西の善き魔女 (3) (中公文庫 お 65-3)

著者 : 荻原規子

• 中央公論新社 (2005年2月25日発売)

感想・レビュー・書評

[りんさんの感想 · 2008年10月12日]

守りたいと思っている相手と守りたいと思っている故に離れていく。
そういうお話です。

フィリエルは、気持ちいい荻原ヒロインの典型ですねぇ。

同じ童話が残っているということは、この世界は、わたしたちの住んでいる世界と地続きの世界なんだろうか？未来？
この世界が、どうやってできたのか？竜？
大きな物語と、フィリエルとルーンの行く末という小さな物語と、どちらも楽しいです。

[あこさんの感想 · 2008年8月25日]

ハイラグリオンの巻。

[こまきさんの感想 · 2008年6月15日]

図書館。
舞台はついに王宮へ。
ようやくルーンへの想いの意味に気付いたフィリエル。
女王候補の対決も含め、これからどうなっていくのか楽しみなところです。

[snou1881さんの感想 · 2008年6月11日]

すれ違う2人が切ないです
読んでる側はちょっともどかしかったり
でもルーンが思いつめるのもわからないでもない

[あわよくばさんの感想 · 2008年4月17日]

　陰謀、そんなにうずまいてましたっけ。前２巻と比べるとやや退屈ですが、この巻のラストの果断なフィリエルが好きです。好きなんだけど、この一途さはむしろ気持ち悪いかも……と思ってしまうのは私がすっかり汚れた大人だからでしょうか（笑）
　敵役のレアンドラがあんまり嫌いになれなくて困ってます。あと、フィリエルやアデイルよりも、脇役のマリエの方が好きかも、と最近思ってきました。

[里胡さんの感想 · 2008年3月23日]

早く出会えてしまえばいいのに。
先を知っているからこそ待てる長さだ。

[ちゃんさりさんの感想 · 2007年10月11日]

ルーンに色んな意味でどきどきさせられっぱなしですが。フィリエル頑張って…！

[トモさんの感想 · 2007年9月20日]

ファンタジー好き女子にはたまりません。

[かおさんの感想 · 2007年8月13日]

今は６巻くらいまで出てます。

[黒本屋さんの感想 · 2007年7月14日]

幼なじみルーンと自分の身を守るため、フィリエルは女王候補アデイルと共に王宮へ上がる。光輝く宮殿に渦巻くのは、派閥のかけひき、冷酷な謀りごと。持ち前の勇気と伯爵家の協力で、フィリエルは王宮の光あたる場所を得ようと奮闘するが、ルーンは彼女に背を向けて闇へと姿を消してしまう胸躍る長篇ファンタジー、波乱の第三巻。

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』（徳間書店）で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞（ＪＲ賞）、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「ＲＤＧレッドデータガール」シリーズ（KADOKAWA）『あまねく神竜住まう国』（徳間書店）「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ（理論社）、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲　幻想組曲　[狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」