デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉 1 (中公文庫 か 68-13 デルフィニア戦記 第 4部)
- 中央公論新社 (2005年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122044753
感想・レビュー・書評
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結婚、結婚♬
かな -
いやーもう、みんな上手いこといきそうでよかった。ジルが!ジルだけが意外すぎて驚いたけど。まさかあの子にいっちゃうなんて。
でも私がこの巻で一番胸が熱くなったのはロザモンドとジルのところ。二人ともお互いの気持ちを受け入れるところがさすがだった。
なんだかまだ戦いが始まりそうな感じがしないけど、でもこう幸せなことばかりは続かないんだろうな。皆に幸あれ! -
伝説の終焉1
190427読了。
37冊目。今月16冊目。
#読了
#茅田砂胡
#デル戦
#伝説の終焉1
第4部=最終部開始。
各国を集めた和平式典。メインが社交、サブに暗殺集団、と言うちょっとした息抜きの巻。
天性の素朴さでプライドと嫌味を打ち負かすポーラが痛快。珍しいリィの正装も言動もまた痛快。
また戦が始まるんだろうなぁ。
死んでほしくないな。
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放浪の戦士と異世界の少女の出会い-。すべてはここから始まった。タンガ・パラスト両国の飽くことなき権力への執念、ファロットの暗殺魔手、ビルグナ砦陥落、騎士団千人の命と交換に虜囚となったリィ、ゾラタスの卑劣な陰謀、最後の大戦まで。
デルィフィニア戦記。4部作で全18冊。途中で寄り道?もしながら、約1年間共に戦ってきました。ウォル王、リィ王妃はもちろんのこと、シェラ、ルウなど登場人物全員が素敵でした。個人的なお気に入りは、レティシア。
少し休息をして、次の旅に出かけます! -
201712
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いや、やっぱり女の人が一番強いなあ。
第三部を読んでから年単位の時間が経っているのだけど、読み始めるとすっと物語の中に入り込むことが出来た。
もちろん、ちょっと忘れていることもあったけど、それを感じさせない面白さ。
やっぱりいい!
好きだな。
物語的には前巻最後のファロットの暗殺者との対決は少し一休みで、絢爛たる宮廷絵巻と主要人物でまだ残り人たちの恋模様。
公式の場にリィを引っ張り出す苦労には笑った。
しかも、その式典でのリィの登場シーンの凄さ。
まさに主人公は遅れて現れるタイトルロールの面目躍如だよなあ。
そして、二組の恋模様は、やっぱりルビコン川を先に渡るのは女性の方なんだよなあ。
男はへたれだ(笑)
シャーミアンの『あばたでなければいやなのです』は、男なら応えずにはいられないよなあ。
それぞれがそれぞれに幸せになりそうで良かった。
さて、最終章と言うことで、もちろん最後にはリィは異邦に帰って行ってしまうんだろう。
その前に、三国の間でどんな戦いが起こるのか?
そして暗殺者とリィの決着はどうなるのか?
期待しつつ次を読もう。 -
主に社交、時々暗殺者たち。
恋愛話はこれで一段落でしょうか。
新しい国と交流を持ち、後の戦を予感させ、次巻が気になる。 -
再読。見せかけの和平祝賀パーティーが開催され、各国の代表が揃う。リィの王妃としての姿に一同茫然自失。この長いシリーズの中、国王と王妃として揃って正装での公務は初めてでは?やはりウォルの隣はリィがいいっ!また、あちこちで素直でない男女の恋愛話がうじうじと繰り広げられる中、シャーミアンの押しかけ女房宣言には拍手!スカッとした。ウォルもリィもそうだが、男も女も素直で正直な方が魅力的。