西の善き魔女〈5〉銀の鳥プラチナの鳥 (中公文庫)

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著者 : 荻原規子
  • 中央公論新社 (2005年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045378

西の善き魔女〈5〉銀の鳥プラチナの鳥 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • ノベルス版の外伝「2」が文庫版では5巻に組み込まれているのは、
    時系列によるものなのだろう。
    今巻の主役はアデイル。
    独善的なフィリエルよりむしろ、アデイルのほうが私は好き。
    どっちも向こう見ずなところがあるのは否めないけどね……。

    ユーシスやフィリエルが王都ハイラグリオンを留守にしている間の、アデイルの物語。
    東の帝国の狙いを探るため隣国トルバートへ向かったアデイルとその親友ヴィンセント。
    そこで明らかになる陰謀ーー。

    え、これが当初は外伝だったの?
    大きな陰謀の中身を知ったけれど、本編に影響はないのかな。
    まぁ、露見したというだけでまだなぁんにも解決はしていないんだけれどね。

  • フィリエルたちを一旦置いておいて、アデイル側の話。アデイルはアデイルで自分の思うように動くことになり、ヴィンセントと偽男爵夫人を引き連れトルバートへ。悪党が信じてきた聖職者とわかり、話は終わりに近づいて来たのがわかります。ティガがいいキャラしているので、出てくると楽しいです。

  • フィリエルに少々飽きていたので、ここにきてアデイルの冒険が読めるとは思わずワクワクしました。
    確かにアデイルは皆に守られているのがしっくりとくるお嬢であるけれど、その芯の強さと確固たるわがままさはやはり従わせるべき者を持つ者であり、女王は女王たる資質と人脈を自然と引き寄せるのだと思います。
    フィリエルにアデイル、レアンドラにヴィンセントと、女王に繋がる血筋はいくつかあれど、それぞれが何かを見つけていく様子は、この一連の物語の核となる部分で、周りのヒーローよりもよほど潔くたくましいと思います。

  • 『~わたくしが逃げ隠れするばかりなら、そういう人も今にいなくなってしまうわ』 アデイルの外伝とかいいから続きを!と思っていて大反省。本編に負けず面白い。 カッコウが女王に求められる資質なら勝負は見えている。

  • 第4巻で冷めてしまったのだけど、これは良かった!
    展開がかなり荻原さんらしいと思いました。
    そして、4巻を読んだ時には「都合よすぎだよ!」と思ったルーンとフィリエルの再会も、まあ、アデイルが取計らったなら許せるかな…と。
    東方の衣装にアデイルとともにわくわく。日本とはまた違うけれど、なんだか誇らしい。
    でも、もしティガがルーンの兄だとしたら、ちょっとやりすぎじゃないかなぁ。フィリエルが女王の血筋で、ルーンは幻の国の王子でした…じゃ、ね。
    ティガとアデイルは良いコンビだった。
    佐竹美保さんの装画がとても綺麗。

  • アデイルが主人公の物語。はらはらどきどきで一気読み。面白かった。

  • 角川で再文庫化。
    これで完結なのかな?「宇宙からやってきた異星人が祖先」みたいなすごい話になっちゃったけど。

  • 今度はアデイル側の物語。しかし女王候補として生まれたからには、親とも別れて養子に出されるなんて寂しいなぁ。あと、これは物語だからどうしようもないけれど、とんでもない偶然が重なりすぎている気がする。いえ、いいんですけど。

  • ルーンがどうしてもかっこいいと思えない。
    フィリエルはわがままで感情優先で自分勝手、好きになれない。

  • アデイルが好きなのでこの巻はすごく面白かった。ティガとアデイルのコンビがすごく可愛くて、ユーシスじゃなくてティガでもいいんじゃないかと思ってしまった。

    自分が動くのではなく、周りの人がアデイルのために動いてしまう、それがレアンドラとの一番の違いで、アデイルの一番の強みなわけだけど、行きすぎるとただのお人形でお飾りになってしまう。この巻はアデイルがお人形から自分も動く指導者へ変わる大事な転機になったと思う。

    ティガとルーンの関係も仄めかされたところで、大きな流れが見えてきた感じ。続きが楽しみ。

  • 西の善き魔女 5

    主役はアデイル。
    ブリギオンの侵攻を受けているトルバートへ
    親友のヴィンセントと共に侍女として潜入。

    亡国の王子との出会い、聖職者たちの陰謀。
    ユーシスに対する自分の思いも自覚する。

    荻原さんのお話って、王子様然とした王子様って
    あんまり出てこないよね(笑)

  • フィリエルがイグレインとユーシス追いかけてたときのアデイルのお話ですね。
    方向は違えど、フィリエルもアデイルも人を惹きつける魅力と一本芯の通った心をもってますね。
    ヴィンセントに会いに行くとことかよかった!信じることが難しいのにそれをやってのけちゃうアデイルはすごいです。

    で、ティガさん。
    このひとどう考えてもルーンの兄ちゃんですよね。読み進めてったら再開とかあるのかしら。
    やー、にしても本当に王子様だったとは。
    生きる力に溢れた王子様ですけど。

    ティガとアデイル、いいコンビだと思います。
    こっちがくっついてもよいなぁ(笑)

    聖職者の陰謀がひしめく中、前巻でSFも混じってきましたし、どうなっていくのか気になります。

  • 隣国と帝国の紛争の火種を探るため、十六歳の女王候補がおしのびの旅に出る。 山脈を越え砂漠の向こう、オアシスの国へ。 異教徒たちの街が魅せる西方冒険篇

  • ちょうど本編にあきて(失礼!)きたところだったので、スイスイっと読んでしまった。4巻でおや…?と思ったりしたので、こっちはちゃんとファンタジーしててすきでした。

  • 一巻よりも二巻、二巻よりも三巻と、物語が進めば進むほど面白くなってきます。

  • ノベルス版の順番で読んだので、本編は既読済みで読みました。

    アデイルがティガたちに出会ってから物語が盛り上がり出します。けれど、正直に言えば、全体的に見て本編より盛り上がりは少ない気がしました。ティガやルセルの正体はなんとなく読めますし、展開も同じく。驚いたのは、もしかしたらルーンの正体は…!? という、本編に関係ない部分だったりします(苦笑)

  • この巻はアデイルメイン

    ティガがかわいすぎる

  • 西の善き魔女、久し振りに再読してます。
    …しかしこの巻の内容はさっぱり覚えておらず…。
    学生の頃は楽しく読んでましたが、社会人になって読むと苦笑というか苦笑いというか…。
    三度目の再読はなさそうです。

  • いったんアデイルの物語に。
    亡国の王子が傭兵やってる。
    外交の力で自分の利益を増やしたり、ある候補同士を競わせている間に、その行為を非難して自分がその座につこうとしたり、将棋のように先々まで考えられることが凄い。
    およそ難しいよ…
    なにかに対して反対するためにはどんなことにも目を反らしてはいけないのだ。その覚悟があれば人を見ることができるようになるかも。

  • アデイルがメインの巻。


    やっぱりフィリエルよりアデイルの方が好きだなあ。愛のみに生きてるわけじゃないからかな。フィリエルって、愛を失ったら死んじゃいそう。そのくらい切羽詰まった愛なんだろうけど、それなら周りを巻き込むべきじゃないっていうか、二人だけの世界で完結してるべきだっていうか。いや、フィリエルのせいじゃないんだろうけど。むしろ周りも、そのことそろそろ分かればいいのに。

  • いきなり外伝だったので驚いた。
    だんだんありがちな展開にお腹いっぱいになってきた。もうちょっと意外な要素がほしい。
    だれでもかれでも相手ができてくっつく仕様は安っぽい少女漫画みたいで嫌い。
    相手がみんな意外じゃないし……。ラブストーリーを読みたい訳じゃなかったのでそこだけは私の期待が外れた。
    でもレビューを見る限り、ほとんどの読者はそれもまた好きみたいね……。

  • ユーシスとフィリエルたちが竜退治に行っているときのアデイルのお話。


    女王候補として育てられてきたアデイルが侍女に変装し砂漠を渡り他国で今までの身分では出来なかったたくさんの経験をするけど、それは最初から仕組まれた罠で…。

    傭兵軍団エゼレットのメンバー・ティガとアデイルがどんどん心通わせていくのが楽しくて結局面白かったです。というのもこの小説の情勢を覚えるのがちょっと億劫で最初ヴィンセントが出てきてからずっと(ということは最初から)退屈でした(笑)


    この巻を読んで今までそんなに思い入れのなかったアデイルにも愛情が芽生えてこれからまた更に続きが楽しく読めそうです^^さいこ〜

  • 西の善き魔女外伝ノ壱、君よ知るや東の国。
    星降る砂漠でアデイルが見たものは?

    たかが外伝と思うことなかれ。
    フィリエルに比してアデイルが「守られるお姫様」であることから、
    随分と素直なファンタジーになっております。
    単一エピソードとしては、全巻でこれが一番好きだったります。
    カバー絵にもなっていますが、砂漠の夜の星空の情景が見事です。

    できれば、「アデイル王女・ユニコーン奮闘編」も読んでみたい物ですね。

  • 物凄く面白かった。
    「聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい」と。読んでて、シャアの台詞を思い出しました。そんな少女向けファンタジーって、どないやねん。
    血生臭い、キナ臭い、男臭い、とにかくもう、この本はクサイクサイ。
    泥臭い、優しさの欠片も無い展開の中、泣きながら、打ちのめされながら頑張る女主人公がもう・・・素敵。
    本当に、物凄く面白い。深いというか、重いというか、厚い。
    「ストーリーに厚みが出る」とか言うでしょう?これは物凄く分厚い。骨太。
    なんて男らしい少女向けファンタジー!!好き!

  • Because it was an extra volume (which I did not realize until thirty pages in) and it revolved around アデイル, I was prepared to not like it at all. It wasn't because I hated アデイル... she's actually one of my favorite characters. I think I was just more concerned with フィリエル and ルーン and what was going to happen to them.

    But then, 荻原規子 has this wonderful habit of making any disinterested, non-believer at the beginning, to a true believer with love for the story in the end.

    I think what turned me around (and I'm sure other readers will agree) was the arrival of ティガ and the people of エゼレット. They were so awesome! An excellent flavor addition to what I originally thought was to be a bland story.

    I sincerely hope that アデイル and ティガ will meet each other again.

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