妖説 源氏物語〈1〉 (中公文庫)

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著者 : 富樫倫太郎
  • 中央公論新社 (2005年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045385

妖説 源氏物語〈1〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「源氏物語」といいつつ、もう、光源氏は死んでいて、宇治十帖の時代です。
    主人公は、薫と匂宮。
    とくれば、以前のわたしなら、よまなかっただろうなぁと思います。

    「宇治十帖」って、お話が、ちょっと小粒じゃないですか(笑)
    やっぱり、大河物語って、1代目がすごい人で、2代目になると、おもしろさが少なくなってくる気がしますよねぇ。「三国志」とかでも。
    と思っていたんですね。

    でも、俵万智の「愛する源氏物語」を読んで、「宇治十帖」のおもしろさを知りました。ということで、ノベルス版がでているときから、けっこう気にしていた本です。

    えーと、源氏物語の時代と人物を使った短編の怪談話です。

    夢枕獏の「陰陽師」ほど奥の深い話ではなくって、どっちかというと岩崎陽子の「無頼」を思い浮かべてしまいました。まあ、アクションは、全然ないですが……。
    平安貴族とアクション……これほど似合わないものもないな。まあ、匂宮は、兵部卿なんだけどねぇ。

    でも、けっこういい雰囲気を出しているので、きっと読み続けていくと思います。

    ほら、「宇治十帖」って、

    「もしや、彼女に男ができたのでは…」

    とか薫が思って終わるじゃないですか。
    あれ、けっこう、衝撃的な幕切れなんですよねぇ。で、この物語では、どうやって終わらせるのかけっこう気になってます。

    といいつつ、まだ、浮舟どころか、大君も、小君も出てきてないんですけどね。

  • あまりの面白さにハマりまくってしまった。原作の源氏物語に登場する薫中将と匂宮が仲良しな物語です。二人を襲う怨霊や魔物を華麗に退治。ファンタジーとホラーが合わさっていて最後まで飽きずに一気に読めました。かなりお勧めです。

  • そんなに面白くなかった。記憶すらすでに危うい。

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