六〇年安保闘争の真実: あの闘争は何だったのか (中公文庫 ほ 1-8)
- 中央公論新社 (2007年3月25日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122048331
作品紹介・あらすじ
「六〇年安保闘争」は、戦後の日本がいちどは通過しなければならない儀式だった。太平洋戦争の指導者に弾劾を加え、さらに占領後期の内実を確認するために、あの闘争は必要だったのである-昭和史のなかでもっとも多くの人々を突き動かした闘争の発端から終焉までを検証する。最終章「補筆 六〇年安保を想う」を加筆。
感想・レビュー・書評
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戦後史は、「吉田学校」で教わったので、岸時代のことだけが抜け落ちている。保阪さんの本は読みやすいので、ようやく60年安保のことが理解できた。
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大学時代、近現代史の講義で、好きな本を選んでレポートを書くという課題が出た。
その時に、文庫という理由だけでこの本を選択。
内容は ちんぷんかんぷん だった。
なぜなら私は根っからの世界史人間だったからだ。
読む気が失せ、もちろんレポートも書く気になれなかった。
結果、その講義の単位は捨てた。
それ以来積読だったこの本を、2年ぶりに手に取った。
寝る前に読んでみたら、速攻で睡魔が襲ってくることが分かったからだ。
読み始めはやはり、理解が難しかったが、半ば意地になって読み進めていたら、徐々に内容が分かるようになっていた(驚)
少し現在とカブるなぁ、と。なんとなくTPP関連で。
といっても、“感覚的に”なので理論立てて説明することは不可能ですが....。
改めて、歴史を学ぶ意義のようなものを感じました。
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