日本の歴史 (8) 蒙古襲来 (中公文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (579ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122044661

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  • 中央公論の歴史本第8巻。鎌倉時代、源氏の血統が途絶え北条の得宗が実権を握る。そして北条時宗の時に元寇が起きる。元は二度襲来する。文永の役と弘安の役だ。2度とも台風の時期であったため蒙古の船は沈む。もちろん御家人の活躍もあった。しかし日本の勝利は神風が吹いた事によるものだという誤った思想が太平洋戦争の頃まで受け継がれる。有名な「蒙古襲来絵詞」という絵巻物がある。この本にでてくる竹崎季長という人物はこの絵巻物によってながく歴史に残ることになったのである。詳細→
    http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou31701.html

著者プロフィール

1926年富山県に生まれる。1948年京都大学文学部史学科卒業。1960年神戸大学教育学部助教授を経たのち、大阪大学教授、大谷大学教授を歴任。1993年歿。著書に『蒙古襲来』(中央公論社、1965年)、『荘園制社会』(社会評論社、1967年)、『日本中世の国家と宗教』(岩波書店、1975年)、『寺社勢力―もうひとつの中世社会』(岩波新書、1980年)、『日本中世の社会と宗教』(岩波書店、1990年)、『黒田俊雄著作集』全8巻(法藏館、1994~95年)など多数。

「1995年 『黒田俊雄著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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