- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122049673
感想・レビュー・書評
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壮大な本だった。最後は科学の進化論化、で閉じられていた。これほどの全体像が見えている人がそこに乗っているんだから「一派閥」で済む話ではないだろう。
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上下巻で、人類発生からほぼ西暦2000年まで、地球上で人間が行ってきた様々な活動を読むことができる。
ある激動の時代を掘り下げてという読み方ではなく、その前後も含めて、それらの相関関係の一部なのかもしれないが、読み、感じることができるところにこの本の価値がある。
歴史は繰り返される的な事ってよく言われるが、この本を最後まで読み進めてみると、今生きているこの先の時代は、繰り返されることなんてない別の未来がありそうな気になって、ワクワクする読後感。
人間の本質的な部分としての宗教と文化、異文化間の交流と病気、そして争いが上巻から流れるメッセージだと思っていたのだが、近代に入ってからの宗教の役割、科学技術の進歩が、これまで歴史を語ってきたマクニールにもわからない未来への洞察というか予想?が少しだけ垣間見えたところが下巻最後のクライマックス。 -
2015年10月アメリカ右左カナダ、11月中国と、出張ピークジーンズに同行してくれた本。今まで読んだいくつかの本を理解するヒントも多い。ここから、トマスピケティの21盛期の資本へ戻る予定。
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読了
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世界史をほとんど勉強せずにこの歳にまでなってしまったから、かなり勉強になった。
受験勉強のような詳細な数字は全く頭には入らなかったが、大雑把な歴史の流れを再確認できたのがかなり有意義。 -
上巻の大苦戦にビビッてしばらく置いておきましたが、半年ぶりのチャレンジ。
時代が近くなれば少しは理解も深まるかと思ったけど、やっぱり難しい。ただ「読んだ」という事実だけが残った。。。
何の足しにもならないレビューでごめんなさい。 -
気になるフレーズに、歴史学は人類学に、人類学は歴史学に近づけばというのがあった。
学校の授業では無機質的に教えてもらう色合いが強いので、そういう要素がある授業を知りたかったと思えた本でした。