つきまとわれて (中公文庫)

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著者 : 今邑彩
  • 中央公論新社 (2006年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046542

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つきまとわれて (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • とても読みやすい文章をかかれる作家さんだなあと思います。
    短編の登場人物がつながっていく作りはよく考えられていて、読んでていて趣向をこらしているのがよくわかりました。

  • 私の好きなタイプの短編集。
    人間のえぐみが出てます。

    「おまえが犯人だ」も、最初に考えていたこととは違う方向に帰結しているのがおもしろく、殺人の目的なんて、本当は犯す本人でさえ、曖昧なものかもしれない。
    正義をふりかざす一方で、自己満足があるのではないかと・・・。今回の話に関しては、どちらも確実にあるパターンでしたが。

    次の「帰り花」も、犯人の目的が本当はなんなのか。誰が犯人なのか、結果から追うパターンもいいなと思う。

    総合的に、また読み返したくなるタイプの短編集でした。

  • 2017年1月8日読了。
    2017年14冊目。

  • 全8編の短編集。

    「おまえが犯人だ」
    「帰り花」
    「つきまとわれて」
    「六月の花嫁」
    「吾子の肖像」
    「お告げ」
    「逢ふを待つ間に」
    「生霊」

    解説・千街晶之

  • 連作短編集ですが、全作を通じて共通の人物が登場するのではなく、他の作品で脇役として登場した人物が、別の作品では主人公として登場するといった形式で、面白いなと感じました。
    ストーリー的には、短編集ということもあり、凝りに凝ったトリックといったものはありませんが、どんでん返しもあり、楽しい作品に仕上がっているのではないでしょうか。

  • 前の作品の人物が次の話では主役で登場するという、ホラーテイストの連作短編集。
    個々とても完成度が高い上に、リレー式の登場人物の「その後」もわかって大変面白い。小気味良く、秀逸な作品集。

  • 高水準の短編集。各話の登場人物がゆるやかにつながりつつ、大仕掛けはほどこされていないので、短編内の謎を上回る思わせ振りな前ふりとかなくてすんなり読める。もっとたくさん作品を読みたかったなぁとかえすがえすも残念だ。

  • 最初の一話を読んでみたが、私にはどうも会わない内容で、面白くなかった。

  • 短編集でありながら、前の話に脇役で出てきた人が次の話の主人公に…という感じでつながっている構造の短編集。

    で、最初ざーっと読んだ時に3話目の主人公が前の話のどこで出てきた人なのかが分からず
    分からないまま、ミステリ好きの友人にこの本を貸したら
    人物繋がり一覧を作って、返してくれたので
    その一覧を片手に、もう一度頭の中で人間関係を整理しながら再読。
    人間関係を忘れないうちに再再読して、やっと
    それぞれの登場人物の人物像にまで気が回るようになって
    やっと、楽しめたー!という感じ。
    構成が凝っているだけに、この人はこういう性格なのね
    とか、こんな感じのひとなのかなーとか
    物語を味わえるまでにだいぶ労力が必要だったな…

  • タイトルからどんなに怖い作品なんだろうとワクワク。実際読んでみると軽めのサスペンスでした。読後感はすっきりしてますが、もうちょっと怖くても良かったなあ。前作に出てきた人物が次にも登場するという形式が良かった。特に最終話に出てきた人物の繋がり方はなるほどと思いました。

  • どれも軽く読めて面白かった。
    最後の2作はそこまででもなかった。

  • わりと先が読めてしまうのですが、それを含めて面白いと思える短編集だと思います。
    もしかして、もしかして…と読み進めるじわり感がいいです。

  • これは読んでいくうちに、全く違うオムニバスストーリーなのに微妙に繋がってることに気づく。変わった楽しみ。

  • 面白い
    ホントに面白い

    短編なんだけど、登場人物が微妙に重なってて
    解決した話なのかな?と思ったら最後につながってて

    ひとつひとつは気楽に読める不思議なんだけど不思議じゃなかった話

    やはり今邑さんは上手いね♪

  • 前の作品の登場人物が次の作品に登場するという、リレー形式の連作短編集。
    とは言っても1つ1つの作品は独立した形で楽しめる良作揃い。
    短い物語の中でも今邑さんお得意のどんでん返しがしっかりと含まれていたりと、捻りが効いています。
    次は誰が出てくるのか?というのも読んでいて楽しめる。
    表題作、「吾子の肖像」「生霊」が特に好みでした。
    最終話まで読み進め、ああここでそうくるのか!といった感。
    構成が良く練られていて、連作短編としての楽しみを感じさせてくれる作品でした。
    やっぱり今邑さんは良いなあ。

  • ミステリー短編集。
    前作の登場人物が、次の物語の主人公になり、人物の関係は繋がっている。
    しかし、物語のテーマはそれぞれ違っていて、それぞれの章で楽しめる。
    最後は思いがけない締めくくり方で、うまいなと思った。
    オススメされた一冊であるが、ミステリー好きに勧めたい。

  • 8作の短編が収められているが、どれも一ひねりあり、小気味よい作品であった。8作それぞれ違う個性があって、飽きることはなかった。作品ごとに世界観が異なる一方で、登場人物が次の作品にも表れ、有機的につながっている。伊坂幸太郎の死神の精度に似た(というか本作の方が先か?)技法が取られていて、読了後の後味も良かった。どの作品も良かったが、中でも「つきまとわれて」と「お告げ」は私好みの作品であった。

  • 淡々と、読み進めていけた感じです。よもつらひさかのように、恐さはあまりありませんでした。前の話に出てきた人が、次の話にも出てくると言う設定のようでしたので、立て続けに恐さが続くのは不自然と思いますので、仕方ありませんが。それでも、話の構成や、裏の裏を読まないと真相に辿り着かない感は好きです。

  • 今邑さんの小説は何冊か読んだことがあるけれど。
    この方の小説は短編よりも長編のほうがより深みのあるものになっているような気がします。これは短編集。どれももう少しじっくりと読みたかったというワガママな欲が残りました。

  • 短編集。
    必ず前の作品の登場人物が次の作品で何らかの形で関わってくる…登場人物のリレー小説みたいな感じ。
    内容は、あちこちに一昔前の気配を感じて面白い。トリックなんかの決め手もまた少し古めかしかったり…。今邑さんらしい雰囲気の話が多い。
    作中の話に、少女Aの殺人と同じような話あり。設定は色々と似ていないんだけども根本は同じ。

  • 登場人物が繋がっていくのが新鮮で、どの話も楽しめました。

    もう少し怖いのを期待していたのですが、サクサク読めて満足です!

  • 可もなく不可もなし。
    短編集としては読み易くはあった。
    ミステリーとしてのぞくっと感が、もう少し欲しかった。

  • 人間関係覚えられん

  • 連作短編集。すごく読みやすかった。それぞれの話、登場人物が繋がっていて面白い。軽めのミステリー…かな。

  • 「おまえが犯人だ」
    「帰り花」
    「つきまとわれて」
    「六月の花嫁」
    「吾子の肖像」
    「お告げ」
    「逢ふを待つ間に」
    「生霊」

    短いので少しの時間で読める。
    それでいて、短い割には小さい驚きもあってよかった。

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