蝕罪 (中公文庫 と 25-15 警視庁失踪課・高城賢吾)

著者 :
  • 中央公論新社
3.51
  • (35)
  • (147)
  • (173)
  • (25)
  • (0)
本棚登録 : 1348
感想 : 125
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122051164

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 鳴沢了シリーズと同じく「え~!?」という偶然が起きるのだけど人物設定がいいのか最後まで面白く読みました。
    でも、探している人物が金に困っているときにたまたま1千万円拾って、さらにそれを落としたおばあさんがその人物がやっていた悪徳商法の餌食になっていた経緯も乗っかり、最終的にはそのおばあさんの死亡の情報がたまたま主人公の警察署に来るなんていうハットトリックの偶然は宝くじ以上の確率だなと・・・・・。

  • 失踪者を探すだけの花の無い部署に配属された、アル中刑事。失踪者を探すはずが、物語は想定外の流れになり、事件を追う事に。

  • 刑事ものは好きだけど、この話はなかなか頭に入ってこなかった...シリーズものだし、自作も読んでみようかな。

  • なかなか入り込めなかったな。

  • 堂場瞬一にしてはキレがなかった。
    登場人物や土地の説明がくどく、飽きてしまう。
    期待していただけに残念。
    ドラマの評判は良いようですね。

  • 今度ドラマ化するテレビ朝日系「警視庁失踪人捜査課」の原作第1作目。正直、ワンパターンの展開に飽きてきた。登場人物も、主人公がひねたおじさんという設定も変わらないし、相棒の女刑事がいちいち突っかかってくる性格なのも同じ。最後も、どこかのアジトで乱闘して終わり。ハードボイルドっぽい設定だけど、なりきれていない。
    最初、失踪人を探している段階では事件性がない(わからない)ため話が進まないが、後半から次々と事実が判明し2件の殺人も絡んでペースアップ。
    それでも、失踪する原因となった悪徳商法の設定もイマイチ生かしきれてないかなぁ…主人公以外の登場人物の描き方があまりに淡白で、それ以外で被害になった人達に感情移入できない。そうでなけれ社会問題としてのヤバさを掘り下げていってほしいところ。使い古されたネタだったのもよくなかったかもしれない。

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堂場瞬一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×