神はサイコロを振らない (中公文庫 お 67-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046238

感想・レビュー・書評

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  • 読み進めるのが大変だった。大きな出来事が起きているはずで、それぞれの限られた日々について読んだはずなのに、物語を読み終わった時に、読み終わった。ということしか残らなかった。作者の本作に対する想いを読んで、そうなんだ、そういうことを伝える為にこの作品書いたのか。という思いだった。

  • ちょっと合わなかった。設定が奇抜すぎて、なかなかうまく入って行けなかった。

  • 登場人物が多過ぎて、それぞれがごちゃごちゃしてしまいイマイチ分からなかった。

  • 言葉の選び方が雑でイライラする。視点さえわかりにくい。

    ただの悲劇演出に実際のできごとを使わないで欲しい。
    全体に漂う無神経さがおっさんくさい。
    しかし「公安」「プロ市民」など“わるいやつ”の描き方や名前の付け方は2chにたまる幼稚なガキくさい。
    権力を盾に暴力を振るう水戸黄門なんて全然清清しくない。

    キャラクターも読み終わったらすぐ忘れる薄っぺらさ。
    「本物と話したことないけど適当に想像してみました」みたいな女子供や、いきなり大人になってる友人と普通に会話できる十代(および子供のままあらわれたかつての友人と普通に会話できる大人)には違和感がはなはだしい。

    よく知らない人を思い続けるのはべつに純愛じゃないし、コミュニケーションに手を抜いてきたくせに心では想っていたからむくわれると期待する類のおっさんドリーム全開な愛情論が気色悪い。

    珍しく原作よりドラマのほうがいいと思った。

  • ...残念。TVドラマでは10年前から戻ったともさかりえが、すっかり人生に疲れている同僚(小林聡美)に「10年なんかに負けてんじゃねーよ」と叫んでた。そのたった一言がもう一度聞きたくて(読みたくて)この本を読んだ。が、無かった。(原作であって脚本じゃないから、これは単純に私のワガママ?カンチガイ?な感想ですm(_ _)m)

  •  忽然と消息を絶った航空機が教授の予言通り10年後に現れた。乗客たちは普通に空港に期間したつもりだが10年も経っていた。5歳児、タレント、犯罪者、テニスプレーヤー、チェリスト…彼ら乗客は残された3日間をどう過ごすのか?<br>
     登場人物が多いのに場面転換がわかりづらくて読みにくかったです。残された人たちは強く生きていって欲しいと思いました。未来へ向けたメッセージが伝わっていたのにあまり変わっていなかったのを見て、未来を大きく変えるというのはなかなか難しいものなのだなと思いました。

  • ドラマやってたからミーハー心で読了。期待が大きすぎたのかイマイチ

著者プロフィール

大石英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B-1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C★NOVELSを中心に著書多数。陸自の特殊部隊の活躍を描く〈サイレント・コア〉シリーズは、通算400万部を超える。他の著作に、『神はサイコロを振らない』(中公文庫)など。

「2023年 『パラドックス戦争 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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