- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122051188
感想・レビュー・書評
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3.5 結局、シリーズ三巻も一気読み。歌舞伎町に行きたくなった。
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う~んと。話が大きくなりすぎて、もはやありえないでしょ!と突っ込みどころ満載…。1巻はものすごく良かったんだけど。個人的にファンだった伊崎基子の使い方がもったいなさすぎる!ジウの扱いについても、残念というか。タイトルにするほどの存在感が(1巻読了時には物凄く期待してた!)まるでなかった。まあ、期待を裏切る展開ではあったが…(意外といい子だったし)終章で一気に説明、というのも雑な感じがした。ただ、雨宮はやっぱり好きだ♡
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完結!
面白かった!
あんな大惨事だから、ハッピーエンドにはならないけど、しっかり納得のいく終わり方をしてくれた。
よかったぁ。 -
ついに完結!
ああもう、3が一番おもしろかった。
今まで張られていた伏線が全部回収されたって言うのもそうだけど、
戦闘シーンや、登場人物の心理描写もますます臨場感や緊迫感にあふれていて、ページをめくるスピードが速くなりました。
残酷な描写も多いのだけど、東と美咲のやりとりはなんだかほっこり、きゅんとするし♡
基子もやっぱり根っからの悪人ではないし。
基子と美咲は水と油みたいにそりが合わないけど、最後は仲直りというか、お互い分かり合えたのだと思うし、
基子が本当に雨宮を好きなんだなってわかって人間ぽい一面がみれてよかったと思う。
いつの間にか警察官僚も政治家も巻き込んだ一大事件となっていたけど、スケールの大きさに飲まれることなく、細かく丁寧な人間関係の機微のようなものも描かれていて共感できます。
そして、ラスト。美咲が利憲くんに会って語った話は少し涙腺にきました。
ジウの本当の目的はなんだか切なすぎた。
だからって許せることじゃないけど。
警察小説は苦手だったけど、誉田さんの作品は読みやすくて好きです。 -
2016.7.24読了
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2016.06.26
全3巻のラスト。
東とコンビを組む美咲は、新世界秩序の設立を目指すミヤジとジウに迫る。
SIT時代に一緒だった基子は、どうなるのか。
警察という国家権力の中に潜む黒幕は…。
様々な事件に絡んだ容疑者や、
謎が最後に向けて一つのライン上にのっていく。
愛とは、社会の秩序を守るために作り出した檻のようなもの。常識とされているものを全て取り払ってしまえば、殺しさえも自然なこと。
「殺しを容認」しているのではなく、
殺しというのは、常識やルールで禁止されているだけのこと。
決して、新世界秩序に同感したわけではないけれど、意味には納得してしまう。
そして、そんな世界に住んでいる人は、
この日本でもいるんだろうなと思った。 -
なかなかの回収劇でした。
かなり無茶な感じはするけど。
そんな急に無秩序になれないよ、人は、と思って。
あと、この主人公の女性2人が警察官らしくなくて、井崎だけでなく美咲も、犯罪を憎むとか、そーゆー警察官らしさがあまりなくて、姫宮玲子のような一本気がなく感じて、その点は本当もったいないなぁ、というまま最後まで来てしまった。
最後のゆうかいされたしょうねんとのやりとりにほっこりしました。
2016.6.25 -
おもしろかったし、手は止まらなかった。
でも、ちょっと荒唐無稽すぎるかなー。
読み終わってかから、この話というかシリーズは続きがあるとのこと。。
そういえば前に国境事変を読んだ時に同じ人が出ていたような。。
この世界から、とても普通の世界には戻れないように感じるのですが、、 -
事件は終わった。多くの人を殺した基子の本質が最後に見れ、それに気づいてあげれる美咲がそばにいたことは救いだった。
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全3冊読了。正義は必ず勝つにしても、ガチンコでやり合う感じがたまらなく良かった。