- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122051300
感想・レビュー・書評
-
垣根氏のサラリーマンシリーズも、もちろん面白いが、やはりギャングものの方が個人的には好みだな。
コロンビアの日系移民であるマフィアのお話。もちろんフィクションであるが、コロンビアにおける麻薬ビジネスの最盛期だった史実を盛込み進むので、入り込みやすい。
ただのドンパチなんて描写ではなく、垣根氏は心理描写がとても巧い。
欲に対する描き方が、ドライでシンプル。
同じ境遇の少女を荒んだスラムから拾うのだが、上巻読み終えると映画『city of god』を彷彿させつつ、『レオン』的になってゆくのかと思わせる。
下巻も楽しみ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名作です。
-
けっこうなハードボイルドでした。
-
貧乏なコロンビアでの日系二世、のし上がる為にはマフィアになるしか無かった。他のボスとは違って情に厚いマフィアのボス。今回は日本警察に勾留されている仲間の奪還と裏切りの復讐。
-
コロンビアの国の情勢について無知だったので、衝撃を受けた。
-
コロンビア、ギャング、麻薬、そして日系の孤児。得意の垣根パターン。なぜか惹かれる。
-
まだ新しいのに図書館で見つけたので借りました。またまたお得意の南米・マフィア・銃、の展開で、このところ垣根さん作品を読みすぎなのか、ちょっと飽きてきた感が。。。そして特に前半部分はコロンビアのお国事情の説明が長くてちょっと退屈。まあサウダージのように性描写が多すぎないのは救いです。後半は主人公のほかにカーサ、警察(特に若槻元刑事)あたりの絡みに期待。
-
2009年04月 6/36
-
09.04.15〜09.04.17読了