孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫)

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著者 : 堂場瞬一
  • 中央公論新社 (2005年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046085

孤狼―刑事・鳴沢了 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズ4作目。今回の敵は警察内部にあり!刑事ものでこのテーマはやっぱりハマる!そして、今回の相棒は巨体で大食いの今。鳴沢さんからすると、絶対合わなさそう…でしたが…このコンビ、絶妙なバランスでいいですね。いろんな顔を併せ持つ今さん、お気に入りです。再登場の冴も魅力が増していたし、お父さんの一言メッセージもジワ〜っときました。シリーズを順番に読んできましたが、今回が一番おもしろかったです。

  • 警察内部に蠢く派閥争い。
    一人の刑事の死と一人の刑事の失踪から始まる事件の捜査に特命として指名がかかる。
    昔の相棒まで巻き込み展開する、組織の闇。
    今回の相棒、関取のような今とのやりとりは結構好きだった。

    2013.11.19

  •  これはまた別のミステリ好きの学生のおススメ。特に避けているわけではないのだけれど警察小説ってほとんど読んでない。さすがに名前は知ってたけどこの著者も読むのは初めて。シリーズ物をどこから手をつけるかは難しい。ぼくの性格としては時間順に最初から読みたくなるのだけれど、第一印象は重要だから、初心者としてはどうせなら評判の高い作品からはいるのが無難でもある。それでピンとこなかったら他のを読む必要はないのだし。というわけでこれ。Amazonで一番上にあったので。
     警察という組織内で小説としての面白みを出そうとしたら、主人公をアウトサイダーにするしかまあないんだろうね。だけど肝心の鳴沢了の人物造型がいまひとつ。際立った魅力に欠ける。逆に小野寺冴ときたらあまりにはじけ過ぎ。先行作を読んでないせいもあるだろうけど。新潟の父親との確執とか故郷を捨てた経緯とかが、これまでの事件なのだということがちらっと出てくる。だけど遡って読もうかという気にはあまりならない。それだけの求引力を感じない。
     本作は、鳴沢ともうひとりの巨漢刑事今敬一郎の即席コンビが、特命を帯びて失踪刑事の所在を追うというもの。お決まりの内部抗争と虚々実々の化かし合い、誰が敵か味方かというありがちなストーリー。意外性もあまりない。最後の緊迫感もちょっと中途半端。予定調和というか、どうせならもうひとひねりあってもいいのでは。唯一の救いは今の憎めないキャラクターに尽きる。彼だけはすばらしくよく書けている。いいなあ、こんな奴と組んで仕事したいなと思わせる。彼が登場する続編があるなら読んでもいいけれど、残念。

  • 鳴沢の“何様”にまったく負けない、巨漢大食漢相棒・今の登場が、これまでと雰囲気をちょっと変えていて好かった。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14776291.html

  • ※アマゾンより引用

    ■内容
    一人の刑事が死に、一人が失踪した。
    本庁の理事官に呼ばれた鳴沢了は、新たな相棒と共に消えた刑事の捜索を命じられる。
    調べを進めるうちに明らかになる刑事達の不可解な行動。不審を抱く了の前に謎の組織が立ちはだかる。
    執拗な妨害、愛する人への脅迫―警察を辞めた冴を巻き込み事件は思わぬ展開を見せる。

  • 警官が一人自殺し、一人行方不明となった。本庁の理事官に呼ばれた鳴沢は、事件を追うことに……縺れた糸は、警察の内部腐敗問題へと繋がっていくのだった。

    捜査を進めるうちに明らかになる刑事達の不可解な行動。不審を抱く了の前に謎の組織が立ちはだかる。執拗な妨害、愛する人への脅迫―警察を辞めた冴を巻き込み事件は思わぬ展開を見せる。

  • 相棒の今刑事が、人間味があり笑わせてくれる。
    頑な鳴沢了も、彼の生活リズム(食事時間)を考慮した捜査方法になっている。今刑事には、またお会いしたい‼

  • 堂場瞬一、刑事・鳴沢了シリーズ第4巻。
    警視庁青山署の刑事、鳴沢了は警視庁捜査一課理事官の沢登に呼び出された。堀本という刑事が自殺し、戸田という刑事が失踪した。沢登はこの事件を特命として、練馬北署の刑事、今敬一郎と二人で捜査をするよう命じられる。
    特命ということで、他の刑事としがらみのない二人が選ばれたのだ。今は巨漢の刑事。
    捜査をするにも情報はない。正式な捜査ではないので、調査もままならない。しかし、二人で調べていくうちに内通者も現れ(電話で情報を入れてくるだけ)、周囲の異常な状況に気が付いてくる。それは、ノンキャリアの一部刑事で構成される「十日会」とキャリア組の「紫旗会」との軋轢。十日会は組織のトップを警視庁のトップにするため、違法な手段(覚せい剤の横流しや拳銃のおとり捜査)で自分たちの手柄を得ていたのだ。
    捜査の妨害もさらた。
    前回の事件で相棒だった小野寺冴は刑事を辞め、探偵をしていた。冴も事件に入り込み、事件は意外な方向へ進んでいく。
    そして、戸田を発見した了はそれが仕組まれていたものだと知る。しかし、今と冴の力により、その仕組みが明らかになり、事件は明るみに出ることになる。
    捜査を指示した沢登理事官。実は…

  • 鳴沢と今のコンビがめちゃくちゃ良かった。
    物語最後の終わり方も実にスッキリでした。

  • 今回の相棒がイイコンビ。
    冴も途中参加でキャストが良かった!
    やはりこのシリーズはコンビを組む相手の魅力が重要かも。

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