女學校 (中公文庫)

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著者 : 岩井志麻子
  • 中央公論新社 (2006年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046481

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女學校 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 話はマトリョーシカ構造と言おうか、たまねぎ構造と言おうか、夢の中の夢の中の夢構造と言おうか。
    女学校を甘美に語らっていたかと思いきや、急に下卑た口調で、すべて嘘だよ、と。
    夢のような記憶は一転、悪夢や幻想の類いとなる。
    小説ならではの「見えない」記述が効果的だ。つまりこういう小説が好きだ。
    でも、タカハシマコによる漫画化希望。

  • 内容はイマイチぴんとこなかったんですが、ただこれ、海外の、シュールな女性アニメーション作家でアニメ化したら面白そうだなと思いました。

  • 耽美な大正ロマン&ゴシックホラー。
    夢か現か幻か、結局何だったんだろう?
    つまらなくはなかったが、最終的には理解不能。

  • いったいぜんたい、どこからが現実なのか。
    美しい洋間か、ドオルズハウスか、女学校か、汚い和室か、それとも物語中には一切出てこなかった真っ白な病室か。

    言葉遣いにときめき、小道具にときめき、舞台設定にときめき……
    どこまで私を夢中にさせたら気が済むの!と思いながらページを繰りました。棺のシーンが大好きです。この小説の舞台を表現したドールハウスが作りたい!
    精神錯乱系かな、と思いました。でも、精神錯乱の一言で終わらせたくはない。大好き。

  • お嬢様ものが読みたくなり、岩井志麻子作品を初めて読んでみた。

    読み進めれば読み進めるほど、花代子と月絵、そして女学校があやふやになる。ドォルズ・ハウス?それとも、すべてが妄想?
    ねっとりとしていて、靄がかかったような世界観なのに、どきどきする。不思議な読後感。

    解説で自由戀愛がオススメされていたので、今度読んでみたいと思う。

    2013.06.18

  • 何処までが夢で、何処までが現実で、何処までが妄想なのか、全ての境界が曖昧なお話。
    華美な文章は素敵だけど、結局理解がついて行かなくなってしまいました。
    女学校とは一体どういう存在だったのだろう。

  • 内容無いのに文章だけ華美に盛り過ぎ。読みにくい。たいくつ。

  • 親友と二人であの麗しき女学校時代の思い出を語るうちに、次第に引き込まれていく怪しい世界。夢と現実の狭間で「わたくし」を恐怖に陥れる幾つもの恐ろしい罠――。親友だったはずの月絵が語る驚愕の告白を前についに「わたくし」は……。美しくも残酷なゴシック・ロマン。

  • 耽美。女学生。大正浪漫。繻子のリボン。黒髪の乙女。紅茶色のワンピース。レェスのカァテン。

    美しくて密やかで暗くて甘いおはなし。

  • 解説の方がいわれているように、いわれてみれば『夢十夜』。でもでも、『人形の家』の要素も十二分にあるよね。という感じ。時代は明治ごろで、若い有閑マダムが女学校のことを回想しているのだけれど、実はそれは。。。その場所は。。。そして、現実派は。。といった不思議なお話。物語世界がぐらぐらする。

  • 怖いからあんまり好きではないかな。

    大正ロマンの耽美な世界のなんとなく儚く美しさを感じるが、少し怖い。大正時代というのは、時代そのものが現とも幻ともつかない、まるで逃げ水のような時代であったともいえる。

  • 乙女系かと思いきや、真っ暗なとこに突き落とされてびっくり。

  • これは、文章じゃないとできない話。

  • 大正ロマンなホラー

  • 語り合う二人の女の話。話が進むにつれて現実と夢の境が溶けてゆく……。頼りないというかふがいない主人公がよいのです。

  • なにがなんだか、よく分からない。そんな人の心の闇に落ちていくような感じ。一体何が本物なのか。でも実際は、そんなこと関係ないんじゃないか。そんなふうに思えてしまうのが、この本の凄さかもしれない。

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