妖説 源氏物語 弐 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045521

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、前巻にくらべて、怪談色はちょっと薄めでした。

    しかし、この時代を題材にとるという発想は、すごいなぁと思います。
    華やかな源氏の時代が終わって、まだ、薫や、匂宮は、運命の女に出会っていない。
    まさに、隙間の時代。
    だからこそ、想像力を働かせる余地があるのかもしれません。

    今回の「魔の刻」というのは、ボードゲームのお話でした。
    題材にされているゲームは、「バックギャモン」。
    「バックギャモン」って、こんな時代から、日本に伝わっていたんですねぇ。
    ちょっと、ビックリしました。

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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