- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122050860
感想・レビュー・書評
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シリーズ初の上下巻モノということでスケールが大きくまだ事件の全容がわからない。今シリーズの集大成的な位置付けになることは間違いなさそうで下巻にも期待が持てる。
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刑事 鳴沢了シリーズ10作目上巻。
このシリーズも最終章です。
何者かによって、鳴沢は殺人事件の容疑をかけられ、相棒もいないまま、自分の容疑を晴らすために(仲間のために)一人捜査に乗り出す。
昔登場した人物が次々と登場します。
新潟県警時代の若手刑事だった大西海刑事。
警視庁を退職し、僧侶になった食いしん坊刑事・今 etc
鳴沢の総決算ともいうべき展開で、スピード感に溢れているなあと思いました。
いろんな伏線が張られていますが、これが下巻でどういう結末を迎えるのかとても楽しみです -
夜明けに鳴ったインターフォンが事件の始まりだった。訪問者は青山署の刑事たち。彼らは開口一番、鳴沢のアリバイを確認してきた。前夜会っていた情報屋が殺され、その容疑をかけられたのだ。美味しいネタとして仄めかされた言葉「ABC」-それが彼の命を奪ったのか?自らの疑惑を晴らすため立ち上がる鳴沢だが…。
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夜明けのインターフォンに起こされた鳴沢は、そのまま青山署に連行される。昨夜会った人物が殺されたという。事実上の謹慎を言い渡され、1人、捜査を開始する。彼は鳴沢にどんな情報を伝えようとしていたのか?ある疑念を元に、公安の山口と会う約束をするも、約束が果たされることのないまま、山口まで犠牲に。凶器には鳴沢の指紋が…。仲間とも不自然な状況により引き離され、完全に孤立無援に。さらには命まで狙われ…過去の因縁が頭をよぎる。どうなる鳴沢!?下巻へ!
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今度は、殺人事件の容疑者。
シリーズを重ねるごとに面白くなってくる。 -
刑事・鳴沢了シリーズ第10作。
因縁のある情報屋が殺され、鳴沢に容疑がかけられる。不利な展開のなか第二の殺人が起きて……。
五里霧中、四面楚歌といった四字熟語がぴったりの状況に陥った鳴沢。そんな彼の力になろうと、過去の作品に登場した面々が集う。シリーズ最終話にふさわしいオールスターキャストの趣。 -
堂場さんの色々な刑事シリーズの中でこの刑事・鳴沢了は初読。
シリーズ10なので前後がわからないのが悔やまれる感有。
だが、現職の刑事に殺人の疑惑がかかり、潔白を証明しようと走り回るという展開は手に汗握ってしまう。
2012.9.10 -
8