蛇行する川のほとり (中公文庫 お 70-1)

著者 :
  • 中央公論新社
3.65
  • (201)
  • (284)
  • (453)
  • (35)
  • (8)
本棚登録 : 2305
感想 : 241
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048690

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大人になったらもう一度読み返してみたい。今とは違う少女の捉え方が出来そう。

  • 物語はちょっとミステリアスな美少女たちに毬子が合宿に誘われるとこから始まる。ミステリーと青春小説。

    初めての恩田陸さんの作品。少女と言う多感な時期を美しく描いている。友人との微妙な距離感を意識したり、特別な出来事が起こる事を夢想する一方で、現実を斜めにみたり彼女たちの感情は忙しく変化する。少女が憧れる少女を描いている。

  • ミステリー部分は大したことないオマケ的な感じ。

    3人の視点から物語が流れていく。

    私の大嫌いな夏というシーズンさえ、「よいな」と思わせる世界観に浸れる。

  • そこまで面白いと感じていなかったのに読む手が止まらなかった。

  • 久しぶりに好きな世界観☆

  • それぞれの視点から物語が進んでいき
    今まで読んだ恩田陸の作品の中でも新鮮な感じがした。

    他のレビューでも書いてあるけどこの人は
    本当に高校生を書くのが上手いです。

  • 濃い!
    電車の往復3時間で一気に読んだ。
    久しぶりに頭くらくらになった。
    みんないろいろ錯綜してるの面白い。

  • どこかノスタルジーを感じる作品。

    「なんだろうなんだろう」と気になり、一気読み。

  • 女性の感性が垣間見れる作品、それぞれのキャラクターが見事に立ち回ってくれます。

  • 潔癖さや気高さと、暗い心象が混ざった小説。
    一人称がそれぞれの少女の内面を細かく語っていた。
    芳野が香澄の絵を描くシーンは、官能的描写ともとれる書き方だった。
    大切に思いあっているのに、どこか伝わりきらない罪の隔たりが切ない。

全241件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×