- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122046276
感想・レビュー・書評
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6巻目で終わりと思いきや、まだ続きがありました。
フィリエルとルーンの新たなる冒険。どちらかと言うと、ルーンの方が大変だったかも?
ただ、急に状況が変わって、いっきに話が進むので、あれ?と思うところもありましたが、これはこれで良かったのかなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あっというまに読み終えた。
これが本当の西魔女の最終巻。
もともとは執筆予定になかった、外伝3巻なので、当時も刊行まで間が開いていたと思う。
今回は15年ぶりくらいの再読なんですが、当時この巻を時間をあけて読んだため、全体の繋がりとしてはハテナの感想でしたが、いま続けて読んでもそこはやっぱりうーん?となる。
しかし、話はさすが面白い。
以下は素朴な感想
バードが主人公、かもしれん。
フィリエルによるバード育児日記。
ルーンと旅するフィーリなバードがめちゃめちゃ怖い。
フィリエルたちが寒いところでフィーリと直接対決する話。
レアンドラとルーンがいろいろしてる話、とだけ記憶にあったけど、そのシーンはけっこう少ないな。
もっと見たかった。
というかこれが最終巻?本当に??とぐるぐるする。
あまりストーリーが進んだりするわけじゃなくて、世界のシステムの新陳代謝に挑むみたいな話。
ケインが好きだわーと思って読んでいたが、よく考えるとそれとは似て非なる、バードの掴みどころの無さ、浮遊感の表現が凄い。
それにしても!
最終巻に、ユーシスさまは一コマも!出てこない!
泣く。 -
最終巻はSF色が結構強かった。
お姫様と騎士と賢者が揃って悪の大王を倒すぞ、的な印象。
物語としては着地したけど、あとはご想像にお任せします、に委ねられているものが多い。
アデイルとユーシスが全然出てこなくてすこし寂しい。レアンドラとルーンのやりとりは好き。
そして気がつく、主人公より他の女王候補が私は好きだと笑
2022.7.31
103 -
長かった……。
最後までのめりこめないまま、されど途中でやめるのはなんだか気が引けてここまで読んだけど、
竜の惑星、馬や徒歩で長い旅をするような回りまわった世界を管理している電子回路。
なんだろう、この世界観は。
最後までしっくりこなかった。
女王候補の三人が、これからどんなふうなグラール国を造っていくのか。
ルーンとティガの関係。
ほのめかしや含みばかりで、消化不良である。 -
グラール王国をめぐるファンタジーはついに完結する。
フィリエルが最後に立ち向かう相手は、女王後継者のレアンドラでも、ひそかに権力を伸ばそうと腐心する聖職者でも、侵攻してくる帝国兵でもない。
世界の審判を下す賢者、いわば世界すべてを司るモノだ。
話の展開はちょっと強引だなぁと思うし、結局これで簡単にめでたしめでたしにはならないな、とも思うけれど、物語世界の終着点としては正しいのかも。
結局、このファンタジーは、壮大な世界を巻き込んだ謎と陰謀と冒険に満ち満ちた歴史絵巻、というのではなく、たった一人の女の子とたった一人の男の子が、恋を全うさせる、ただそれだけの、いい意味でミクロな視点で描かれた恋物語だったのだな、と思う。
それにしても、これだけ長い物語に接していると、脇を固める人物たちの今後も気になる。
ユーシスとアデイルのその後は、レアンドラに理想の男性は現れるのか、東の亡国の王子たちは仇討ちを果たせるのか、若年寄みたいなケインに春は来ないのか、と、ミーハーに語ってほしい顛末だらけだ。
荻原規子、もうこの続きを書くことはないのかなぁ。
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2023年12月3日購入。
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これが最終話?
フィリエルのおとうさんは どうなったの?
会えないまま終わるわけ?
3人の女王候補は 決着しないわけ?
3人のままなの?
せめてそこの所は はっきりして欲しかったなあ!
続編もなさそうだし
こんなに面白くて 1日一冊ずつ読んだのに
心残りがあるまま 終わってしまいました。 -
実はかなり本格的なSFだったんだな…と気づいた。
ルーンとレアンドラのやり取りが好き。