ぼくらはみんな、ここにいる (中公文庫 お 67-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 109
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048713

感想・レビュー・書評

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  • 全国大会での優勝経験もある、光が丘中学校吹奏楽部の夏の合宿先に選ばれたのは、神主島という、島原半島のほど近くに浮かぶ小さな島だった。しかし、この島で充実した合宿生活を送るはずだった彼らを待ち受けていたものは…。壮大な運命に立ち向かう少年少女たちを描いた、著者渾身の感動巨篇。

  • 『神はサイコロを振らない』と似た感じ。きっと好きなテーマなんだろう。『神〜』の方が設定は面白かった。当事者視点にしたなら主人公絞ってもう少し心理的なところも描いてくれてもよかったかな。

  • うーん。あまり好きでない。
    話が壮大すぎて、ディテールで納得出来ない事が多すぎるきがする。。

  • とある中学校のブラスバンド部が合宿で長崎の島を訪れたことから
    始まる(いや、その前から何度も始まっているのか!?)壮大な
    運命に立ち向かう子供たち+わずかな大人たち。

    うーんと、ちょっとネタバレになってもいいですかね。
    何も知らずに読みたい人のために、間に空行でもいれましょうかね。











    タイムスリップ+15少年漂流記+史実を交えたファンタジー。

    感想を一言で言うなら、「微妙」でした。
    元々「時間軸のズレ」関連の話って好きじゃないこともあるけど。

    サバイバル的な部分はちょっと面白かったな。

    けど、この本で何を伝えたいのかは、今のわたくしにはまだ
    読み取れませんでした。
    そのうち再読してみようかな。

  • スケールが壮大です。
    この先起こることを知っているほうがいいのか、知らないほうがいいのか…。

  • タイムトラベルものは好きだ。サバイバルも好きだ。青春ものならなおよし。
    語り口が淡々としているのが一番素敵だ。
    パラドックスを気にしないでいられるのも良い。
    だから、途中まで大変満足だった。

    だけれど、その分、最後と最初の主人公の推移がご都合主義すぎて残念。

  • 高校生のとき、ハードカバーの表紙のEuphoniumが気になって読んだのがきっかけ。
    文庫本版にはEuphがなくてショックだった。
    内容はとある中学校吹奏楽部の合宿の話ですが…
    何かを話すと全部ネタバレなりそうなんで止めときます。
    一言だけ。
    私はビックリしました。

  • 題名に惹かれて手に取った。
    でも最初の方を読んだだけで、読めなくなってしまった。
    きっと自分の気分や体調のせいだろうから、いつかリベンジするかな・・・。

  • 現代は便利すぎる

  • とある島に合宿として訪れた光が丘中学吹奏楽部。ボランティアの大学生。元自衛隊隊員。その島にはある秘密があった・・・。それらに彼らはどう立ち向かっていくのか?タイムトラベル式十五少年漂流記?この作家さんはタイムとラベルが好きなのね・・・と。話がうまく進みすぎる感も否めないけれど。あと人称が分かりづらかった。時々誰の心情か分からなくなりつつ。でもいつも彼らには音楽があった、みたいな。章ごとに付けられた音楽のタイトルを見て聴いてみたいなと思いました。

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著者プロフィール

大石英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B-1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C★NOVELSを中心に著書多数。陸自の特殊部隊の活躍を描く〈サイレント・コア〉シリーズは、通算400万部を超える。他の著作に、『神はサイコロを振らない』(中公文庫)など。

「2023年 『パラドックス戦争 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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