新訳 ゲリラ戦争―キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫)

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制作 : Ernesto Che Guevara  甲斐 美都里 
  • 中央公論新社 (2008年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122050976

新訳 ゲリラ戦争―キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • [ 内容 ]
    奇襲を活用せよ。
    敵に動きを悟られるな。
    攻撃して撤退を繰り返せ。
    キューバ革命軍のゲリラ戦を指揮・指導したチェ・ゲバラが、自らの戦略・戦術理論をまとめた書。
    様々な事態を想定した作戦形態や闘争方式などの一般原則から組織論、生活信条までを情熱をもって語る。
    ゲバラ本人の注釈について説明を施した決定版を訳し下ろし。

    [ 目次 ]
    第1章 ゲリラ戦の基本原則(ゲリラ戦の本質;ゲリラの戦略 ほか)
    第2章 ゲリラ隊(社会変革者としてのゲリラ戦士;戦闘員としてのゲリラ戦士 ほか)
    第3章 ゲリラ戦線の組織(補給;市民組織 ほか)
    第4章 補遺(最初のゲリラ部隊地下組織;権力の保持 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 「つねに動き続けること。ヒットエンドラン、攻撃して撤退する」p.20

  • 自身が体験した中で得たノウハウを教えてくれているが、チェ・ゲバラには生まれ持った才能が高い事を示している。

  • ゲリラの教科書です(笑)

  • チェ・ゲバラのゲリラ戦術に関する戦略・戦術書。
    ゲリラ戦争を遂行する上で必要な戦略戦術についてはもちろん、ゲリラ生活上の事細かなことまで詳述されていた。
    また、あまり共産主義思想の影響を受けた感のしない本であった。

  • チェ・ゲバラの清さと厳しさ。実際こういった思想が部下や援助者やゲバラ自身を持ち上げたのでしょうが、加えて、彼の下で革命の負の側面を背負った兵達、この本の内容からは反するかもしれない手段に出た人達を守る盾になったのも彼の英雄的な清き思想・仮面だったのではと思います。

    それにしても多くを語る本とは、こういう物を指すんだなと...。そこらに転がる「平和について数百ページ分考えてみました」とか「戦争に...」「世界に...」「未来に...」云々何やらの本などよりも薄っぺらいこの文庫の方が読んでて実があり、多数考えを改めさせられます。いや、そんな事は至極当然なんですが。

  • 要修正、などの赤入れがなされたままの原稿が基になっているらしい。惜しむらくは完成させることなくチェ・ゲバラがなくなったことだが、下手に生き延びてしまったら今みたいに神格化されてなかっただろうなぁ。。。

    企業から個人へ、とか、ノマドとかフリーエージェントとかいう言葉が人口に膾炙してますが、基本的にそれは地域への束縛から逃れるという方向での話です。ただ、その「企業から離れた個人」を「ゲリラ」としてとらえると、実は如何に地域社会と協力できるかがポイントになるのかもしれないなぁ。ま、比喩だけで全部当てはめるのもおかしな話だけどね。


    ゲリラ戦は、本来それ自体では完全な勝利を得る機会のない戦争の一段階であることが明らかである。正規軍としての性格を獲得するまでの戦争の初期段階の一つであるといえる。

    戦いの発端において、ゲリラ戦士の一番大切な任務は彼自身が殺されないようにすることだ

    「7つの黄金律」
    負ける戦いはしないこと
    常に動き続けること。ヒットアンドラン、攻撃して撤退する
    敵は武器の主力供給源であると考えよ
    動きを隠せ
    軍事行動では奇襲を活用せよ
    余力があれば新しい縦隊を作ること
    一般論として、3つのことに留意しつつ進めること。すなわち、戦略的防衛、敵の行動とゲリラ行動のバランス、そして敵の壊滅

  • 負ける戦いをするな。
    小でも大を食える。
    敵の武器は自分の武器である。
    攻撃して撤退を繰り返せ。Hit and Run
    相手の不利な地形で戦え。(自分の有利な地形で戦え)
    奇襲を活用。
    動きを隠せ。
    ↑ビジネスにも使える。

    ゲリラ戦争は、無差別に人を殺さないという点で、テロとは異なる。
    抑うつされた社会の解放策として、ゲリラ戦争は有効である。

  • 類まれな一貫性を持った男

  • 図書館から借りました

     実用書、か。
     ゲリラ戦の教本。

     これ一冊読むと、密林でのゲリラ戦の装備から、心得から、わかります。

     特に。
     靴が重要、とは。
     そして、ラードを持っていくと。(エネルギーの補給のため)

     そしてテロを否定。
     見せかけでも民意を反映させている政治形態であるうちは、ゲリラ戦は行うべきではないと。
     破壊活動は一部の企業に向けて行うべきではないと。

     社会主義と似ているが少し違う形の国作りを模索していたチェ。

     ゲリラと聞くと、怖そうですが。
     モラルを第一にしているので、安心して読めます。

     モラルなく、ただ暴力だけでのゲリラで得た国家は長い政権を維持できない、ってことですかね。 

  • キューバ革命時のゲリラ戦の様子がその作戦や行動規範から、なまなまと理解できる。ランチェスター戦略と同じように、兵法は経営に役立つと思う。

  • ソダーバーグ監督の映画を観たときに、チェ・ゲバラが非常にストイックな男であることに惹かれたのだが、この『ゲリラ戦争』を読んでその思いがさらに強まりました。

    キューバ革命を通して、チェ・ゲバラ自身の中でゲリラの戦い方が完全に確立されていたことがこの本ではよくわかるし、これは「ゲリラ戦争教典」や「ゲリラ戦争規約」と例えてもいいかもしれない。戦略・戦術論に加えて精神面まで、「ゲリラとは何か、何をすべきか」が本当にこと細かに書かれています。

    現代の日本でゲリラ闘争に身を置く状況はおそらくないと思うのだが、この本を読むことによって組織論を自らの環境に当てはめることはできるのでは、と思った。ゲバラやカストロが命がけで闘った革命の中で、ゲリラ軍はそれを成功させるために考え抜かれた組織体系なだけに、そりゃ研ぎ澄まされたものだろうと想像出来ます。

    あと、原書のスペイン語ではどうなのかわからないが、日本語訳が格言めいた文体で書かれているのが良かった。ゲバラの口調は力強い方が絶対良い。

  • 弱者である者。
    弱者である組織。

    そしてなお大望ある者。

    読むべし。

  • 革命とは、ゲリラ戦士とは何かについて、ゲバラの考え方がわかったような気がする。
    共産主義に対する見方を変えてくれた一冊。

  • いつ隣国が日本を乗っ取りにくるかわからない。 その時はみんなでゲリラ戦術を駆使して追い払うしかなくなる。 イスラムのテロリストたちはこの本から学んでいるとか、米軍も教科書として使っているというのも聞いたことある。その戦術をみんなでゲバラから学ぼう! 

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奇襲を活用せよ。敵に動きを悟られるな。攻撃して撤退を繰り返せ。キューバ革命軍のゲリラ戦を指揮・指導したチェ・ゲバラが、自らの戦略・戦術理論をまとめた書。様々な事態を想定した作戦形態や闘争方式などの一般原則から組織論、生活信条までを情熱をもって語る。ゲバラ本人の注釈について説明を施した決定版を訳し下ろし。

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