ぼくらはみんな、ここにいる (中公文庫 お 67-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 109
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048713

感想・レビュー・書評

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  • タイムトラベルものは好きだ。サバイバルも好きだ。青春ものならなおよし。
    語り口が淡々としているのが一番素敵だ。
    パラドックスを気にしないでいられるのも良い。
    だから、途中まで大変満足だった。

    だけれど、その分、最後と最初の主人公の推移がご都合主義すぎて残念。

  • とある島に合宿として訪れた光が丘中学吹奏楽部。ボランティアの大学生。元自衛隊隊員。その島にはある秘密があった・・・。それらに彼らはどう立ち向かっていくのか?タイムトラベル式十五少年漂流記?この作家さんはタイムとラベルが好きなのね・・・と。話がうまく進みすぎる感も否めないけれど。あと人称が分かりづらかった。時々誰の心情か分からなくなりつつ。でもいつも彼らには音楽があった、みたいな。章ごとに付けられた音楽のタイトルを見て聴いてみたいなと思いました。

著者プロフィール

大石英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B-1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C★NOVELSを中心に著書多数。陸自の特殊部隊の活躍を描く〈サイレント・コア〉シリーズは、通算400万部を超える。他の著作に、『神はサイコロを振らない』(中公文庫)など。

「2023年 『パラドックス戦争 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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