- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122048690
感想・レビュー・書評
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大人になったらもう一度読み返してみたい。今とは違う少女の捉え方が出来そう。
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物語はちょっとミステリアスな美少女たちに毬子が合宿に誘われるとこから始まる。ミステリーと青春小説。
初めての恩田陸さんの作品。少女と言う多感な時期を美しく描いている。友人との微妙な距離感を意識したり、特別な出来事が起こる事を夢想する一方で、現実を斜めにみたり彼女たちの感情は忙しく変化する。少女が憧れる少女を描いている。 -
ミステリー部分は大したことないオマケ的な感じ。
3人の視点から物語が流れていく。
私の大嫌いな夏というシーズンさえ、「よいな」と思わせる世界観に浸れる。 -
そこまで面白いと感じていなかったのに読む手が止まらなかった。
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久しぶりに好きな世界観☆
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それぞれの視点から物語が進んでいき
今まで読んだ恩田陸の作品の中でも新鮮な感じがした。
他のレビューでも書いてあるけどこの人は
本当に高校生を書くのが上手いです。 -
濃い!
電車の往復3時間で一気に読んだ。
久しぶりに頭くらくらになった。
みんないろいろ錯綜してるの面白い。 -
どこかノスタルジーを感じる作品。
「なんだろうなんだろう」と気になり、一気読み。 -
女性の感性が垣間見れる作品、それぞれのキャラクターが見事に立ち回ってくれます。
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潔癖さや気高さと、暗い心象が混ざった小説。
一人称がそれぞれの少女の内面を細かく語っていた。
芳野が香澄の絵を描くシーンは、官能的描写ともとれる書き方だった。
大切に思いあっているのに、どこか伝わりきらない罪の隔たりが切ない。