トゥーランドット 蝶々夫人 ラ・ボエーム (中公文庫―マンガ名作オペラ)

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著者 : 里中満智子
  • 中央公論新社 (2007年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048034

トゥーランドット 蝶々夫人 ラ・ボエーム (中公文庫―マンガ名作オペラ)の感想・レビュー・書評

  • 蝶々夫人は、夫人の愛が重い。でも息子は取り上げられ、主人はアメリカ人の女性と結婚し、絶望のあまり自殺するのはかわいそすぎる。

    トゥーランドットは、姫様怖すぎ。求婚者を次々殺し、謎を解いた求婚者のお付きの者まで殺してしまうとんでもない人。
    キスしただけで愛が芽生える展開には笑えるけど、この話はおもしろかった。

    ラ・ボエームはよくある貧困にあえぐ芸術家の卵の恋愛→貧しさのあまり彼女の病気を治してあげられず、彼女死亡という話であまりおもしろくなかった。

  • 『蝶々夫人』『トゥーランドット』『ラ・ボエーム』ここに収録されている3つのオペラ作品は壮大な展開こそないものの、ある種の『現代性』や異国情緒。さらには英雄ではない『普通の人々』が描かれております。

    里中満智子先生によるオペラ作品を漫画化したその第5巻になります。ここで収録されているのは3編のオペラ作品で、当時の日本を舞台に日本人の女性とアメリカ人の恋愛模様を描き、母国へ去った夫をそれでも待ち続ける悲しいお話の「蝶々夫人」。プッチーニの描く当時の中国を舞台に異国情緒に満ちた世界を描く「トゥーランドット」。そして最後は売れない画家や詩人と彼らにまつわる女性達を詩情豊かに描く「ラ・ボエーム」。なかにし礼氏がよく歌詞の中で「ラ・ボエーム」とよく書いていたのですが、これが元ネタだということを、これを読んではじめて知りました。

    『蝶々夫人』に描かれている日本像は何というのか…。当時のヨーロッパから見た典型的ないわゆる「フジヤマゲイシャ」の世界で日本人としては『ウーン』と思ってしまうのですが、異国の人間と「結婚」して子供はできたはいいけれど、母国に帰った夫は別な女性と結婚して…。何かこれは現代の社会にもありそうな物語だなぁとおもって読んでおりました。

    『トゥーランドット』は絶世の美女が問うなぞなぞに全て答えなければ命はない、という難問に挑む一人の男を通して『愛』についての本質的な問いかけをするものだと思ったのです。最後の最後ではハッピーエンドで終わるわけですが、こういう女性は僕は無理かも…。

    「ラ・ボエーム」はボヘミアンたちが主人公ですが、彼らの生き様がとてもある意味で普遍的なものであり、ボヘミアンは現代の社会のでも一定数存在するので、この物語も普遍性を持つのでしょう。こういうこともきっかけにしつつ、オペラの豊穣な世界に足を踏み入れるきっかけになれれば幸いに思います。

  • トゥーランドットってこんなお話だったんですね。分かりやすくて堪能できました。その上、何よりも表紙のイラストのトゥーランドット姫が美しくて本当に見とれる。このポスターが欲しいぐらい!オペラ聴いてみたい。

  • マンガ名作オペラ、3冊ほど借りて読みました。知ってるつもりだったお話が実はうろ覚えで、目から鱗の連続。一冊に三話入っていてお得だし、このシリーズ買おうかなあ。それにしてもイタリアオペラはどれもこれもストーリーが無茶苦茶ですね。人気歌手の見せ場さえあれば、ストーリーはどうてもいいということで。

  • よく聞く曲の背景をざっと知りたいときに手頃に読めました。「トゥーランドット」も「蝶々夫人」も、オリエンタルなイラストも美しかったです。

  • 満点!オペラを勉強するきっかけには入門書としては、素晴らしい本!蝶々夫人の話しの切なさ、ラ・ポエームのコミカルさ、トゥーランドットの華々しさ、オペラを聴くながら読み、感動が深まった!

  • 「トゥーランドット」「 蝶々夫人」「 ラ・ボエーム」を漫画仕立てで紹介。オペラの導入に利用したけど、理解しながら見るのとしないで見るのとは、格段の差があると思う。

  • オペラのストーリーが5分でわかる本 みたいな?
    トゥーランドットって、荒川静香のスケートの曲で使われてたやつだ(「誰も寝てはならぬ」)オペラだったのね。

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