伝説の終焉 6 (中公文庫 か 68-18 デルフィニア戦記 第 4部)

著者 :
  • 中央公論新社
4.14
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046122

感想・レビュー・書評

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  • いずれ元の世界に帰るというのは納得づくの付き合いだったはずだけど、思っていたよりも大事な人になっていたんだなぁ。ウォルが男泣きするとは思わなかった。
    でもウォルもリィもお互いの前で悲しむ素振りは見せなかった。
    ずっと戦の只中にいて、辛いことの方が多かったはずなのに、最後の最後で、「楽しかったな」と出るのが凄い。
    同じものを目指して同じだけ苦労してきた間柄だからこそ分かち合えた部分だと思う。
    それでも、帰っちゃうんだなぁ…
    あれはもらい泣きしてもしょうがない。
    笑って泣けてわくわくして、しょうもないやりとりに癒されることもしばしば。実に面白かった。

    • komoroさん
      同じものを目指して同じだけ苦労してきた間柄だからこそ分かち合えた…。わかりますねー。
      笑って泣けてワクワクできるっていいですね。
      本もい...
      同じものを目指して同じだけ苦労してきた間柄だからこそ分かち合えた…。わかりますねー。
      笑って泣けてワクワクできるっていいですね。
      本もいい本だと思うけど、9nanoka さんの感性が透きとおってるからですね。
      壮大なファンタジー、いつか読んでみようかな。(^^)
      2015/02/23
  • ついに終わってしまった。超大作でしたが長かったようで短かった。登場人物すべていいキャラクターでしたね。スピンオフの3冊を読むか、もう一度最初から読み直すか。迷うなぁ。

  • 大団円。
    時にピンチもあったが、想定内。
    良くも悪くも
    安心して読める内容でした。

  • …終わってしまった。。
    終わってしまったよー( TДT)。
    続きっぽいのや外伝はあるんだけど、デルフィニアのお話はこれで完結。物語は長いし戦闘シーンも多いし登場人物もすごく多いけど、毎回痛快爽快で重苦しいところも殆どなく楽しく読めます。なにより各キャラクターたちの書き分けが巧すぎる。みんなが魅力的。美形揃いすぎるけど。まだ余韻に浸ってます。

  • 終わっちゃった。。寂しい。。
    18巻もあったのに、読み終わってみるとあっという間だった。主要人物達がみんなそれぞれにかっこよくて素敵で、すごく思い入れがある。本当にみんな好き。
    だからリィ達が帰っちゃうのはすごく悲しかった。でも別世界の住人だし、しょうがないよね。シェラも向こうで上手くやってね。
    ウォルが泣くところ、ちょっと胸がぎゅんとした。何だかんだ言っても、リィの存在がとても大きくてかけがえのないものになってたんだろうな。最後の二人のお別れのところ良かった。
    最初から最後まで面白かったな。満足。

  • 読み終わってしまって、デル戦ロスです。番外編と元の世界に戻ってからの話がありますが、このデルフィニアでの本編が終わってしまったのはとてもさみしく、ウォルの涙をこらえるシーンでは涙しました。
    何年後でもいいので、再会を、是非一度きりでもいいので!みんなと楽しく過ごしてほしいと心から思います。

  • シリーズ本編の最終巻。
    いや、なんというか感慨無量。
    これぞ大団円の巻だった。

    物語の最初から、いつかリィは帰って行くのだと分かっていたけれど、実際にその時を迎えるのは、寂しいものだね。
    物語的には、タンガとの戦いの残りとパラストとの戦いの決着が主なのだけど、もう結構早い段階からリィが帰ってしまう事への惜別が感情の大きな部分を占めてしまった。
    そう言う意味では、合戦場面は脇に追いやられてしまった印象。
    でも、それは仕方ないよね。

    ハイライトは、やっぱりリィとウォルの別れのやり取り。
    夜の湖畔のやり取りもいいし、戦場での最後の最後、互いに楽しかったと笑いあい、『また会おう。俺はそう信じている』と言うウォルに小さく頷くリィ。
    シリーズ駆けて紡がれた二人の絆を観るようで胸が熱くなった。
    寂しいけれど、これで二人のお話は完結。
    最後まで読めて良かった。
    作者にありがとうと言いたい。

  • と、とうとう読み終わってしまったー( ; ; )
    最後はなんだかあっさりだったけど。。。

    本当に終わっちゃったなー。。。もっと読みたいなー。。。

    面白かったなぁ。。。

  • 本当に面白かった!!!!
    全18巻と長かったけれど、あれよあれよという間に最終巻……。
    冒険小説として、貴種流離譚ものとして、最高にわくわくする物語です。

    そして何よりウォルやリィを始めとした愛すべきキャラクターたち。温かく豊かなウォルに、豪胆かつ快活なリィとルウ、徐々に人間性を取り戻していくシェラ、天真爛漫なポーラ……すべてのキャラクターに物語があり、いつまでも読み続けたくなります。

    読み終わってしまうのが本当にもったいなく、残りのページが少なくなっていくにつれて、寂しくて仕方ありませんでした。

    外伝を読むのが今から楽しみです!
    この物語に出会えたことに心から感謝します。

  • 全18巻読了。ほぼ一気に読みました。面白かったです。
    私はシリーズ終了後一気読みだったから良かったけどコレ、シリーズが出るのをじりじり待っていた一巻発売時からのファンは大変だったろうなあ~

    ファンタジー異世界もの、設定は中世辺りというイメージの割には戦闘や兵法が綺麗ですがまあファンタジーだし。ルゥが良いキャラなのにすぐに退場で寂しいな。最後王様と王妃の別れには泣かされました。ウォルは良いねえ~ 惚れるキャラです。モエは無いけど。
    結局リィは何者でなんだったのか、というのは別の物語に引き継がれるのでしょう。
    個性的かつ魅力的な登場人物がたくさんで、お話もシリアスとコミカルな面と両方あってエンターテイメントな作品でした。後は外伝も読もうと思います。
    いやあ、面白かった。

  • 再読。ついにリィが帰る日が…。つまりデルフィニア戦記終了なのだが、18巻があっという間。読み終えてしまうのが本当に寂しかった。また最初から読もうかと思うくらい。しかし最後の頃はリィとウォルが肩を並べて戦うのではなく、リィとルゥというコンビになっているのが残念。最後の戦いくらいはウォルと肩を並べて戦って欲しかった。ウォルも約束通り引き止めはしないが、ウォルの号泣とリィの涙が全てを物語る。他のシリーズも読んでいるが、リィはやはりデルフィニアの王妃が最高。ウォルと一緒にいるのが一番いい。

  • 終わっちゃったけど悲しいさよならじゃなくて良かった。
    長かったけどあっという間に読んじゃった。
    こんなにリィが規格外なんだからウォルが言ってくれたみたいにまた会えるような気がしちゃう。

    リィが帰った後のコチラの世界もあちらの世界も気になるなあ

  • 長かった。大きく分けて王様が王座を取り戻す戦と、隣国との戦でした。懐が広い王様とその王様のことが気に入った他所の世界の女の子(実際は男の子)がでてきます。女の子がかなりのチートだったので、勝てて当たり前の戦と思ってしまいあまりハラハラすることはないです。たまに負けますが、大勝利につぐ大勝利です。敵国の王様もいかにも悪い人なので、あまり愛着も持てず。
    でも、終わり良ければ全て良しです。登場人物はいい人たちばかりなのでイライラすることなく読み切れました。ワクワクする楽しい時間をありがとうございました!

    〜戦記とあるので、あんまり恋愛話はないのかな?と思ってましたが戦と戦の小休止の3,4冊くらいは仲間の結婚話が複数ありました。これが唯一辛かった。。分量多すぎてテンポ悪いなと感じました。。(しかもキュンとするようなドキドキもない。)私は第1部が一番面白かったかなと思います。

  • キャラが良い。かっこいい

  • 伝説の終焉6

    190510読了。
    今年45冊目今月7冊目。

    #読了
    #茅田砂胡
    #デル戦
    #伝説の終焉6

    終わって欲しくなかった。
    終わってしまった。

    陳腐な言葉で飾りたくない。

    一言、最高だった。



    リィとウォル2人が愛おしい。

    偉大なる作者の処女作に、尊敬と驚きを。

    この作品に出会えた奇跡に感謝を。

    未読の方々に嫉妬を。

    夢のような体験だった。

  • 伝説の終焉〈1〉にて。

  • 201712

  • 1~6の感想をまとめて。

    シリーズ全体で文庫本18冊という長編がやっと終わりました。三国志よりも長い割にはそれほどに深く感じなかった。
    戦争だけではなく政治的なシーンも多くリアル志向なんだけど結局はご都合主義。三国志では関羽や張飛は騙されて撃ち取られるわけだけどそういったシビアさが好きな自分にとっては☆3つがいいところ。

  • デルフィニアの終わり。予定通り迎えが来て、予定通り帰って行きましたとさ。ハッピリーエバーアフター。3巻がピークで後は緩やかな下り坂でした(´-ω-`)

    10巻くらいで抑えてほしかった。ちょいちょいホモホモしいのが気持ち悪い。読みやすかったのが救い。いや1章は素晴らしかったです。

  • 終わりがいい。
    互いを想う気持ちに感動した後の戦いの描写は簡潔で、余韻を邪魔されず、胸いっぱい。

  • とうとう最終巻。
    さらさら読めたので、長かった感じはしない。
    面白かった。

    リィは自分の世界に帰るのも、
    シェラがついていくのも予定通りだが、
    さらに連れがいるとは思わなかった。

    この後の話は読もうかどうしようか。

  • 再読ー。

  • 十二国記好きなら楽しめるはず。

    デルフィニア戦記シリーズ

  • 最終巻。

  • 18巻+外伝(1)読了。ライトノベルなファンタジー....。やっていることは戦争でも口調が軽いので、あまり重い気分にならずに読めた。リィたちの登場するクラッシュ・ブレイズへいくべきか....。

  • ついに読み終わった~。短いようで長かった…。
    なんだか最後はあっけなかったなぁ。
    中盤であんだけ、脇役に愛を注いで書いてたのに
    最後もうちょっとくらい書いてくれても…と
    思わずにはいられないw色々とその後が気になる。

  • 予想外のオチをちゃんと作者が用意してくださっていて、大満足。スッキリした気持ちで読み終える事ができました。

  • 読み終わりましたっ!

    とうとうここまで来てしまった!


    ウォルの男泣き。
    リィの男泣き。

    こっちまでもらっちゃいます。

    これで終わりなんてなんだかさみしいなぁ。

  • 再読。シリーズ完結。最後はやや性急というかちょっと大胆に終了。
    まさかこの続きがあろうとは・・・。
    ま、ぜんぜん違う世界だけどね。

  • お、終わった……!!!

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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