王女グリンダ〈上〉 (中公文庫)

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著者 : 茅田砂胡
  • 中央公論新社 (2007年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048836

王女グリンダ〈上〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 型破りな王女グリンダ(リィ)と、暗殺者一族の刺客・シェラの物語。2人の関係がどう変化していくのか、ドキドキしながら読み進めました。
    ちなみに、「デルフィニア戦記」の原型となったお話ですが、そちらは未読です。どのような違いがあるのか楽しみ。

  •  大変失礼な話なのですが、この本を出した最初の出版社は倒産して良かったのではないかと思いました。
     この本「王女グリンダ」が、後に書かれた「デルフィニア戦記」に遠く及ばないからです。
     この本は話の出発点が違うせいで、どうしても前の内乱のことや王女の素性など、説明文が途方もなく多いです。イヴンやシャーミアンなどの登場人物も、自然な流れで合流するのではなくもうそこにいるので、また説明文章……。
     また、その個々のキャラクターも、練りが足らないのか作品に動かされているのか、「デルフィニア戦記」ほどの輝きを感じません。いる必要を感じない人物「サロマ」なんてのもいます。私が大好きなはずのリィとシェラのやりとりを見ていても、なんか違う。大きく違う。夢が軽く壊れます。
     「デルフィニア戦記」はあちらが完成品で、洗練された完璧な作品なので、こちらは特に読む必要のない本です。

  • 2015/03/12

  • 図書館で。上下巻通した話なのかと思ったら上巻でお話が終わっていた。良かった。シェラさんが王女に合流する話ですが王女が出張るより本編の決着のつけ方の方が確かに納得いったかな、という感じです。

  • デルフィニア戦記のプレストーリー。
    スケニアの暗殺者シェラが王女グリンダの侍従となって出会うところからこのファロット一族の正体を王女が魔女のおばばから聞かされて策を練る巻。
    王女は軽々と暗殺者の攻撃を躱すだけで無く、ロボットのように命令に従ってのみ生きてきたシェラに自由と自我と生きる苦悩を与える。

    ヒーローと言っていいのかヒロインと言っていいのか。

  • 中央公論社でシリーズ化される前のデルフィニア戦記。

    放浪の戦士の部分が全然なくて、
    シェラが刺客として登場するところから、
    ウォルがリィにプロポーズするまでのお話。

    キルタンサスがグランディスになってたり、
    シェラがファロット一族から抜けるのが簡単だったりするけど、
    全体的な流れはそのままで、
    その前もその先も知っているから、
    上澄みの部分を読んだなっていう印象しかないです。

    しかし、全18巻プラスその他のシリーズの繋がりまで、
    この段階で考えてたんだとしたら、
    純粋に尊敬する。

    世界の範囲は壮大だけど、
    シリーズ自体は軽快なので、
    キャラと勢いで読めば楽しいと思います。

  • デルフィニアから入ったので「ここから始まるのか…」とビックリしました。デルフィニア読んでいなくても唐突に感じるかな…。

  • この本と「デル戦」との関係を正しく理解しないまま読み始めた KiKi は途中で頭が???に・・・・・。  「デル戦」ではシェラの正体を初めて知ったシャーミアンが激昂のあまり剣を抜き、イヴンがそのシャーミアンの前に立ちはだかり回復不能な傷を負ってしまい、そのイヴンの傷をリィが不思議な力で治し・・・・となっていたはずだったのに、この物語ではそんなことが起こりようのない設定になっているじゃありませんか!!  おまけにシェラが育った場所の設定も異なるし、何がどうしてどうなっているんだ??と混乱してしまったのです。  何せ KiKi の勝手な思い込みとしては、この物語、言ってみれば「デル戦」のサイド・ストーリーだと思っていたのですから・・・・・(笑)  で、下巻まで読み終え巻末の作者のあとがきを読んで初めて、この物語が「デル戦」が描かれる前に著者が書いた、別バージョンの「デル戦」だったことを知り納得した次第です。  なるほどね~。 これが「原型」だったんですね~。

    両方を読んでみての感想としては、さすがに「デルフィニア戦記」の方がよく練られているな・・・・ということ。  この物語もそこそこ面白い・・・・とは思うのですけど、やっぱり「デル戦」はこの「原型」を書き上げた後で再度多くの設定を考え構築し直して書かれた作品であるだけに、世界観の厚み・・・・みたいなものが違うなぁと思うのです。  いずれにしろこうして両方を読んでみると、結局のところこの物語(デル戦 & 王女グリンダ)の主人公はウォルではなくリィだったんですねぇ・・・・・。  

    (全文はブログにて)

  • プレなだけあって、結構省略してある部分が多いですね。でも、ところどころ本編とは違う設定があって楽しかったです。
    リィが「ぼく」って言っているのが一番の驚きでした。

  • 「デルフィニア戦記」のプレ・ストーリー。上巻

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