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みんなの感想・レビュー・書評
室町時代研究の古典。書かれた時代を思えば、「戦前以来の足利尊氏批判を乗り越えた」ことは研究史的にも意義が大きいのかな。
内容としては文献資料の検討とそこから浮かび上がる人物の分析が中心。文献以外の根拠がない以上、「尊氏は躁鬱」とか「貞氏に発狂歴があり、足利氏はそういう血を引いている」的な発言も仕方ないか。若干乱暴な想像が入っていることは否めない。
としても、この世代の人は文献への集中度がすごい気がする。同時に博覧強記の様恐るべしである。
今歴史学の学会ではこうしたスタイルの研究者は減っていたり、そもそも文献だけで研究はできないのではないかと思うのですが、アマチュアの僕みたいな人間にはひたすらに尊敬と羨望のまなざしあるのみ。
2009-04-11
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