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- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122047013
感想・レビュー・書評
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古今の文献より植物の怪異を蒐集、分類した学術書。
植物の語源や学名等、それぞれにかなり詳しい説明がなされており、色々と面白いモノに出会えた。 -
植物の怪異。それは思い出そうとしても、中々出てこないもの。
たんころりん、人面樹、片葉の葦にカヤノヒメ……
手元の文献を紐解いてみても、植物の怪異・妖怪に関する表記は恐ろしく少ない。
人間の生活にこれでもかと根付いておきながら、怪異としては中々知られていないものが多い。
そこでこの一冊だ。
とにかく珍しい植物中心の怪異研究本。貴重で手に入りにくかった本の復刻であるために、とても嬉しいものである。値段が少々高いが、それに見合う内容であるといえよう。なにしろ、こちらは資料がいくらあっても足りない側だ。
この本を機に、植物の怪異にもっと目を向けてみるのもよいと思う。
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