デルフィニア戦記 - 第IV部 伝説の終焉3 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045323

感想・レビュー・書評

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  • イヴンにときめくとは不覚…
    「今回ばかりは足手まといです。」っていいなー。
    上手くいき過ぎな感はあるけど、物語だもの。楽しくなくては。

    • komoroさん
      物語だもの。楽しくなくては。
      いい言葉だね。
      超大作いいですね。
      今度、中身内容聞きたいです。(^^)
      物語だもの。楽しくなくては。
      いい言葉だね。
      超大作いいですね。
      今度、中身内容聞きたいです。(^^)
      2015/02/17
  • イヴン大活躍!
    ただ大活躍の裏で人はたくさん死に、傷ついているのよね。
    戦争や災害が今まさに起こっていると思うとなかなかそういうことも気になってしまう。
    平和じゃないと戦う小説をめいっぱい楽しめないのかも。
    そしていよいよこの世界に辿り着いたのかしら。どんなふうに邂逅するのか、この物語の終わりの始まりだと思うけど続きが気になる!

  • イブン大活躍の巻

  • うわーイヴン!イヴン大活躍の巻だった。ウォルじゃないけど、イヴンがいなかったら、上手く立ち回らなかったら絶対勝ててなかったと思う。そしてようやくシャーミアンと結婚!嬉しい。
    ウルリックとイゴールがクラチウスをぶん殴って、最後イヴンを優しい眼で見てるところなんか泣きそうだった。

    「問題は血筋じゃない。誰が俺を今の俺にしてくれたかだ」という言葉は胸にグサッときた。そう言えるイヴンはかっこいいな。

  • 伝説の終焉3

    190504読了。
    今年41冊目今月3冊目。
    #読了
    #茅田砂胡
    #デル戦
    #伝説の終焉3

    三方向から攻められ、大苦戦のデルフィニア。
    窮地を救ったのは人脈の力だった。

    過去の恩や義理は、時に報酬や罰よりも人を動かす。

    「問題は血筋じゃない。誰が俺を今の俺にしてくれたかだ」
    痺れる。

    今回のイヴンは特にカッコいい。

    これが漢気なのか。

  • 伝説の終焉〈1〉にて。

  • タンガとパラスト、スケニア、さらに北の先住民族と相手にする事になったデルフィニアを、イヴンが味方を増やし大勝利に導く。王妃以上のハーミアぶりです。元海賊のキルタンサスも、北の先住民族も見事に仲間に引き入れてしまった勝利の男神。シャーミアンも惚れるわけです。戦の中結婚式をあげる二人を見たくて仕方がない王様と王妃が可愛いです。

  • 一人で戦艦2隻撃沈だと……シャーかよ(爆)

    いよいよ大戦争が始まる巻。
    デルフィニアは四方に敵を受けてこれまでで一番の危機。
    なかでもスケニアの大艦隊とその先住民族の巨人達の襲来が今までと異なる脅威だった。

    本巻は言ってみればイブンの巻だな。
    南で海賊達(の国家)を味方に付けて、
    北で親父さんの同族達が騙されていることを暴いて、逆に味方にしていまい、
    自分の方はついにシャーミアンを嫁にもらうという、八面六臂の大活躍。
    いや、シャーミアンのことはまあ、こういう非常時みたいな切っ掛けがなけりゃ、うまくいかないだろうなあと思っていたけど、そのとおりだった。
    結婚を申し込まれたシャーミアンが初々しくてうん、いいわ(笑)

    そんでもってリィはと言うと、いつも通り西の同盟国に単身乗り込んでは王妃を掠い、東の海上では敵の戦艦に乗り込んでやりたい放題(笑)
    チートだ。

    西に向かったところでファロットの暗躍があるかなと思ってたけど今回はなかった。
    でも、なんか不穏な引き。
    そして、ついにルゥがこの世界にやってきた。
    物語の終幕へ向けて役者は揃ったのかな。
    さあ、次だ。

  • 「異国の息子。ゲオルグに返すはずだった借りを、今、おまえに返そう」

    熱い逆転劇でした。

  • 戦の話がテンポよく進んでいくので面白かった。
    人脈は多少都合がよい気もするけれど、爽快感がある。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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