経験を盗め 文化を楽しむ編 (中公文庫 い 102-1)

著者 :
  • 中央公論新社
3.43
  • (5)
  • (15)
  • (29)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 151
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048850

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • めちゃくちゃ面白い。出版が10年前なので、水族館の話とか、ところどころ情報が古いけれど、真否がどうとかそういう本ではない。語り上手、聞き上手のいろいろな専門家がおもしろおかしく会話を発展させる様がとにかく素晴らしい。CD聞くだけになっていたコンポを、ラジオも聴けるようにセットアップしようと重い腰をあげるきっかけになりました。
    今まで読んだ対談書き起こしの本の中で一番かも。

  • 頭の中をシェアしよう

  • 経験を盗む、自分の知らない世界の知識、雑学を得るという目的で読んでみたけど、まず基礎的なところがわからないから、そんなに参考にならなくて途中で読むのやめた本。水族館の話は面白かった。 話し上手聞き上手とはみたいなのとこを研究?する視点でまた気が向いたら読んでみようかな。

  • 2014年7月11日読了。糸井重里が様々な分野の専門家と対談しその内容を読者とシェアしよう、という『経験を盗め』シリーズの1冊、「文化を楽しむ」というテーマに沿って選んだ対談集。落語家からトイレの研究家、祭りの専門家(みうらじゅん!)など、「こんな面白いことをやって生活している人たちがいるのか!」とショックを受けるプロたちのセレクションだ。また話の内容もみな面白い、こういった研究の積み重ねが日本の科学技術や教育を広い裾野で下支えしてくれているのだと思うと安心するわ。

  • 何気に、テーブルの下からツッこんでくれるような本だとも言えます。つまり表だってたしなめたりはしないんですよね。そこが「経験を盗め」であるのかもしれない。読者であるお前さんが自分の力で感じとりなさいみたいな。余計なおせっかいは一切ない中で、好奇心を満たしてくれるし、それぞれその道に詳しい人たちの知恵や知識に触れることができる。

  • 途中でちょっと飽きてしまった。でもいい本。

  • 世界には様々な職業があり、様々な職業人がいる。
    そのことを改めて認識させてもらった。
    近しい職業に就いている2人の対談に糸井重里が加わった形で話が進んでいく。
    普段あまり仕事内容を知らない職業や、一般の人からして遠い存在に感じる人々の話を聞ける貴重な機会。
    次の「経験を盗め」本に進みたい。

  • 前回読んだ「奥の深い生活&趣味編」もそうでしたが、写真付だと知らない人でも「ほーー。こう言う人なのね」と言うのが解って良いです。
    今回も知っている人は8人。
    矢野顕子さんの「春咲小紅」の作詞は糸井重里さんだったようで。
    空で歌える自分が怖い(笑)

  • すごく軽いタッチで伝統文化に親しんできた研究者たちやプロたちのお話が聞ける。このイトイさんっていうのはほんと好奇心旺盛な人だね。女子からみると男子っていうのはなんであんなクダラナイものばかり集めたり収集したるするものなのかと。不思議に思うことだろう。が。男子は実は生体として女子より弱い。これはもう。そう。男子は基本プライドが高い生体だから。そのへんの弱点をチクチクするようなお話になったら大抵の男子ズタボロ。表情はあまり変わらないけどね。何か誰にも邪魔されない。よりかかるモノがほしくて深層心理は哀しくてつい「クダラナイもの」に手を出す。そして集める。世界を作る。もし捨てられたら。それは男子の心を崩壊させたのと同じ。女子は男子より一日の間でおしゃべりしなくはならない量がある。それと似ている。男子はそれほど人と会話しなくても大丈夫な量に設定されている。ガールズトークって聞くけどメンズトークってあんま聞かない。メンズたちはモノと会話してる。寂しいけどね。バイク・車・時計。。花火とお祭り。このあたりのお話がけっこう面白い。よ。

  • 役に立つ事もそうですが読み物としてもおもしろい。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

糸井重里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×