西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)

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著者 : 荻原規子
  • 中央公論新社 (2005年8月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045675

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西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • この巻は面白かった。
    アデイルじゃないけど、ユーシスとルーンの関係がいいなぁと思う。明るくて裏のない性格のユーシスだからこそ、ルーンも心を開いているんだろうな。(他の人よりましという程度だけど)

    また最後の方のフィリエルは痛快だった。フィリエルは自分の事しか考えてない所が苦手だったけど、だんだんと周りが見えるようになってきたなと思う。伯爵にちゃんとお礼を言いに行くところは良かった。

    また、レアンドラもアデイルも立場は違えど言っている事は正しいと思っていたので、最後3人で女王になる選択肢が出てきたのにはなるほどと思った。この二人だけだと対立が激しそうなので、自由気ままなフィリエルが入ると確かにバランスが良い。それにしてもあでやかでにぎやかな3人組だ。

    3人の女王が成立することにより、今までの女王制度に変化があるとよいなと思う。アデイルには是非ユーシスと幸せになってもらいたい。

    しかしファンタジーと見せかけてSFだったとは…。
    壁の意味には驚いた。世界遺産の保護区みたいなものかな。

    後2冊は外伝らしいので、誰が何をするのか楽しみ。

  • ルーンに対するフィリエルの過保護というか、お節介ぶりは健在すぎて、ちょっとお腹いっぱいになってしまった6巻。
    結末は駆け足でドタバタしちゃって、なんだか消化不良。
    残り2冊の外伝で、もう少し何かしらを掘り下げてくれればいいのだけれど、其処此処に腐女子の雰囲気が漂っていて、このままじゃ私のなかでは、軽薄な印象しか残らない。

  • 児童書風ハードカバーの4巻はいぜんに新書版で出たのの5巻に当たるのかな?外伝も入っているので要注意。
    今はコミックもビデオ?も出ているようだし、検索してもややこしくなってますね。
    原作はライトノベル風の文体で、今の子が読みやすいように書かれているのですが、中身はけっこう強烈で、一作目の印象が強すぎて〜しばらく続きを読めないほどでした。
    やっとここまでたどり着きました…一作目のトラウマ的な問題がここに来てかなり解決、全体像が見えるような気になります。

  • これで本編は終了。
    壁が出てきた辺りで薄々そうではないかと思っていたけれど、ファンタジーというよりはSF。それも最新の技術を駆使している世界。
    女王候補争いはフィリエルを含めて三人の擁立の方向へ。
    アデイルとユーシスは、いつかお互いの気持ちを確かめ合う日が来るのかどうか。
    いつまでたっても二人になれないフィリエルとルーンは、先へ進むのも時間がかかりそう。
    ところでユニコーンはそんなに頭数いたのかと。このユニコーンの存在が、ただのSFとひとくくりにできないファンタジー要素を含んでいて、最後まで読者の目をそらせ続ける要素となったのかもしれない。

  • 中世ファンタジーの魔法をぶち壊すメタ展開に煮え切らない3人なかよし展開。ブリギオンもあっけないし。これまでが良かっただけに自分は不満ですよ!

  • いやはや、まさかこんなSFのような結末を迎えるとは…。母星を滅ぼしてしまった人々が新たに建国した女王制の国…それがグラールの正体。この巻で一気に広がり、一気に収束したような。フィリエルもなんらかの形で女王になるんだろうとは思っていたけど、やっぱり荻原さんには脱帽です。

    「(前略)動物も植物も滅ぼして、やがてはみずからも住めない環境を作り出してしまう。(後略)」今の地球も、そんな危機に向かいつつあるのではないだろうか。思想や研究の自由と、それに伴う危険。人間の支配欲や権利欲。彼女たちが立ち向かわなければいけない問題は、今の私たちにも言えることだ。それでも、したたかでたくましい彼女たちなら、なんとかしてしまうのではないかと思える。

    グラールの秘密が明かされたとはいえ、気になることはたくさん。最後まで登場しなかったディー博士と、謎に包まれたエディリーン。アデイルとユーシスはどうなるの?イグレイントヴィンセントは?生徒会三人娘は?フィーリの記憶とは!?母と同じ道をたどるかに見えたフィリエル。紆余曲折を経て、今後彼女はどんな選択をしていくのか。やっぱり、まだまだ目が離せない…!

  • 本編としては一応終わりかな?ブリギオン軍の侵略でひと騒動。最後は女王に会って。。。

  • 本編は最終巻。そうか、こういう終わり方になるのか。外伝がある事が分かっているので、そっちを楽しみにしたいけれど、それがなかったらちょっと物足りないラストだったかもしれない。で、博士はどうしたの?

  • えええ~ってのけぞったわ、SFだったとは…
    それならもう少し、伏線を張っておいて種明かしにした方が、読んでてわくわくするんだけど…
    せいぜいフィーリが極秘の最新技術なのか、程度にしか思っていなかったから唐突すぎるし、いきなり現実とリンクしてしまったみたいで居心地悪い。
    でも3人の女王が仲良くなったまとめ方は面白かったから、前作よりは評価高め。

  • 西の善き魔女 6

    ブリギオン軍がグラールに迫る。

    フィリエルは女王陛下への直談判に出向き、
    ルーンはグラールの危機をユーシスに伝えるために旅立つ。

    メニエール猊下の企みを知り、ブリギオン軍を撃退し
    三人の女王候補は女王陛下と対面。
    世界の成立の秘密を知る。
    三人の連立女王の可能性を示唆される。

  • ファンタジー+SFだった!
    うわあ!そんな結末!?

    やー、怒涛の展開、面白かったです!
    フィリエルもアデイルもレアンドラも、自分の芯をしっかりもってるとことか似てますよね。
    過去、現在、未来を紡ぐ3人の女王ってなんか向かうところ敵なしって感じです。
    にしてもおばあさま、なんと投げやりな(笑)

    個人的にはもうちょっとルー坊が活躍してほしかったなぁ。
    代わりにルーンが活躍してましたけど。

    最後のオチも好きです。
    ラブコメ万歳。

  • 図書館借用。
    ここで本編終わり。なんとかここまで読めた…と思えるほど主人公の脳足りんさに苛立ちながら読む。
    前巻の外伝から読まないとこの本編の急展開はついていけないのでは?猿の惑星か…

  • 最終巻まで一気読みしてしまいそうです。

  • 怒涛のハッピーエンド

    ハッピーエンド‥?おわり?

    終 って文字があった
    やだやだやだ

    全部読んだのは高校生?くらいだから覚えてないんだけど
    これで終わりだっけ‥?

    楽しすぎるお話は終わってほしくない
    あと2巻あるよ‥?
    どゆこと?

  • 十年ぶりくらいに再読中。

    すっかり内容を忘れてましたが、イグレインの「すてき…」発言でイグレインが嫌いだったことを思い出しました。
    英雄譚に憧れる頭の軽い女の子にしか見えない。登場したばかりの頃は凛々しさがあったのにな…。

  • いつの間にやらほんとにSFに!!
    コンスタンスはめんどくさいお婆ちゃんになってエレベーターつかってる!!クイーンアンは宇宙船で遭難してるし。
    それで竜の星で生きなおすことになった人類は、DNA鑑定によるものだけで王国をつくり、共存し続ける道を選んだ。かつて滅ぼしてしまった星を教訓にできるなんてなんと聡明なことだ。
    男には武勲を立てずにはいられないから女が支配する平和を選んだのかしら。
    バードはパソコンとかそういうのの延長機械を使ってるねえ。不思議な感じだわ。
    ケインの、ミーハーで、私情で動いて、どんなはったりも、きかない。という女王像が小気味良い。こんな人になりたくなる。
    これでハッピーエンドみたいな終わりかただけどあと2巻ある。ねがわくばこのままハッピーで…!

  • まさかのレアンドラも読者!



    身勝手なゆえの強さってことなのかなあ。

  • ありがち展開におなかいっぱい。SF的落ちについてはあまりに性急すぎるのでは。
    もっと分かりやすい伏線をたくさんばらまき、少しずつ回収すべき問題だったと思う。

    それにしても、もっと丁寧に書かれるべきことがたくさんあった。特に異端については『たったこれだけ??』って印象。

    ネタを生かしきれてなくて勿体無い感じがする。

  • 読み応え抜群の6巻。
    満足度120%です^^

    以下ネタバレ有


    細かいとこ言うと、ルーンの「辛い…」発言とか、吟遊詩人とケインとの絡みとか、イグレインの「すてき…」発言とか、ユーシスの無自覚の自覚とか、フィリエルの傍若無人ぶりとか諸々…、楽しさがいっぱい詰まってて、とっても読者冥利な巻だと思います^^


    てかルーンって何でこんなにかわいいんだろうとじたばた読んでました…。今ではぶっちぎり好きなキャラクターです。


    こんな面白い物語を\700で販売してる世の中と荻原規子先生にただただ感謝感激です。

  • 4巻を読んでから1年以上経っている気がする…。

    ヘルメス党の人たちが陽気。そして専門馬鹿。
    フィリエルは居心地悪くないようでなにより。

    ユーシスとルーンの関係が何ともいえない。
    友人というには少し距離があるし、仲が悪いわけでもない。
    不器用で鈍感な男の子たちの距離感。

    4巻を読んで、猊下にちょっとイラっとしていたので、フィリエルがメニエールにカエルのおもちゃをくっつけるシーンは読んでいてすかっとした。
    レアンドラとアデイルが手を組むシーンも好きだな。

    グラールの成り立ちとか、フィーリとか、3人の女王とか、後半は驚きの展開だったけど、レアンドラがアデイルの小説の読者だったという事実発覚にすべて持っていかれた。

  •  ええっ本編はこれで終わり!? 最後えらく駆け足だったなあ! もしかして、「俺たちの冒険はこれからだ!」的な事情でもあったのかい?
     もうちょっとSF的な要素をしっかり描いてほしかったなぁ~。女王やバードが語って終わりっていうのはちょっともったいなかった! でも、主要キャラがみんな出てきてラストにふさわしい豪華な巻でもあった。
     あとイグレインの「すてき……」には参った。結局レアンドラとイグレインが好きだった。

  • 西の善き魔女第六巻、女王様登場編。

    ポーンの言い分→ナイトの言い分→クイーンの言い分、
    サブタイトルの三段活用も見事な本編最終章。
    そう、これが実質の最終巻だったのですね。
    今まで出てきたキャラが一様に出てくるのはこれが最後だったりします。

    そして明かされる世界の秘密はいきなりSFちっくだったりして。
    個人的にこういうのは大好物ですが、あれだけで置いてけぼり食らう人、拒否反応出ちゃう人、居るんじゃないでしょうか。

    とはいえ本質的には、ミーハーな女の子のド根性頑張りファンタジーなのは本編でも言及されている訳で、余韻を残しつつも、一先ずの区切りと思えるラストでございます。

  • 「だから、世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!!」と。アムロの台詞がフラッシュバック。そんな第6巻。本編はこれでひとまず完結。

    最後に飛び出した、トンデモナイ展開はショックでしたけど・・・。

    それを上手に梃子にして、荻原さんの言いたいことは最後の最後で全部ドシン!!と言い切られた。僕はそんな気がしましたよ。

    面白すぎて、一気読み。世界中で翻訳された、和製ファンタジー。
    残る2編の外伝にも、超期待。

  •  4巻からだいぶ間をあけて読んでしまったこともあって、これ誰だっけ? となることがしばしばでした。最後にこの世界の秘密が明かされますが、それがSF風味だったものでデルフィニアを思い出しまたこのパターンか! とつっこみたくなりました(笑) でも、昔話のエピソードなど、ずいぶん前に伏線もあったんでしょうね。まだ置き去りにされていることがいくつかあるような気もしますが、これはこれで気持ち良い大団円だったと思います。ルーン変わったなあ。
     これもファンタジーとしては非常に完成された作品だと思いますが、個人的に勝気少女と陰気な少年よりは、控えめな少女とクールな少年の方が好きなので、やはりRDGには及ばないかな。

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西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)の作品紹介

「世界の果ての壁」の謎を追うルーンとフィリエル、ユニコーンを駆り竜退治に赴くユーシス。彼らが辿り着いた南の地には、東の帝国の侵略軍が-グラールの危機に、フィリエルは女王と対峙するため聖神殿へ乗り込む。賢者とは?吟遊詩人とは?わらべ歌や童話に隠された「世界」の秘密がついに明かされる。

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