西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)

  • 868人登録
  • 3.77評価
    • (106)
    • (109)
    • (186)
    • (8)
    • (0)
  • 84レビュー
著者 : 荻原規子
  • 中央公論新社 (2005年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122044845

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 王都へと乗り込んだロウランド家。
    物語が禁忌だったのは、それがそのまま特権階級の教養とされていたからだった。
    女学校も怖かったけど、王宮は智謀策略渦巻くさらに怖い場所。
    ということはやはり女学校も、そういうことまで学ぶための王宮の縮小図である、と言えなくもない。

    ユーシスがマントの中で、フィリエルにプロポーズする場面が好き。
    あんなセリフ言われてみたいわ……と思ってしまう私は永遠のオトメである。
    図らずもその出来事で、フィリエルの、ルーンに対する恋心を自覚することになるのだけれど。
    ユーシスが真っ直ぐで良い意味での育ちの良さを感じさせるすごく好きなキャラなだけに、踊らされてるようで、ちょっと不憫ではあるけれど、フィリエルよりアデイルとお似合いだと思う。
    フィリエルのほうは心配せずとも、ルーンと結ばれるはずだ。
    自分で全部考え決めたら実行する子だから。

  • 薔薇の名前はないんじゃないの!?と驚きます〜オマージュというか、わざとこれが出来る構成なんですよね。世界設定が未来になっているファンタジーですから古今東西の好きな作品をモチーフに使える。都の宮廷での話なので、世界的名作「薔薇の名前」とは関係ありません。薔薇は出てきます〜けっこう意味深い。いかにも少女向きのようでいて、どこかダークであざといスリリングな展開。

  • 今回はみんなで王宮へ行く事になり、淑女らしい日々を過ごすフィリエルと、チェスを勉強という名目で王立研究所に入るルーン。女学校よりはどろどろした展開はなかったものの、とうとうルーンが復讐へ向かいそのまま行方不明に。すっかり淑女然としたフィリエルだったけれど、ルーンがいなくなったことで本来の目的を思い出す。はたから見ると両想いなのだけど、まだ二人とも若いですね。アデイルのユーシスの気持ちも少しは報われてほしいし、色々気になります。

  • 王宮で過ごす日々でしたが、いよいよ女王選抜が始まり、アデイルもライバルであるレアンドラもそれぞれ動いている様子。その中で主人公でもあるフィリエルはやりたい放題。禁止されても男装してルーンに会いに行ったり。
    夜会での誤解からユーシスとの恋仲を疑われ、成行き上ユーシスからの求婚とこれまた少女漫画ばりの展開でしたが、どうにもフィリエルの身勝手さが気になって、感情移入は出来ず。フィリエルの自由奔放なところがいいのだろうけれど、全ての人に迷惑かけっぱなしなところが無理なのかも。次巻以降でこれはという魅力を期待しています。
    ルーンは、自ら国を統べる者になろうとした現女王の息子である公爵が、ルーンを襲った一派だと知り、女王への障壁として取り除きたいレアンドラと共謀したのか、公爵暗殺者疑惑のまま失踪。
    最終的には竜退治に向かうユーシスについて南へ行くことになりましたが、結局アデイルすらもそのままにしていくらしい。どうなる、女王選抜。

  • 『言いにきたんだ。約束が守れない』
    このまま王宮で平和に暮らす展開じゃなくてとてもとても嬉しい。ゾクゾクする別れのシーン。頭の中で「星の在り処」が流れました。ルーネットちゃんマジヒロイン。

  • 「きみのそばにいたかったよ」
    「わたくしは、ルーンがいないとだめなの。もしも世界のおあらゆるものが、わたくしとルーンを引き離す方向に動くとしても、まちがっているのは世界のほうなのよ。そう信じることができるのが、大恋愛じゃなくて?」
    かなり悲恋の相を呈してきました。

    ルーンを追いたいのだとしても、フィリエルがユーシスについていくのは疑問。ちょっと自分勝手すぎないか。もう戻らないつもりなんて。アデイルのサポートはどうしたの?両親のことはわかったの?

  • ちょっと政治的な話が多くてダレた。最後のほうは事件がおきてハラハラした。竜退治の旅にでるまで。

  • 舞台は王宮へ。だんだん大きくなる話の展開に胸が躍ります。しかし、ルーンはなんて悲しい過去を背負った子なんだろう。彼の未来はきっと良いものだと信じて先を読みたいと思います。

  • ちょっと全体的に昔の少女漫画みたいなノリだな…
    ギャグとか、少女たちの趣味や行動が…
    はまる人にはすごくはまる(萌えそう)んだろうな、と思ったけど、私にはちょっと苦手みたい。

  • 角川さんの文庫化待てませんでした……ので借りてきました。
    やー、面白いですね!

    キスを待ってルーンがかわいいv
    でもって、フェリエルがようやくルーンへの気持ちを自覚しましたね!
    そして姿を消すルーン。
    あれ?やっぱりルーンがヒロインポジション?(笑)

    女王候補たちの争いも目に見えてきましたし。
    次巻は竜退治編ですね。楽しみです!

全84件中 1 - 10件を表示

荻原規子の作品

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)を本棚に登録しているひと

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)の作品紹介

幼なじみルーンと自分の身を守るため、フィリエルは女王候補アデイルと共に王宮へ上がる。光り輝く宮殿に渦巻くのは、派閥のかけひき、冷酷な謀りごと。持ち前の勇気と伯爵家の協力で、フィリエルは王宮の光あたる場所を得ようと奮闘するが、ルーンは彼女に背を向けて闇へと姿を消してしまう-胸躍る長篇ファンタジー、波乱の第3巻。

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)のKindle版

西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)の新書

ツイートする