ジウ 3 (中公文庫 ほ 17-3)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122051188

感想・レビュー・書評

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  • ジウの最期・・・・・・泣ける。
    凶悪な犯罪者だったけど、ジウに嫌悪感なんて湧かずに
    何だか悲しというか切ないと言うか・・・。

    3冊目にして、やっと少し基子を受け入れられた(笑)
    東に対する美咲の語りは要らないかなw

    まだまだ続くジウ絡みシリーズ・・・楽しみ♪

  • ・1/27 読了.なるほど、サスペンスというよりはSFっぽく壮大な展開だったんだ.女性警官ふたりの後日談をつい知りたくなった.

  • 事件そのものとは関係なく、美咲とあの人がくっつくのか?それともあっちの人か?そんな事が気になった。別のあの人も基子にかなりご執心の模様?男性ばかりの職場に若い女性がいれば‥‥まあ、それだけで注目もされるからね。

    このシリーズは読み始めると途中でやめられなくなる。私はプレステとかオンラインゲームなどはやらないけど、ゲームをしていてやめられなくなる感覚って、こういうものかな?と思った。

  • 3部作の完結編。

    SATに復帰した伊崎基子は、総理大臣の選挙演説の警護に当たるが、暴動の末、総理大臣は拉致されてしまう。

    一方、歌舞伎町では新世界秩序を掲げる暴徒達が、道を封鎖し、歌舞伎町に籠城、暴力、強奪、殺人等の悪の限りを尽くしていた。
    総理大臣の命と引き替えに、歌舞伎町の治外法権を要求するという事態に。

    伊崎の心模様は?
    警視庁の黒幕は誰なのか?
    封鎖された歌舞伎町はどうなってしまうのか?
    ジウの犯行動機は?

    全ての謎が解けていく。

    完結編にふさわしく、東主任、美咲、伊崎、ジウ、ミヤジとそれぞれの動きがめまぐるしいです。

    アクション系警察小説としては充分ありですね。

    でも最期のミヤジのセリフが気になる。

    続くの?

  • 2018.08.27.読了
    ジウⅠ〜Ⅲ。読み応えはありました。
    でも、この手の警察小説で気になるのは、いつも最後が荒くまとめてあることです。つまりⅢがいちばん面白くない。
    ああ、あの時のキャリア署長がコイツだったか。みたいにⅠ〜Ⅲを通して話はうまく繋がっているんです。しかしながらⅢは全体的にほぼSF。残念です。
    こんなこと有り得ないよ!ってことの連続で、どうまとめるつもりよーっておもっていたら、案の定、全破壊で終わり。
    ただジウがカズレーザーだったことにウケました。
    それと、ほんっとにくだらないのが門倉美咲。
    ウザい女です。今まで門倉ーって呼んでた東が極限状態で美咲っ!って呼んじゃうとか。。。まぢで要らない。茶番。
    誉田哲也氏の作品、ストロベリーナイトを読んだ記憶はあるんですが内容は全く覚えておらず、ただつまらなかったことだけきちんと覚えていて。
    だから、今までジウにも手を出さなかったのですが。
    でもストロベリーナイトよりは、ずっと面白かったはずです。何しろ読み応えがあるので長編好きの方にはオススメ。誉田作品、今後読むか?と言われれば、うーん。って感じですかね。

  • 新世界秩序
    基子 もどってきて、良かったわ

  • 新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。“新世界秩序”を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。彼らの狙いは何なのか?そして美咲と基子はー!?

  • ジウ シリーズ完結編
    井崎基子どこへ行ってしまうのか…と心配にもなりましたが
    こっち側に戻ってホッとしました。派手なアクションシーンも面白かったです。

  • 門倉美咲にはイライラしたが、最後に基子を救ったのはやはり美咲だった。

  • ジウの正体を突き止めるための大々的な捜査、そして、総理大臣を標的とした大事件の結末、美咲や基子の無事はどうなったのかや、事件の収束と、意外なところでつながっていた人間関係など、最後までドキドキものであり、壮大な事件に警察関係者が関わっていたこと、凄惨さの残る、衝撃的な結末だったと感じた。子供を狙った誘拐事件と、ジウとの関連、正体がわかったこと、基子と松田が事件に関わっていたという衝撃の大きさを感じ、美咲が無事であったことに安堵した気持ち。3部を通して、基子の転落をまざまざと感じたものであった。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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