送られる。地位や意地の絡むなか、生徒会に目をつけられたフィリエルのために送り込まれてきたのは麗しのルーネットであった。
ルーネットが可愛すぎる。そして、何故か姫すぎる。フィリエルが自分らしさや自分の魅力に気づき、ちょっぴり大人になったかもしれない。相変わらずまっすぐで一生懸命なフィリエルも可愛い。アデイルがまさかの…であるものの、ラストの演出は、まさに神がかっている。ルーンとユーシスの会話(といっても一往復で終了)や、その後のなんとも言えない空気を思うと笑えるというか、なんというか。