オーケストラは素敵だ―オーボエ吹きの修行帖 (中公文庫 (も27-1))

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著者 : 茂木大輔
  • 中央公論新社 (2006年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122047365

オーケストラは素敵だ―オーボエ吹きの修行帖 (中公文庫 (も27-1))の感想・レビュー・書評

  • すっごくおもしろかったー!

    N響の首席オーボエ奏者、茂木さんの若かりし修行時代の色々。
    ドイツ留学、オーケストラのオーディション、バッハ曲との出会い…。
    ギャグ交じりで笑いながら、どのエピソードもおもしろくて、未知の世界が楽しくて!
    そして演奏や音楽(曲)に感銘を受けた時の、その素敵な描写!!
    とっても良い本を貸してもらった~♪
    続きも楽しみ!
    てか、茂木さんの演奏、聴かなきゃっ。

  • オーケストラは素敵だ。憧れる。

  • 読み始め…16.4.12
    読み終わり…16.4.13

    「オケ老人」からのオケ繋がり。

    オーボエ奏者茂木大輔さんがN響入団に至るまでの波乱爆笑な修行の道のりと楽屋裏話です。面白い~♪笑えました。茂木さんとオケ楽団の裏話秘話が満載で、全220頁の中から面白ろどころを切り出そうとすればそりゃもう全部!とてもレビューしきれません。

    そんなななかでもひとつあげるとすれば
    コンサートの当日に、楽団員たちが会場の楽屋入りをしてからステージにあがり、緊張のなか指揮棒が振り下ろされ演奏がはじまって.......そして~....終わる......という流れの一部始終を約5頁にも渡って実況のごとく書き表されていたところ。そのコンサートを聴きに来ている私もその場にいて、緊張で張り詰めて胸騒ぎがしてきて大音響が空に鳴り響いてきたときには感極まって涙してしまった.....。鳥肌まで立ちました。感動した~~。

    オーケストラのあの大音響の世界を文章で響かせてくれるなんてすごいなぁ。しかも感動させてくれるなんて。臨場感たっぷりでした。実際茂木さんもこの場面をお書きの間は悦に入っておられたようでしたし...(笑) 指揮者でもある茂木さんならではなのだと思います。あぁ~楽しかった♪

  • 小生は、クラシック音楽には縁遠く、せいぜい、名曲アルバムで耳にした音楽に、なんてきれいなメロディって感じる程度です。

    音楽家さんと音楽家の卵さんの世界を少しだけ体験させてくれるような本でした。

  • 今やN響でも大御所格の茂木さん。
    修業時代のエピソードが中心となったエッセイ集である。

    以前読んだ『オーケストラ楽器別人間学』は、面白かったけれど、何か文章のリズムが合わなくて、あまり楽しめなかった。
    でも、本書は大成功!の経験も、若いころならではの未熟だったことも、臨場感たっぷりに語られる。
    茂木さんの人柄、音楽家としての喜びや、コンディション管理の苦労など、軽口の間にも等身大の音楽家の姿を見る気がした。
    読んで、心に響く感じがあった。
    とても素晴らしい本だと思う。

  • 「のだめカンタービレ」(ドラマ・映画)の影響で意識してクラシック音楽を耳にするようになった頃、「のだめカンタービレの音楽会」というコンサートが開催されました。その会場で販売されていたのがこの本、このコンサートの指揮とおはなしを担当していたのが著者である茂木大輔さんでした。

    オーケストラについて「のだめカンタービレ」で少し知識を入れた程度の私が読むのに難しくないのかと心配でしたが、序盤はオーケストラの知識がないからこそ興味を持って読むことができました。というのも、茂木さん自身がオーケストラに入るまでの道のりなので、茂木さんがオーケストラのシステムや特有の用語・習慣などを知る過程を読者である私も共に追うことになる。つまり、茂木さんと共にオーケストラの世界へ自然に入ることができるというわけです。

    外から見ると荘厳でお堅いイメージのオーケストラ(←個人の感想)ですが、茂木さんによる諸々の解説や例えは“おしゃべり好きなオッサン”が話しているような軽いノリで、『こんなんで大丈夫か?』と思ってしまうほど。スタッカートが効いているようなテンポの良さと、『この人、本当に音楽家なの?』と疑いたくなるくらいのギャグが散りばめられていて、思った以上に緩い世界なのかもしれない…とオーケストラを舐めてかかりそうな心持ちにさえなりそうです。
    とは言え、そこはやはり厳しい修業を経て音楽家になった茂木さんです。苦しさや緊張感もしっかりと書かれていて、音楽の世界で生きることの大変さがひしひしと伝わってきます。
    また各所に散りばめられた“オーケストラの中の人”だからこその観衆へのアドバイスは、オーケストラを聴きに行く際には大いに参考にしたいところです。

    この作品は至るところにクラシックの曲名が登場します。文章を読むとそのタイミングで出てきた曲を聴いてみたくなるものです。一緒に作品中に出てくるクラシック曲を集めたCD(もちろん茂木さん監修で)があれば、さらに作品の世界観に浸れるのではないかと思ったりします。

  • N響オーボエ奏者の茂木さん。こんなに笑える人だったのか~。オケのオーディション、N響の本番、指揮者の違いなどなど、興味深い裏話がたくさん。文章がホントにおかしくて、あっという間に読んでしまいました。オススメです。

  • オーケストラの裏話を軽ーいノリで。面白い!当たり前だけどプロも緊張するんだな〜

  • 本から音は流れてこないので、音楽家の正面の話ではない。
    オーディションに受かった話、落ちた話などの音楽家の裏の話だ。
    音楽好きの方用の、音楽ネタも満載です。

    文庫本の後書きには、タモリの話もある。

    南伸坊の挿絵もよい。

    ノダメカンタービレの二ノ宮知子の帯もよい。

    筒井康隆が解説を書いている。

  • オーケストラって奥が深い!と思ってたのを
    あっさり簡単におもしろくしてあってすごく面白かったです

    ベトシチとかタコハチって結構よく使ってたけど確かに変な言い方だよね
    なんかの本に「タワレコでフルベンのベトシチを買った」っていう文があったんだけど「タワーレコードでフルトヴェングラーのベートーベン交響曲第7番を買った」っていうの面倒だから仕方ないっちゃ仕方ない!

    やっぱり楽器とオケは最高だと思う

  • クラシックの楽しさ

  • オーディションやコンサートの緊張感が伝わってきます。茂木さん、茶化しているような文章を書いてるけど、きっとすごいロマンチストなんでしょうね。

  • たまに腹をかかえて笑いたくなる時に、
    引っ張り出してきている本。
    クラシックがよく分からない人でも、
    おもしろいんじゃないですかねぇ。
    (もちろんある程度知っていると、なお良し♪)

    特にオススメは「名曲のアダ名」。
    初めて読んだ時は電車の中だったので、
    笑いをこらえるのが必死だった覚えがあります。

    もちろん笑うだけではなく、
    プロになる人はやっぱりやることやってきてるんだなと
    いうこともよく分かって、勉強になりますよ。

  • 今、著者の茂木さんはオーボエ奏者というよりも、コンサートや他の音楽企画(少し前ではドラマ版「のだめカンタービレ」の監修とか)のお仕事でお忙しいようにお見受けしますが、これはサブタイトルにあるように、若き日の修行時代〜N響に所属した当初の時代を振り返ったエッセイ集です。面白かったのがやはり、ドイツでの音楽学生時代を書き連ねた部分です。勉強している分にはいいけれど、20代〜30代なわけだし、進路をやはり考えないといけなくなってくる…音楽雑誌の求人広告を見ながらオーディションを受けまくる日々は、「音楽家って本質的に『芸人さん』だからキビシイなぁ…」と思いながらも、そこまで自分の好きなこと(しかもつぶしがきかない)で身を立てていこうという情熱に心躍らされるものがあります。それに、南ドイツの超一流楽団の団員に手が届くところまで行きながら、それをちょっと口走ってしまったがため(就職活動のプロセスが他言無用なのはほぼ全世界、全業界で共通らしい)に「あいつは軽いところがある」とそっとはずされてしまうというくだりは、「残念!」と思いながらも、このエッセイの軽がると能弁な書きっぷりからもわかるとおり、「ドイツ人にだって、やっぱり見られてるのよ!」とツッコミを入れたくもなります(笑)。ドイツ国内のオーケストラで腕を磨き、帰国してN響の団員となって、一流の指揮者と競演しながらエキサイティングな経験をしていく過程も楽しく読ませていただきました。最後の部分は、ドイツで勉強するきっかけとなったあるレッスンに割かれており、茂木さんの根っこの熱さが分かるように思います。音楽家というのは華やかでしんどい商売(しかもオーボエにはスポットが当たることは少ない)…でも素敵な生き方であることがよく分かるエッセイで楽しく読めました。筆致がもう少し落ち着いていたほうが私の好みかな、ということで、この☆の数です。ごめんなさい。

  • とかく固くなりがちなクラシック。わかりやすく、ツボを抑えての語り口に引き込まれます。

  • のだめの監修でお馴染み、茂木さん。私はこの方が指揮するオケを見たことがあり、本当は邪道なのですがそのイメージがとても強かったのです。でも流石に天下のN響の首席オーボエ奏者!イメージ先行になりがちな音楽家というお仕事ですが、オーディションや音楽に向き合う正直な気持ちなど、軽快で楽しい文章で語られています。でもきっとユーモアというオブラートの内側は苦さもあるのでしょうね・・・。

  • 『ドボルザークの八番を「どぼはち」と略されると、頭の中で桂枝雀が落語を始める』くだりに大爆笑。<br>
    もっと『楽隊』の裏話を読みたいので、続編希望。<br>
    あと、『のだめカンタービレ』(ドラマ)のスタッフロールで、「オーケストラ指導」でお名前があったのがなんだかうれしかったです。

  • ユーモラスな文章が楽しい一冊。会長に読み進め、最後にちょっと硬いエッセイが並ぶ構成がいまいち。この部分は中央に持ってきてほしかった。
    もっと大部でじっくり読みたくなる一冊。

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