アール・デコの時代 (中公文庫 う 17-7)

著者 :
  • 中央公論新社
3.45
  • (2)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 61
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045217

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世紀末のポスターはパリならパリの人々に呼びかけるのであるが20年代のポスターは広く欧州、アメリカ、世界中の人々に呼びかける。
    アールデコの特徴はまず明るい原色である。
    Spphisticatedは自然のままの純粋な状態から離れていることである。
    ヨガで座っていると胃の後ろの神経あたりに全ての気が集中しそこから発散するような気がするらしい。1920年代になると中身が問題という男の美学がダッシュ(見栄)が大事という女の美学に敗北してしまう。

  • 1920年代 毎日が祝祭だ!(帯より)。

  • 2007年01月21日
    先日まで東京都庭園美術館で開催されていた「アール・デコ・ジュエリー−宝飾デザインの鬼才シャルル・ジャコーと輝ける時代−」展に行く前に学校の図書館で借りた本。
     数ヶ月前から1920年代にとても興味を持ち始めていたので、アール・デコを単にデザイン史の上で追うだけではなく、都市やその中で生活をした人物や、その人物同士が繰り広げたドラマなどを織り交ぜた当書はとてもエキサイティングでした。Roaring Twentiesについてもっと知りたくなりました。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

美術評論家。1976年から平凡社『太陽』の編集長を務めた後、独立。幅広い分野で執筆を行う。

「2023年 『アジア・中東の装飾と文様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海野弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×