日本の歴史 11 改版 (中公文庫 S 2-11)

著者 :
  • 中央公論新社
3.55
  • (6)
  • (6)
  • (16)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 135
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (577ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045088

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 流浪する将軍、守護大名の没落、北条早雲の登場、信虎と信玄、上杉謙信、奥羽大名・伊達氏五代、家臣団と軍事力、軍略と軍規、大名と農民、領国の経営、混迷する畿内、村の姿、西の雄将・毛利元就、九州・四国の大名、城下町の形成、戦国の家法、戦国女性の立場、東海の大名・織田・松平

    やっとで1日100頁、5~6日で一冊。

  • 守護大名とは異なる存在として戦国大名が登場する。

  • 中央公論の歴史本第11巻。時代は応仁の乱後から信長上洛くらいまで。守護大名を倒して実権を握った戦国大名という存在が各地で現れ、下剋上の風潮と共に戦乱に明け暮れる時代。足利家は放浪する将軍足利義稙と義澄の争いに細川政元の養子2人、細川澄之と細川澄元の対立が絡み、その後細川澄元が勝ち、今度は細川高国と対立する。関東に目をやれば北条早雲がメキメキと頭角を現す。「戦国時代は北条早雲の下剋上から始まった」と言われるほどの有名な戦国武将である。また武田信玄と上杉謙信の川中島の戦い、西日本、九州の戦国大名の勢力争いなど。群雄割拠の時代を詳細に描写。詳細→
    http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou32301.html

  • 戦国時代。おおよそ応仁の乱後から織田信長による天下統一の前まで。

    武田信玄、上杉謙信、北条早雲といった有名どころはもちろん、東北から九州までの戦国大名について、その成り立ちや動向などが詳細に書かれている。

    著者が上杉謙信をそれほど評価していないこと、毛利元就が斎藤道三や松永久秀に勝るとも劣らない梟雄であったことは興味深い。

  • 日本史 戦国時代

  • 応仁・文明の乱後の全国的な混乱と荒廃の中から、守護大名を倒して実権を握った戦国大名が各地に現われ、それぞれ独自の両国経営をすすめながら、互いに覇を競う。これら群雄が直面した問題の意味をさぐりつつ、戦国の実相に肉迫する。

  • マンションで読む。再読です。ただし、いつ読んだのか記憶がない。意外に読みやすい。それが意外だった。

  • 入院中から読んでいたけど、体の調子が悪い時は全然読み進めず一ヶ月半もかかってしまった。
    戦国大名が成長していく時代の記述であるが、誰を信じることもできない過酷な世の中であったようだ。まるで最近の世界情勢。
    個人の才覚、技量のみで生き延びるという厳しい状況。なんかどの大名も大変そうで、私なんかはそんな目には遭いたくないな…と思うもんんだった。

全10件中 1 - 10件を表示

杉山博の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
三島由紀夫
ドストエフスキー
ドストエフスキー
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×