西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)

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著者 : 荻原規子
  • 中央公論新社 (2005年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122044845

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西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 王都へと乗り込んだロウランド家。
    物語が禁忌だったのは、それがそのまま特権階級の教養とされていたからだった。
    女学校も怖かったけど、王宮は智謀策略渦巻くさらに怖い場所。
    ということはやはり女学校も、そういうことまで学ぶための王宮の縮小図である、と言えなくもない。

    ユーシスがマントの中で、フィリエルにプロポーズする場面が好き。
    あんなセリフ言われてみたいわ……と思ってしまう私は永遠のオトメである。
    図らずもその出来事で、フィリエルの、ルーンに対する恋心を自覚することになるのだけれど。
    ユーシスが真っ直ぐで良い意味での育ちの良さを感じさせるすごく好きなキャラなだけに、踊らされてるようで、ちょっと不憫ではあるけれど、フィリエルよりアデイルとお似合いだと思う。
    フィリエルのほうは心配せずとも、ルーンと結ばれるはずだ。
    自分で全部考え決めたら実行する子だから。

  • 薔薇の名前はないんじゃないの!?と驚きます〜オマージュというか、わざとこれが出来る構成なんですよね。世界設定が未来になっているファンタジーですから古今東西の好きな作品をモチーフに使える。都の宮廷での話なので、世界的名作「薔薇の名前」とは関係ありません。薔薇は出てきます〜けっこう意味深い。いかにも少女向きのようでいて、どこかダークであざといスリリングな展開。

  • 今回はみんなで王宮へ行く事になり、淑女らしい日々を過ごすフィリエルと、チェスを勉強という名目で王立研究所に入るルーン。女学校よりはどろどろした展開はなかったものの、とうとうルーンが復讐へ向かいそのまま行方不明に。すっかり淑女然としたフィリエルだったけれど、ルーンがいなくなったことで本来の目的を思い出す。はたから見ると両想いなのだけど、まだ二人とも若いですね。アデイルのユーシスの気持ちも少しは報われてほしいし、色々気になります。

  • 王宮で過ごす日々でしたが、いよいよ女王選抜が始まり、アデイルもライバルであるレアンドラもそれぞれ動いている様子。その中で主人公でもあるフィリエルはやりたい放題。禁止されても男装してルーンに会いに行ったり。
    夜会での誤解からユーシスとの恋仲を疑われ、成行き上ユーシスからの求婚とこれまた少女漫画ばりの展開でしたが、どうにもフィリエルの身勝手さが気になって、感情移入は出来ず。フィリエルの自由奔放なところがいいのだろうけれど、全ての人に迷惑かけっぱなしなところが無理なのかも。次巻以降でこれはという魅力を期待しています。
    ルーンは、自ら国を統べる者になろうとした現女王の息子である公爵が、ルーンを襲った一派だと知り、女王への障壁として取り除きたいレアンドラと共謀したのか、公爵暗殺者疑惑のまま失踪。
    最終的には竜退治に向かうユーシスについて南へ行くことになりましたが、結局アデイルすらもそのままにしていくらしい。どうなる、女王選抜。

  • 『言いにきたんだ。約束が守れない』
    このまま王宮で平和に暮らす展開じゃなくてとてもとても嬉しい。ゾクゾクする別れのシーン。頭の中で「星の在り処」が流れました。ルーネットちゃんマジヒロイン。

  • 「きみのそばにいたかったよ」
    「わたくしは、ルーンがいないとだめなの。もしも世界のおあらゆるものが、わたくしとルーンを引き離す方向に動くとしても、まちがっているのは世界のほうなのよ。そう信じることができるのが、大恋愛じゃなくて?」
    かなり悲恋の相を呈してきました。

    ルーンを追いたいのだとしても、フィリエルがユーシスについていくのは疑問。ちょっと自分勝手すぎないか。もう戻らないつもりなんて。アデイルのサポートはどうしたの?両親のことはわかったの?

  • ちょっと政治的な話が多くてダレた。最後のほうは事件がおきてハラハラした。竜退治の旅にでるまで。

  • 舞台は王宮へ。だんだん大きくなる話の展開に胸が躍ります。しかし、ルーンはなんて悲しい過去を背負った子なんだろう。彼の未来はきっと良いものだと信じて先を読みたいと思います。

  • ちょっと全体的に昔の少女漫画みたいなノリだな…
    ギャグとか、少女たちの趣味や行動が…
    はまる人にはすごくはまる(萌えそう)んだろうな、と思ったけど、私にはちょっと苦手みたい。

  • 角川さんの文庫化待てませんでした……ので借りてきました。
    やー、面白いですね!

    キスを待ってルーンがかわいいv
    でもって、フェリエルがようやくルーンへの気持ちを自覚しましたね!
    そして姿を消すルーン。
    あれ?やっぱりルーンがヒロインポジション?(笑)

    女王候補たちの争いも目に見えてきましたし。
    次巻は竜退治編ですね。楽しみです!

  • 良いね( ´ ▽ ` )ノ

  • 幼なじみルーンと自分の身を守るため、フィリエルは女王候補アデイルと共に王宮へ上がる。 光輝く宮殿に渦巻くのは、派閥のかけひき、冷酷な謀りごと。 持ち前の勇気と伯爵家の協力で、フィリエルは王宮の光あたる場所を得ようと奮闘するが、ルーンは彼女に背を向けて闇へと姿を消してしまう——胸躍る長篇ファンタジー、波乱の第三巻。

  • 図書館借用。取り敢えず三巻まで読んだ。一巻ごとに舞台は変わるけど、行く先々で騒動を起こす主人公。
    荻原作品定番の女装の出番が早かったり、手を出すのが早過ぎたり、やんごとなき立場の人が腐女子だったり、男色家現るだったりで、いろいろ詰め込まれてるなと。ティーンの時に読んだらルーンがどんな酷い目にあったか全く理解できなかったと思う。

  • 早く次の巻買わないと!

  • 1巻2巻は結構ワクワクしながら読めたんですけど3巻は割と俯瞰的に見てしまいました。
    ハラハラするような展開は少なく、どちらかといえば恋愛面でもどかしさを感じるくらいですね。
    ファンタジーなのにこうも追体験的に読めないのは何故なんだろうと不思議です。

    ただ読みやすさで言えばもちろんスラスラ読めますし、要所要所で興味をひくエピソードが出るので退屈はしません。
    主人公が芯の強い女性で良かったとこの巻で強く思いました。


    2013.01.08

  • 西の善き魔女 3

    学園から戻り、首都メイアンジュリーの王宮ハイラグリオンへ行く
    フィリエル、ルーン、アデイル、ユーシス。
    変わり者のコーネル博士との出会い、レアンドラと再会。

    ルーンへの想いを自覚するフィリエル。
    ルーンの敵、因縁のリイズ公爵から求婚される。
    フィリエルを守るために、自身との婚約を提案するユーシス。
    アデイルの、血の繋がらない兄・ユーシスへの想い。
    リイズ公爵が何者かに殺害され、同時に姿を消したルーン。

  • 前にもっかい読み直そ〜と思って2巻までしか読めなかったけど
    ちゃんとまた読みたい!!
    と思ったので全巻買いました(^∇^)
    しあわせ〜

    また1巻から読んでます
    ちょーおもしろい
    おもしろすぎる

  • 禁忌の意味は、物語を知っていることが特権だからだった!まるで教養による社交のよう。楽園の言葉で語る、なんてしゃれている。
    人形になりかけてユーシスと共にいきるかもしれなかったフィリエルは結局やりたいことをし始めた。
    やらなくちゃいけない!!としか思えないことってただつらいよね。はたからみたらちょっと我慢すればいのに…、ということも耐えられないことがある。
    同じくらい困難なら、やりたいことをしたほうがずっといい。
    しかしユーシスのほうがこのみだったのに残念:->

  • とりあえず、アデイル!分かりにくいなあ、自分でもよく分かってなかったんだろうなあ。


    フィリエルとルーンより、アデイルとユーシスの方が気になるな……。

  • 王宮編、スタート。

    いよいよ、物語が回り始めた感じ。さてはて、これからどうなるのでしょうか?

  • 2巻も好きだけど3巻はもっと面白い^^


    リイズ公に求婚され危険を察知したフィリエルを守るため婚約をするユーシス。

    ユーシスがマントの中でプロポーズするシーンがとても好きです^^

    前半しか出ないルーンですが、フィリエルの決死の相談に悪態をつくシーンはいつ読んでも胸が痛みます。レアンドラの言葉巧みな誘引に歯ぎしり。声が緒方恵美さんなら許せます。


    さぁ次は竜退治。ルーン→フィリエル←ユーシスさいこうです

  • 西の善き魔女第三巻、王宮編。

    ぶっちゃけてしまうと割と地味ですよね?
    いやまぁ、男の子的感想かも知れませんが。

    ルーンとフィリエルが王宮の一角でさよならをするくだり、
    何と言うかかんと言うか空の軌跡ですね(※逆)。

  • 繋ぎのお話。少女向けファンタジーにありがちな、貴族とか、王宮とか、社交界とかの世界感をこれでもかと見せつけ、真っ向から否定する1冊。

    現実的でない、という攻め方ではなく。
    現実的っぽくすることで、何となく「気に入らねー」と思わせる。

    王宮の貴公子も、主人公の女の子も確信を持つまではいかないまでも、感じ取る。様式を変え・・・手を変え品を変えた現実の延長を感じ取って。ダメ押しの、陰険極まりない人死に。

    「気にいらねー」

    そこで次巻に続く。
    そんな、ニクい1冊。

    でも、煌びやかでドロドロの世界にはちょっと憧れちゃう。
    そんな、ニクい1冊。

  • ルーンがフィリエルに別れを告げにくるところ。

    「ごめんー」

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西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)の作品紹介

幼なじみルーンと自分の身を守るため、フィリエルは女王候補アデイルと共に王宮へ上がる。光り輝く宮殿に渦巻くのは、派閥のかけひき、冷酷な謀りごと。持ち前の勇気と伯爵家の協力で、フィリエルは王宮の光あたる場所を得ようと奮闘するが、ルーンは彼女に背を向けて闇へと姿を消してしまう-胸躍る長篇ファンタジー、波乱の第3巻。

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