ルームメイト (中公文庫)

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著者 : 今邑彩
  • 中央公論新社 (2006年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046795

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ルームメイト (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • これを読んだ人はたぶん大きく分けて2パターンいると思います。

    ミステリー好きだったり、精神医学に詳しかったりして、すぐトリックが分かっちゃう人



    全然気づかず、3回くらい犯人を間違えて最後にびっくりする人

    私は後者だったので楽しめました♪
    ただ、『よもつひらさか』を先に読んでしまったらあまり楽しめないかもしれないです。

  • ブックオフでオススメの棚にありました。

    主人公のルームシェアの相手が急に居なくなる。もちろん、主人公は探す訳だけど、そのルーメメイトは如何やら多重人格らしいと思った矢先見つルーメメイトは死体で見つかる。

    急転回の振り幅が魅力の物語です!

  • イマムラさん、初めて読みました。
    読みやすいです。内容はまずまずかなぁと思いつつも、だんだん集中して行きます(笑)
    なかなかラストの展開で。あ!( ̄▽ ̄;)
    みたいな感じで。納得感とそーだったんねぇと想定できそうな範囲での満足感で満足でした。もすこしイマムラさん、読んでみます!

  • 映画よりも全然いい。たしかにこれを映画にすること自体難しいだろうなぁ。

    だれもが、自身の中にルームメイトをもっているものだと思うと、怖いものです。

  • 2015.12/9〜12。深読みしすぎて、逆に騙された。ルームメイトの失踪、彼女の二重・三重生活の意味とは何か。個人的には、ラストのモノローグはあってよかったのではないかと思う。

  • 文庫版を読んだが、モノローグ4は必要。
    それ以前は、作者がフェアに伏線を提示するので、1/4くらいのところで全展開が読めた。
    が、モノローグ4はしてやられたり。
    先がわかるものの、ページを繰る手が止まらない。
    ルームメイトにこめられた真の意味に戦慄。

  • 結末は自分で選べるところが斬新。始終はらはらどきどき、先が気になりページをめくる指が止まらないような一冊。

  • 終盤はちょっと「無茶な!」と思いつつも楽しく読み終わりました。
    映画化もされてるんですね。
    気になるかも。

  • 面白かった!
    ページを捲る手が止まらなくて、一気に読破した。

    読破すると”ルームメイト”というタイトルに込められた意味も分かるし、自分の知っている人間(身内、仲の良い友達等々)の事を”果たしてどれだけ、その人の真実を知っているんだろうか”という気分になる。

    麻美、麗子、マリ、サミー、カオリと春海と兄の健介、そして大学の先輩である工藤 謙介の関係が物語が進んでいくにつれてもつれていきながら同時に起こる、一連の殺人事件の犯人探しを続けるミステリー要素も含んでいる。

    もつれた糸がほどけた時、全ての真相が明るみになるのだが(ネタバレになるので敢えて伏せておく)その部分は悲しい。だってその指揮をしていたのは、、、首謀者は、、、。

    映画は映画オリジナルの物語(原作があるのは知っていたが)があって原作は原作の物語があるので、2度楽しめるといった感じ。

    私はモノローグ4まで読んだのだが、あのモノローグ4の”俺”っていうのが誰だかがすごく気になる。あれってもしかして。。。

    最後に余談だが主な登場人物の、青柳 麻美、萩尾 春海、
    工藤 謙介3人の名前をイニシャルにすると、A.A、H.H、K.Kになる。そのイニシャルまで、この一連の物語に関係あるのか!?と思って読んでしまった(笑)

  • 後半のスピード感+犯人がわかった時のぞわっと感の演出がすばらしかった >_< 。文章が所々稚拙だった点と、最後の最後をのぞけば☆5

  • 初の今邑彩の作品。多重人格モノと知っての読書だったけど、早いテンポで進むストーリーで一気読み。

    というか、テンポ良すぎ!
    プロットとか秀逸だと思うし、後半に向けて謎が深まっていくストーリーの組み立ても好みだけど、なにしろテンポが速すぎて・・・まるでライトノベル。なんというか、文章に情緒が無い。
    いくらミステリーとは言え、ある程度の情景描写、心理描写なんかは必要だと思う自分には減点材料。テンポの良さと情景・心理の描写が両立されてないと感じた。この小説のプロットで、もっと丁寧に書き込めば、すごい小説だと思うけど・・・。

    ☆4個

    賛否両論ある「モノローグ4」だけど、う~ん、これは微妙なところ。兄・健介が心に棲みついた理由は解るけど、工藤謙介が住み着いた理由が解りづらい。この辺りも丁寧に書き込んでくれれば満足できたんだけど・・・。

    背表紙~
    私は彼女の事を何も知らなかったのか・・・?大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出遭う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが・・・・・・。

    浦賀和宏「彼女は存在しない」も多重人格を扱った作品だけど、こちらの文章の方が情緒的で好み。プロットは申し分ないだけに、もったいない印象。

  • 断然映画の方が面白かった。というか、映画を見てしまったからこそ結末が見えてしまったことによる楽しみの半減さを、文章が補ってはくれなかった。逆だったらきっともっとドキドキしたかもしれない。
    そして、最後の前置きは要らない。そのまま流れていった方がドキッとしただろうから。

  • 途中まで読んで、「先が読めるな」と思っていたら、しっかりどんでん返しがありました。
    ただ、期待したほどではなかったので、まあ普通に読んで楽しめるミステリーかな、という感じ。
    それでも、この人の他の作品も読んでみたいなと思わせる内容でした。

  • 落とし穴、で「ああ」と結末の予想は出来ました。
    「声が聞こえる」でこれはもしかすると映画「アイディンティティー」のオチがくるのかも!?と思いましたがちょっと違っててホッとしました。汗
    (結局は同じかもしれませんが)
    多重人格モノはミステリでも多数取り扱われる様になって、こんなのミステリじゃない!なんていう話もあまり聞かなくなってきましたよね。
    この作品に関しても「この作品は多重人格ネタですよ」という伏線と前提がちゃんと提示されているから「実は多重人格でした!」なんていう作品と違ってとてもフェアです。

    夏なので怖い話読んどこう!と思って手に取りましたが展開も早くてあっという間に読み終われたし、ほんのり怖さも味わえてとても満足の1冊でした。

  • 展開のテンポがいい、常に次が気になるという点でよく推敲されている著書。

  • おそらく2012年ごろに購入して、積読プレイ中でした。
    映画化されるとのことで、その前にってことで手に取ったのでしょう。
    しかし、読まず、映画も見ず・・・

    その後、この作者の方は亡くなられたとのこと。
    読み終わった今、惜しかったと感じる。

    最初、単純に多重人格ネタの殺人ミステリーかとガッカリ感が先行した。というのも所々で、「24人のビリーミリガン」の本のことがモロでてくるので・・・ああ、「ビリー…」のネタでトリックするミステリーかと感じたわけですね。

    多重人格の二人が大都会の東京で出会うということが発端となるという、極めて稀な出来事。そのことが偶然という一言で説明されるのには不満。そこのところをもうちょっとこじつけしてほしかった。実際の場合、こんな二人が出会うには「偶然」しかないんだろうけど。

    それ以外は、オールOK。読んでいてすばらしいと感じた。読ませる感じ、展開のテンポ、どれも読みやすかった。ただ、多重人格4人分と2人分?のそれぞれの描写で混乱して何度か読み返したけど・・・(笑)

    最後のエピソードも読みました。
    作者自身が言っているように、読んでも読まなくてもどちらでもいいかも。それほど後味が悪くなるってことはなかった。

  • まあまあ楽しめました。「後味がちょー悪い」というモノローグ4ももちろん読みましたが、予測できる内容であえて封印するほどではないかな。と言うか変に煽るから期待値が高まってガッカリのパターン。なぜその人格があの人の中に生まれたのか納得できなかったし。もっとサイコ・サスペンスな話だと思っていたので、早い段階で麗子が多重人格だと判るし拍子抜けでした。

  • 多重人格者の犯罪を扱ったお話なのだが、多重人格者のルームメートも実は多重人格者であったという。
    確率で言うと、ほとんど起こりえない偶然になると思いますが、心の中のもう一人の自分同士が引き合った結果なのかもしれません。
    どんでん返しに次ぐどんでん返しで、最後の最後まで読まされました。おもしろかったです。
    この話、一旦はハッピーエンドにした話の後に、バッドエンドのおまけが続いてついているのですが、私はやはり多少後味が悪くても、最後の最後までがお話であったと思いました。
    2013年に北川景子と深田恭子のキャストで映画化されていて、観たいなと思っていたのですが観られなかった映画でした。今度、DVD借りてきて観るかな。

  • 帯にひかれて読んでみたけど、非常に面白い。

    そしてとても読みやすい。


    レビュー見てるといろんな意見があるけど、私は単純にこの作品が好き。

    久々にきたヒット作品。
    最後のハッピーエンドから一転した展開もまた面白い。こういうどんでん返し系、好きだな。

    もっと今邑さんの他の作品も読んでみたいと思いました。


    文句なしの☆5つ。

    20110309

  • 最後は予想を裏切られたどんでん返し!
    バッドエンドとハッピーエンドと両方用意されてて読者の選択で終わり方も変わるというのは斬新な発想だった!ただ、多重人格というのが題材なのだが、とても恐ろしかった。24人のビリーミリガンという実在する人物を引用し、多重人格者とは何かを執筆していく。それと同時に、誰が殺したのかを推理していくのだが、その犯人は正直、最後まで見つけることが難しかった。人の先入観はとても怖いものだ。なかなか覆られない。

  • 交換本!!!いやーーー面白い!!!そうくるか!!!そうくるか!!!!の連続でした!!!
    そうかぶせてくると思わなかったわーでも、なんかくる感じはわかるけど、お?お?お?おーーーー!!と、程よく裏切ってくれちゃいます!!

    多重人格、ビリーミリガンも読んだけど、わかるのだろうか???

    一緒にいれば???日本にはどのくらいいるんだろう????

    そんなふうに考えさせられるし、多重人格だと42歳が21歳の人格が出てきた場合に、本当に21歳で通るのか?
    さすがに42歳が21は無理じゃね?と、思う私。いくらなんでもねーでも多重人格だとなり切るからイケるらしい?いや、イケることになってはいたけど、その一点だけ、私、どうも腑に落ちない一冊でした。笑!!

  • 複数の人格で1つの身体を共有しているから「ルームメイト」。
    映画がR‐12指定になっていたのは、冒頭の惨殺事件が衝撃的だからかな?(映画は観てないけど)

    後味がチョー悪いと言う、衝撃のラストは作者自ら、読み進めるかどうかはご自身の判断で…。とあとがきに書いているけど、このラストを読まないと”兄の聞いた声”が謎のままになってしまうのだ。

    私はこんな終わり方も嫌いじゃない少数派みたい。

  • 「俺には我慢がならないのだ。この世に、俺と同じ顔を持ち、同じ肉体も持つ男がもう一人存在するということに」……この文おかしくないですか?晴海の中に出来た人格なら、少なくとも顔は晴海じゃないですか、と屁理屈を捏ねたくなる。だって散々煽ったあとのオチだもの。途中まで面白かったのだから、結末ももう少し面白く出来たのでは?と思ってしまった。

  • 大学へ通うために上京してきた萩尾春海と、京都から来たという西村麗子という二人の女性が住むところを探している時に出会い、ルームシェアを始めることになる。その後、西村麗子には秘密があり、ルームシェア時に約束していた家賃の支払いが滞り始め、姿もくらましたことから、春海が麗子の行方を探りだす。次々とわかり始める事実があり、ようやく麗子のもとに辿りついたと思ったら麗子は殺されていた。一連の殺人事件の真犯人は?というサスペンス物語。
    春海が麗子のことを探っている内に麗子は実は麗子ではなく、麗子の母親である青柳麻美で、しかも麻美は多重人格者であるというわかるけど、これ自身が物語の核かと思ってたら、これも伏線で少しびっくりした。
    あと、物語の中盤辺りで、あ、展開わかったかもと思ったのもすっかり騙された形になってしまった。
    また、物語の構成として、モノローグというまとまりと本編とか交互に語られ、二つの物語が一つに繋がっていくというのもすっかり騙された手法の一つやったかもしれない。
    最後にはモノローグ4として物語が締めくくられるけど、モノローグ4はあとがきのあとに掲載されていて、これ自身は物語の完結とは関係ないとされてるけど、個人的にはモノローグ4までを読んで物語は完結すると思う。
    全体的には、思っていた以上におもしろかったので、読んで良かったと思う。

  • 主人公萩原春海が共に暮らすルームメイトの西村麗子が失踪、そして殺される。西村麗子について調べているうちに、彼女の二重・三重生活が明らかになっていく。
    なぜ彼女はそんな生活をおくっていたのか、また彼女を殺した犯人は誰なのかといった感じで話が進んでいきます。
    話の途中で明らかになっていくのですが、多重人格が一つのテーマとなっているため、アンフェアとまではいかないけど、やや「う〜ん」と感じるところはあったけど、話の展開は小気味よく楽しんで読めました。
    最後のある人物に関しては、何故、どういった経緯でそこに登場してくるの?といった感じは拭えませんでした。

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