とせい (中公文庫)

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著者 : 今野敏
  • 中央公論新社 (2007年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122049390

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とせい (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 暴力団の話ではなく「ヤクザ」の話だ。任侠の世界なので素人さんには手を出さない。素人の正攻法ではうまく行かないものが、裏の世界の方法ではうまく行く。そんな方法で出版社を立て直していく。痛快ではないか。

  • 任侠道をわきまえたヤクザが今時いるなら、いいなぁ。

  • p.40
    「何か食っていくか?」
    「マックでハンバーガーでも食べますか?」
    「頼むからよ、ヤクザなんだから、そんなもの食うなよ…」

    任侠ヤクザが慣れない出版社の社長になり、慣れない仕事が始まる。特技を持った人が都合よくいて、闇金やらシマの話やら出て来て、わやわやトントン拍子に進んでいくところが愉快。
    運のある人柄がいい人たちばかりで軽いストーリー、こんな感じに社会の裏側を覗くのは楽しいなと。

  • 渡世の知識が身に付きました笑。古き良き渡世人の日村がとても魅力的。全体的にほっこりするいい話だった。

  • やってしまった(T_T)
    題名が任侠書房となり再度発売。
    同じ本を2冊購入してしまった。

  • おもしろかった。
    ヤクザさんが、同じ人間なんだとわかり、身近に感じられるようになりました。

  • これぞまさしくエンタメ小説!

    ヤクザものですが、人情溢れる登場人物たちに優しい気持ちにさせてもらえました。
    親分、憎めない人だなぁ。

    最終的には丸く収まることが分かっていても
    それでもハラハラしてしまう。
    余り期待しないで読んだ分、何だか得した気分です!

  • 組長の思いつきで出版社の役員になってしまったヤクザの組員・日村が主人公。
    次々と色々な無理難題が降りかかってくる日村が不憫。。でもどんどん活気を取り戻していく社員、適材適所でがんばる組員たちの姿に嬉しくなる。テンポ良く楽しく読みました。
    甘糟刑事のオドオドぶりになぜか安心する(笑)

  • 面白かった〜。任侠病院、マル暴甘糟、任侠学園と読んで、最後これ。これが始まりなんだよね〜。もっとこのシリーズ読みたい。

  • 最近今野敏ばかり読んでいる。
    これはヤクザが主役のお話。今は改題されていますが、元のタイトル『とせい』の方があってる気はする。

    相変わらずの安定した面白さ。
    暴力団ではない、ヤクザなのです。

    2015.09.13

  • 昔気質のヤクザがひょんなことから出版社を立て直すことにな痛快ユーモアピカレスク。

    いやあ今野敏はホントに上手いよなあとあらためて思ったことであるよ。

  • 痛快でスルスル読める。
    まさか、ヤクザと暴力団にそんな違いがあるなんて知らなかった。
    ごくせん的な仁義を通した任侠ものって言うのか。
    こういう団体だけなら、暴追の必要は確かにないのかもしれないし、ちょっとお知り合いになってみたいとすら思うけど、現実問題、こんなヤクザはいるんだろうか…?

  • またしてもパッケージが不思議。任侠シリーズで、出版社が舞台。任侠系の王道に現実的な仕事場を掛け合わせたすっきりした味わいある小説。小さくても生き残っていくには、アイデアと向上心が必要なんだと描かれてくんだけど、やっぱり切り札になるのが昔築いた信用ってのがなんともまあ、真理ですね。結局は忍耐と努力ですよ(笑)

  • テンポが良くて中弛みしない。

  • 今回の阿岐本組の仕事は、傾きかけた出版社の再建と、精密機械部品工場に対する、借金取り立て。しかし、借金取り立てをするはずが、結局、工場の方も助けなければならないはめに。はたして、阿岐本組は、二つの職場を救えるのか?
    目から鱗?勉強になった。「技術がある」だけでは、商売にならない。情報、アイデア、意外性、そして勿論、「これが作りたい」という熱意も重要。諦めの空気に満ちていた会社が、活気を取り戻していく様子は、読んでいて面白い。そして、次々と問題が湧いてくるにも拘らず、事態は好転する。さすがは阿岐本組長(笑)

  • すごく面白かった~!今野敏さんって警察小説やハードボイルドとかの印象があってこれまで読まず嫌いしてたな・・・反省。
    解説の方も書かれていたがヤクザの小説を読んで堅気の自分が元気になったりスカッとしたりってどうなんだ?
    と思うけどめいっぱい楽しんだなあ。組長の阿岐本のちょっとした気まぐれで倒産寸前の出版社の役員になったNO.2の日村を始め組員達の奮闘ぶりがズッコケてたりカッコ良かったり、ハラハラしたり忙しかった。『任侠書房』というコミック化されてるようで読んでみたい。次は『任侠学園』⇒『任侠病院』読むぞ。

  • 本シリーズはどうなのかと少々敬遠気味だったが、相変わらずの筆遣いでサクサク読めるし、ストーリー展開も気持ちいい。やはり著者の本は面白いと思った。
    主人公が隠蔽捜査シリーズ主人公の竜崎さんに通じるものを感じたのは、著者が同じだからか?
    まぁ、かなりのご都合主義な部分も感じなくはないが、ある意味でエンターテインメント小説の王道っぽくて楽しめる。

  • あああ、面白かった!瞬きするのも、忘れちゃうくらい、次々といろんな事件が起こっては解決していく。そこに義理と人情が垣間見える。ヤクザなんて怖い存在なんだけど、この小説は信じても良い人がいるんじゃないかなんて、思えちゃうくらいに愛情にあふれています。このシリーズが大好きです!

  • なんだか、いたるところで予定調和ですがそれも阿岐本親分の“強運”と“人徳”のおかげか、嫌味なところはありません。ニヤリやホロリとさせられる箇所も適度に配置され、読後感はもちろん、読んでる最中の気分も非常にいい本です。

  • 弱小出版社の経営立て直しに挑む任侠ヤクザたちの物語。こういうのを読むと実にカッコいいんだけど、ヤクザ。現実にはいそうにありません。というより、現代を生き抜けないと思います(笑)。特に日村、あまりにまじめすぎて気の毒になってくるぞ……。
    出版社も、社員たちはけっこう有能。次々と企画が当たっていくのは痛快です。ユーモアたっぷりな物語のテンポも実に読みやすくって。しかしこの組長、本当に何も考えていないんだろうか。

  • やくざが出版社の社長になる!?
    シリーズ化も納得の面白さ。

    一風変わった組長の元、普通のヤクザとは違った苦労をする、主人公。

    シマを大切に。
    カタギあってのヤクザ。
    阿岐本組は、暴力団ではなく、任侠。

    テンポよく、楽しく、時にじーんとくる。
    最後までハラハラドキドキ。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-f07a.html

  • ファンタシーとして面白い!
    ヤクザ云々だけど、まぁ良し!?

  • リズムも良く、引き込まれた。任侠道を守ってる小さな組。でもいろんな分野のやり手が揃っていたとは誰が想像したろう。続編も読みたい。アイディアの豊富さと行動力、見習いたいなー。
    とても楽しんだ。

  • ヤクザも生きづらいものなんだなぁ、「素人衆に信用されてこそ」、こんな任侠を持ったヤクザならば、街も平和になったりするのかも…、なんて思ってしまった。

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