- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122051188
作品紹介・あらすじ
新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。"新世界秩序"を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。彼らの狙いは何なのか?そして美咲と基子は-!?シリーズ完結篇。
感想・レビュー・書評
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まるで「ニューヨーク1997」やん!
(続編というかリメイク作品「エスケープ・フロム・L.A」が、Netflixで配信中!)
それのリトル版みたい!
しかし、歌舞伎町をそんな事しても、そんな事ずっとは続けられんし…
現状で、一部の人らだけ、ええ思いをして…の世界を今まで虐げられた人らの世界にする為、全てをリセットか…
確かに賛同する人らもおるかもしれんけど…
なかなか、非現実な感じ…
こんな街のど真ん中でやらんと、どっかの秘境でやったらええんちゃうの?とは思う。
ジウの動機的なものは、悲しいけど…ここまで、してしまうと、もう、同情レベルではないしね。
ミヤジも狂ってるけど、まだまだ、同じ思いの人が…
このシリーズ、まだ続くし、既に手元に何冊かあるけど、こんな人らが、増加中なんかな…
まだまだ楽しもう〜!
血ドバドバでした〜(^_^)v詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
舞台が歌舞伎町なのが臨場感沸きます。色んな愛がありますよね。→国境事変へ
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シリーズ最終話。前作で出てきた新世界思想だが、最後まで読んでも良く理解出来ない。歌舞伎町を封鎖して別世界ができるだろうか。ジウは破綻を最初から望んで話しを進めたようにも思う。
ただ歌舞伎町戦争とでも呼ぶようなスケールの闘いの臨場感が凄かった。どのように解決するのかと思っていたら、地味な門倉が意外な行動。それと伏線回収となる警察内部の汚染による協力者の追求と逮捕。ジウが伊崎を殺さなかったのも、伊崎と雨宮の関係だったかも、とか色々考えてしまう。
このシリーズは殺しやレイプなど読むに堪えない表現も散見されるが、最後はどのような結末を迎えるのだろうか、との期待感であっという間に読み切ってしまった。 -
H30.3.2 読了。
・歌舞伎町を舞台としたスケールの大きな事件。政治家も警察も巻き込まれていく。アクションシーン、潜入などもあり、とても面白い。
・他の方も感想に書かれていたが、第六章、終章は感動的で目が離せない描写が多く、面白かった。
・『ジウ』の続編も読んでみたい。-
誉田哲也好き の予備軍な方を見つけるとうれしくなって・・・ついついコメントしてしまいます。
続編あるなら読みたい!という気になりますよ...誉田哲也好き の予備軍な方を見つけるとうれしくなって・・・ついついコメントしてしまいます。
続編あるなら読みたい!という気になりますよね、たしかに。
「歌舞伎町セブン」、ぜひ読んでみてください。
それと・・・、誉田さんのもう一つの人気シリーズ
「ストロベリーナイト」も、全力でおすすめします。2018/03/09
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ジウの最期がどうなるのか見届けるため読みましたが
やっぱり2人共好きになれなかった(*´-`)
美咲の東への心の声が多すぎる笑
あれでハラハラドキドキが半減してしまうじゃないか
歌舞伎町封鎖の総理拉致の殺し合い…
ストーリー面白いに決まってます_φ(・_・
主人公に感情移入できないのに既に3冊既読
そして次も読む…こんな事初めてです(°_°)
ある意味まんまとジウシリーズにハマったのですね笑 -
なんか、風呂敷広くて
こんなのおさまるのか?ってハラハラ -
シリーズ完結。
1km四方の歌舞伎町を隔離し、その上空を含め治外法権を要求。新世界秩序という独立国家樹立を企て、総理大臣を標的としたテロが発生。
シリーズ一作目からの伏線が全て回収される。
なんというか、やるせない。読了感は一応すっきりはするっちゃするが。
ジウが...中国からの密入国者として日本に来るものの、両親は強制送還され、小学生にも未たず、言葉も分からず、一人孤独に歌舞伎町で生き抜き、歪んだ人間が出来上がる。
ただ一つの言葉を忘れずに「我在這里」
愛を知らず、愛を求め続け、その最期。
そういえば、かつて、合法的な麻薬経済特区ってのを作ると凄まじい経済効果が得られるなんて論文を書いたアメリカの学生がいたな。
日本国内に治外法権の独立国家というのは些か突飛かとも思ったが、危機管理意識の低い日本人にはこれくらいが想像しやすいかもしれんな。
日本ってクーデターっておきないよな。従順なのか、和をもって尊しと成してるのか。 -
I、II に続いて読んだ。だんだんと私が飽きてきたのか読み進めるペースが低下。話も何か展開が悪い感じが。この巻はじめの戦闘部分は、よかったんだけどなぁ。でも、シリーズを通して全体的に満足のいく小説でした。
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4.5
いやー面白かった。
結構ボリュームありましたが、飽きずに読めました。
エンディングもまぁ好きな感じです。
恋愛ネタをあまり前面に出しすぎず、軽く使っているあたり好きですね。
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2019/1/30読了。
もはや警察小説ではなく、エンターテイメント、と言った方が良いかも。
目まぐるしく、賑やかに、ストーリーが展開されていき、ページを繰る手が止まらない。
いろいろな点で、???と思うところはあるけれど、それを補って余りある楽しさと読み応え。
素子がこれからどこへ行くのか…それが気になる。 -
今ひとつ突き抜け切れていない印象。ハリウッド映画ばりの派手なストーリーや裏で蠢く陰謀などのベタな展開は自分好みのはずなんですが、色んなところが中途半端な気がしてなりません。特に気になるのは“ジウ”が描き切れていないこと。魅力的な人物造詣だとは思うんですが、もっと深く掘り下げるのも有りだったんじゃないでしょうか。主役の基子だけが浮き上がってしまって、物語全体の奥行きが足りない感じ。話しの流れや場面場面の状況を描写するディテールはリアルで面白いだけに、ちょっと残念ですが、今後の楽しみな作家さんです。ひょっとしたら稀代のエンターティナーになるかも知れません。
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2010/01/28
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Ⅰ・Ⅱが面白かったので期待していたが、グダクダどうでも良い事の連続で、
期待ハズレ。残念! -
「ジウ」3巻、読了。「西大井信金立てこもり事件」の後、東と門倉の前に現れた男。新宿東口で街頭演説者の警備にあたる伊崎。徐々に迫り来る闇の力。テロを境に混沌する歌舞伎町でジウが動き出す。。シリーズ完結編。途中、新世界秩序を象徴するような無茶苦茶な展開だったが、後半になって一気に物語が動き出す。ミヤジとジウ、東と門倉、そして伊崎の言動に惹き付けられ、あっという間に終章でした。
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いやー面白かった!我慢できずに読み切ってしまいましたが、最後まで展開が読めずハラハラしました。しかし、ますます歌舞伎町が嫌いになりそー。
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1〜3まで一気読み。
最後までジウ1人が圧倒的な悪かと思いきやミヤジが出てきて警察の中にも悪い奴がいて面白かった。
歌舞伎町がぐちゃぐちゃになった時はかなりグロい場面もあってドキドキした。
美咲と東の関係も面白かったし、基子と美咲の最後はとてもいい結末だった。
警察小説の中ではかなり読みやすい印象。 -
どうしてこんなことに…という思いが止まらないまま読み続けた。爽やかに終わっても、素直によかったねとは思えなかった。
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面白かった 2人の女性がそれぞれ違う道を進み最後分かり合えたと思う ただ、ジウには少しは同情してしまうところがあった 素子のお腹の中の子供とか東との恋愛とか話が続くのかな?
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【三部作のレビュー】
日本で革命は起こせるのか?
この日本に新世界を作り出すことは出来るのか?もはや警察小説の枠を超えている。楡周平の「クーデター」と異なるクーデターのアプローチ。突飛な印象もあるが、きちんとした状況説明とスピード感がそれを補ってリアリティを与えている。主要人物の背景が凄まじい。欲を言えば、ラストはもう少し丁寧に書いても良かったかな。
当時まだブラックボックスだったSATに触れているあたり、筆者の取材力に驚きを隠しえない。 -
シリーズ最終話。
今回は街頭演説に来た総理大臣を拉致するというテロが発生。
その事件には、伊崎とSATが関わっていた。
そして、その後はどんどんと悪い事態に陥っていく。
新世界とは?…あまりにも酷く恐ろしいものだった。
美咲も伊崎を救えるのか?
2018.10.4 -
黒幕、特に警察側を各々が調べていくところは良かったのに、テロ?の規模・内容が非現実すぎて なんだかなぁ。 基子の目覚めの早さと、ジウってこんなだった?な、急展開。「尻尾切り」は分かるけど利用される方も馬鹿じゃ無いんだから・・。
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はちゃめちゃ。で、面白かったし、
素直に感動もした。ちょっと臭いけど。
ジウの動機に関しては、
なるほどと頷けなかった。
でも、とある人物に抱いた悪感情が消えたのは良かった。笑