植物怪異伝説新考 上 (中公文庫 B 21-11)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122047013

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  • 植物怪異伝説新考(上) 日野巌 中央公論新社

    読み途中のメモ。
    甘露が菌やら植物やらあるいは虫やらの露なのはいいとして、しかし、『綿のよう』とか『長さ五六尺、広さ八寸』と記されている甘露の正体はなんだろう?

  • 古今の文献より植物の怪異を蒐集、分類した学術書。
    植物の語源や学名等、それぞれにかなり詳しい説明がなされており、色々と面白いモノに出会えた。

  • 植物の怪異。それは思い出そうとしても、中々出てこないもの。
    たんころりん、人面樹、片葉の葦にカヤノヒメ……
    手元の文献を紐解いてみても、植物の怪異・妖怪に関する表記は恐ろしく少ない。
    人間の生活にこれでもかと根付いておきながら、怪異としては中々知られていないものが多い。
    そこでこの一冊だ。
    とにかく珍しい植物中心の怪異研究本。貴重で手に入りにくかった本の復刻であるために、とても嬉しいものである。値段が少々高いが、それに見合う内容であるといえよう。なにしろ、こちらは資料がいくらあっても足りない側だ。
    この本を機に、植物の怪異にもっと目を向けてみるのもよいと思う。

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