ナ・バ・テア (中公文庫 も 25-2)

著者 :
  • 中央公論新社
3.74
  • (328)
  • (427)
  • (590)
  • (38)
  • (6)
本棚登録 : 4214
感想 : 323
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046092

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スカイクロラシリーズ2作目。
    まだまだ謎しか出てこない。
    なのに次々と読んでしまう。
    流石の森博嗣先生。

  • スカイクロラを最初に読んでその後調べたら、物語的には最後の話だと知って驚いた。次にこれを読んだため、スカイクロラでは分からなかった草薙などの話が読めて「なるほど〜」と思った。続きが気になる。

  • 再読。None but air。草薙さんの話なので、カンナミの話より少し重め。
    文章よりも、内容がメインかも。シリーズのほかの本とつながる感じが心地よく。

  • 空と地上と格納庫。
    シリーズのどれを読んでもその3点を行ったり来たり・・・
    なのになぜその世界にひき込まれてしまうのか?

    それでもシリーズ中では、「空気の世界」で存在する「人」がわりかし生々しく描いてあるかな?

  • 主人公が誰なのか、しばらく開かされない
    5分の1ほどまで読んで、やっと草薙水素の話だと分かる

    一人称か同じ「僕」の視点からの視点、死を恐れておらず淡々と戦闘機を操作しているような描写がテンポよく感じられる
    ロールとターンの違いとかも分からず、エルロンとエレベータとかラダーとか知らない単語なのに、なんとなくイメージ出来る気がする

    主人公が世界観に興味がなさそうなので、配属された基地の中から見た世界しかまだ分からない
    それでも一気に読んでしまう

  • スカイ・クロラシリーズ開戦
    (出版順では2作目ですが時系列的には1作目)

    戦闘機乗りの物語。

    森博嗣氏の他作品のプロローグに見られる詩的な表現ってわかります?
    全体を通してそのテイストが強い作品です。
    空の僕と地上の僕の一人称で淡々と物語が進みます。

    シリーズを通して「続きが気になる!」というよりは「よくわからんけどよかった」という読了感が味わえます。

    飛びたくなった?
    それとも墜ちたくなった?

  • スカイ・クロラを読んだあとで続けて読みました
    さらに世界観や人間関係が分かってきて、このあとの作品が楽しみになってきました
    個人的には好きな作品です

  • 「スカイ・クロラ」以来、シリーズ二作目読了。

    前作を読んでからだいぶ時間がたっているが、読み始めて(ストーリィはともかく)すぐ物語の雰囲気が頭の中に甦ってきた。
    シニカルというかドライというか、フラットというか。

    語り手である「僕」が理屈をこねて目的や考え方を正当化していくが、節々で周りに影響を受け、制御・説明しきれない感情が発露していく。
    空を飛ぶ描写は美しいけれど、脆くて危なっかしく見える。

  • 結論から言うと、「スカイ・クロラ」「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘブン」は、どの順番で読んでも特に違和感がないと思う。

    むしろ、上に上げたのと逆の順番で読むのがいいかも。

  • とてもとても好きだ。星5じゃないのは、死にたくなるから。
    読んだ後、ぽーんと飛ぶように死んじゃいそうになる。何の感情もなく…。

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森博嗣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×